amiriさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.3

炭鉱の町からロケット開発に挑んだ実話。

大人になったら炭鉱で働くのが当たり前の地で、自身の夢を追いかけ、それをサポートしていく周囲の姿が印象的。
ソ連の人工衛星の話は世界史の一般教養レベルでは知って
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スケアクロウ(1973年製作の映画)

3.8

アメリカンニューシネマの傑作。

男同士の友情を描いたいい映画。
喜怒哀楽豊富でシリアスな部分もユーモラスな部分もあっていい。
ラストシーンも好き。

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.0

愛すべきタランティーノ。
タランティーノ映画にしては見やすい部類だと思う。

でも、ワンシーンワンシーンにセンスを感じるし、ユーモアあふれてて面白い。
あと、相変わらず音楽がいい。

オチは流石のタラ
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

3.7

スピルバーグが描くナチス占領下のユダヤ人迫害。
自身もユダヤにルーツを持つなか、どんな気持ちで作ったのか。

当たり前のことだけど一つの命の重さを実感する。
世論により自身の意思が麻痺し統合されていく
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

3.6

スカーレットヘイトが盛んなようだがそこは気にならなかった。
ただ、ひたすら長い。
後半あんなに尺いるか?

スカーレットとバトラーは人間の真。
メラニーとアシュリーは人間の偽と感じた。
どっちが良いと
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.2

心がジーンと温まる名作。

個人的にこんなに言葉が刺さる作品はない。
「敬礼は君より優れた若者たちがしてきたもの」
「良心は滅びた」
「足が絡まっても踊り続ける」
言葉に結びつく一連の掛け合いがとても
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.8

ホラー映画と捉える人もいるかもしれないけど、個人的にはホラーではない気がする。
このアプリのジャンルでもそうだがサイコサスペンスなのかな。
近い映画だとsevenとか。

事件自体を丁寧に描いているか
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情婦(1957年製作の映画)

3.9

クリスティ「検察側の証人」原作。

実にクリスティらしい幕切れだった。
登場人物もそれぞれキャラが立ってたしストーリーも面白かった。
特に傍聴席の女性二人が好き。

エンドロールにもあるようにあまり語
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

3.9

タイムスリップ系傑作。

サイコホラー感もあるけどしっかりと脚本が練られてて、綺麗に纏まってる。
忘れたいことを忘れて生きてきた主人公が現実と向き合い過去を変えようとする。
伏線もしっかり回収されてる
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.5

最高の映画。

ド派手なアクションがあるわけではない。
陽気な音楽で彩られてるわけでもない。
すばらしい映像というわけでもない。
でも、この映画を超える映画に出会えない。

ラストに向けて最初から綿密
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ロックンローラ(2008年製作の映画)

4.0

ガイリッチーが描くクライム群像劇。
ファンの間では評価が分かれる作品。
ちなみに私は好き。

LS&TSB、スナッチよりは雰囲気が軽めであの重厚感とユーモア、ラストに収束されるストーリーを期待するとち
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.0

moving picteresからtalking picturesへの移り変わりを描いたミュージカルムービー。

どっちが良い悪いでは無く、時代によって映画の表情は全然違う。
今のリアリティある演技を
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セルピコ(1973年製作の映画)

3.9

若き日のアルパチーノ。

警察内の汚職と戦う警察官の話。
幼き日に憧れた警察像を胸に、潔白の身で正義を全うし、汚職を告発する姿と、正義に準じながらも、周囲の弾圧からの恐怖に怯える姿が丁寧に描かれている
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.0

強制重労働を避けるため精神病患者を演じる主人公と病院で出会った仲間たちの話。

物語の中心は主人公、仲間たち、婦長。
精神病患者に向き合うフリをする婦長と仲間たちに本来の楽しみ、自由を思い出させようと
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.3

愛するガイリッチーの一作目。
いやー、ほんとに好き。

雰囲気、脚本ともにスナッチに近いけど断然こっちの方が好き。
音楽、ストーリーが素晴らしいのはもちろん。
ガイリッチーの映画はストーリー上の無駄が
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.8

ヴィンセントギャロ初監督作品。

音楽や各シーンの随所にセンスを感じる。
視点を変えてみたり、あまりカメラを動かさないフレームワークや状況を表す一枚絵は好きです。
主人公も基本クズだけど、行動の随所で
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トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

3.8

トニースコット監督、タランティーノ脚本。

物語のスピード感や進行、雰囲気はタランティーノ感があるけど、映画の撮り方とかはやっぱりちょっと違うね。
良い悪いとかではなくて。

起伏を織り交ぜつつ、非日
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フェイス/オフ(1997年製作の映画)

3.5

発想は面白いしアクションシーンもすごかった!
オープニングのアクションでグッと引き込まれた。

ただ、ずっと温度感が変わらないというか緊張が張り詰めてるせいで見てて疲れるし若干飽きてくる。
設定とかで
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リトル・ロマンス(1979年製作の映画)

4.1

大好きジョージロイヒル。

パリとヴェネチアの美しい情景。
小さな2人の少し背伸びした恋。
それを彩る音楽と憎めないキャラクターたち。
心が浄化される素敵な映画。
観賞後は余韻に満たされる。

タイト
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.0

Knock Knock Knockin' on heven's door.
最後のボブディランがたまらない。

いろんなレビューで書いてるけど個人的に、
シリアスとコミカルのバランスがいい
歌がいい
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.1

だいぶ久しぶりの鑑賞。
ここまで胸が締め付けられる映画はない。

マチルダとレオンが出会ってから関係を構築していくまで、そこから最後のシーンに至るまで全てが秀逸。
今になってもナタリーポートマンの代表
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インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

4.0

あんまり知られてないけどたまに良作に出会うことがある。
これは完全にそれ。

ポスターの謳い文句みてチープな密室想像して、想像通りのトリックでほらねとかやってたら完全にやられた。

しっかりと構成組ま
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.0

大好きジョージロイヒル。

OP、冒頭のセピア調のシーンでグッと引き込まれる。
ストーリー上は無駄だと思われる掛け合いやシーンも多いけど、その間が絶妙で映画を構成する要素として欠かせないものになってい
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.6

初代ジュマンジ!
ゲームに入るんじゃなくてゲームが出てくる。

ワクワク感とか世界観は最近の新作の方が好みだけど、ストーリー的には初代の圧勝。
スピード感あるし、オチも綺麗に纏まってて普通に面白い。

ブギーナイツ(1997年製作の映画)

3.8

PTA出生作。
70〜80年代ロサンゼルスのポルノ業界を描いた作品。

どこにでもいる一若者からスターに至るまで、そこからドラッグによる失墜を描いている。
ジャックが素人を殴ってるシーンとダークがチン
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.4

インディージョーンズ四作目。
ナチスの陰謀、インドの邪神教ときて今度はソ連の超能力兵器。
攻めますねー。

最後のオチは賛否あるけど、恋愛関係、親子関係にも蹴り付けて、空想上の古代都市探しましたで終わ
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.0

実にイギリスらしいブラックユーモアに溢れた映画。

コメディとして面白いのはもちろんだが、アクションとしてもミステリーとしても十分楽しめる。
大味だがそこがいいし、何気にしっかりと伏線も回収してくれる
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.9

インディージョーンズ三作目。
個人的に一番好き。

親子2代の物語。
アクションもストーリーもしっかりしてるし、その上でコミカル調なのがいい。
冒険心をくすぐられる良い映画。

あと、インディージョー
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.7

ロバートデニーロ出演マフィア映画。
監督はスコセッシ。
あがりますねー。

実話に基いてるらしい。
マフィア映画だからシリアスな場面も多いけどコミカルとのバランスがちょうどいい。
スコセッシ映画らしく
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ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)

3.6

ミニクーパーを使ったクライムアクション。

雰囲気はオーシャンズに近い。
仲間を結集して相手に一泡吹かせる。

頭を空っぽにしてみれるし、ボードアクション、カーアクション、エンターテインメントとして良
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.7

みんながみんな心に傷を抱え、うちに秘めながら、誰かと助け合い強くなっていく。
心温まるそんな映画。

ゲーム・ナイト(2018年製作の映画)

3.6

ビードルズに始まりクイーンで終わる。
エンターテインメントとしてはすばらしい!

主人公たちがゲーム感覚で事件に巻き込まれていくはなし。
キャラクターたちが現代の映画好きの一般人っぽいのがすごい良かっ
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

4.0

ファンタジー巨頭第一作目。

ファンタジーらしくしっかりと世界観の説明、集う仲間たち、目的に向けての冒険と危機に立ち向かう主人公たち!
個人的には一作目が一番好き。

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

3.6

ファンタジー巨頭第二作目。

序章から最終章にむけてのまさに中間的作品。
物語を進めながらキャラクターの成長を描いている。

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

3.8

ハリーポッターと同時期のファンタジー巨頭最終章。

キャラクターの葛藤と仲間の友情、ファンタジーならではの非現実感がいい!
最終章ともあり、今までの物語もきれいにまとまり、面白かった。

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.7

相変わらずのタランティーノ。
たまにやる章制で話が進んでいく。
見せ方と掛け合いはさすがで臨場感が伝わってくる。
タランティーノの映画には無駄が多いけど結構好き。

ただ、あまりにも序章が長すぎる。
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