wattiestさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.0

2022年3本目

"失礼だな、純愛だよ"

超ビッグコンテンツ、なるほど人気の理由がわかると言ったところか。
原作は未履修のまま、TVアニメだけを予備知識に携え鑑賞。

何たる素晴らしさ。
アニメ観
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青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

4.0

2022年2本目

"ジャパニーズワビサビ、らしいっすよ"

全体において程よい温度感。
セブンルールのパロディやら、デザイナーの名前をニューヨークの2人から取ってるのやら……
何より蛙亭の中野くんが
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.8

2022年1本目

あけましておめでとうございます。
年の頭にこんな映画を観ちゃったらもうほかは観られません……

ついに本気を出してきた、って感じ。
前作までも無論素晴らしいのですが、今作ではこのシ
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.5

2021年63本目

"進歩的だねぇ"

この映画について多くを語るのは野暮な気がする……

短編3本からなるオムニバス形式の本作。
3本ともよくある場面をちょっと捻ったような独特な雰囲気を纏ってい
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

2021年62本目

"芸人だよバカヤロー"

M-1の翌日に観てよかった。
練りに練った4分の漫才を披露する彼らも、その後の司会や審査員との絡みにおいては普通の人・可愛らしい青年である。
同じように
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.6

2021年 61本目

"最高,最高……最高!"

恥ずかしげもなくこんなことが言えちゃうような素敵な映画でした。

ミュージカル演出家、ジョナサンラーソンの苦悩の半生(報われてからが短すぎるよ、人生
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.5

2021年60本目

"My flat..."

ただでさえ重たいテーマが扱われてるのに、現実と幻覚が織り交ぜられてるわ、時間軸は行ったり来たりするわで、ものすごい引力に引き込まれた感じ、疲れるわこれ
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生きちゃった(2020年製作の映画)

4.0

2021年59本目

"I need money, too"

なんというか石井裕也さん、やり切れなさ、やるせなさを描かせたら天才的ですね。
最後の太賀と若葉竜也の演技も鬼気迫る物凄いものだったし、大
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

2021年58本目

"生きていくしかないんだ"

とにかく美しい、なんちゃってハルキストとして気になるところはなくもないが、小説と映画という全く違う出力で描くのだからそれは至極真っ当なことで、本作は
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.5

2021年57本目

なんだか難しかった……

Mの哲学やそれに対するボンドの想い、組織を裏切った彼の歴史、色んなものを描こうとしたんだろうけど、一本でこれをやるのは難しいよね。

もちろんアクション
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.4

2021年56本目

前作よりも多少スッキリした模様。

相変わらず前半部分で何を追いかけているのか分からない。
しかし敵さんもものすごい身体能力ですね、MI6の同僚より遥かに強靱。

今作はボンドの
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

3.7

2021年55本目

"My name is Bond,James Bond."

新作公開に向けて、ダニエル・クレイグ版ボンドから予習をば。

クゥ〜、かっこいい、あらすじの「最初の任務は自分の愛を
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.4

2021年54本目

甘々SF映画だな!!

いわゆるツッコミどころ満載な本作。
製作上のミス、物語内の登場人物たちのミス、詰めの甘さ……
あげたらキリがないくらいだが、アクションシーンや敵のビジュア
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.6

2021年53本目

これぞヤクザ映画、多くを語ると陳腐になりそう。

しばしばこのジャンルに名を連ねる怪優たちは言うまでもないが、物語の進行とともに削がれ、研がれていく松坂桃李の眼光や、まろやかイメ
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Summer of 85(2020年製作の映画)

4.1

2021年52本目

またもや青春ヒリヒリ系。

洋の東西を問わず、あの体力だけは有り余るほどある年頃の衝動的な熱さは同じなのだろう。

ダヴィドみたいに何の湿り気もなくカラッと笑うお兄さん、尊きこと
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うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.5

2021年51本目

思春期のヒリヒリ感。

自分の世界なんて学校か家しかなくて、何も知らないんだけど、何も知らないからこそ今では遠ざかった(ように感じている)死が身近なものに感じられるあの頃。

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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

3.9

2021年50本目

"I want to just dance"

ダンスであらゆる壁をぶっ壊せ……

とは行かず、人が争うことの愚かさ、恐ろしさを一番印象に残る形で叩きつけられた。
人が人を虐げる
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

2021年49本目

"あぁ、あの時に戻れたら……"
誰もが一度は思うであろう、決して叶うことない望みを叶えられる能力持ちの家系に生まれた主人公。

もちろんやり直して上手くいくこともあれば、事態が悪
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.6

2021年48本目

"大丈夫"

伊坂さんと今泉さん、それぞれの作風が見事にマッチして素晴らしい作品に仕上がってる。
全作品映像化してください、今泉監督……!

軽妙酒脱とはこのこと、とも言える原作
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

2021年47本目

"少し、話そっか"

ジャパニーズ・ヤクザ映画の新地平か。
ジャンルに明るいわけではないが、とにかくドンパチ、兄弟/親子の仁義を中心に回るイメージがあるヤクザ映画に、没落という新
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.8


2021年46本目

"Sorry, the wind caught it"

遺伝子の出来で身分や職業が決められる世界。
ある意味カースト制度より残酷かも……
産まれてくる子供の性の選択や遺伝子操
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悪人(2010年製作の映画)

3.7


2021年45本目

"あの人は悪人なんですよね"

善悪の判断というものはかくも難しきか……
そもそも二項対立で語れるようなことではなく、人それぞれに善悪両面を持ち合わせており、場面場面でどの顔が
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天地明察(2012年製作の映画)

3.7

2021年44本目

"天地明察でございます"

科学技術もへったくれもない江戸時代に、正しく暦を読むと言う宇宙との戦いを挑んだ多彩な碁打ち・安井算哲の半生を描いた小説原作の作品。

恩師、同志、ライ
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

2021年43本目

うねるような脚本に飲み込まれてるままに、2時間経ってた……
何を書こうにもネタバレになっちゃうので、是非観てくださいとしか…!

脚本に加えて映像や音響も美しい。
重ねてかっこい
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.0

2021年42本目

"食うか 食われるかだ"

う〜ん、難しい。
度々登場する象徴的な数字や言葉が何を意味してるのかわからなかった。
きっとキリスト教とか宗教関係なんだろうけど。無知を恥じるばかり…
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ビリオネア・ボーイズ・クラブ(2018年製作の映画)

3.2

2021年41本目

これだけめちゃめちゃになった後に、「やはり大切なのは友人だった」って言われてもねぇ……
最後はコッテコテに裏切られちゃってるし…

俳優陣の演技は堂々たるもので、実話に沿ったため
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.2

2021年40本目

ウィリアム・フィクナーかっこいい……!
登場から一気に不穏な空気を醸し出す、まさにこの映画のメインモチーフである"嵐"、を体現したような男を怪演。

思春期って本当に不安定。
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mellow(2020年製作の映画)

3.8

2021年39本目

"飛行機"

オーガニックな田中圭がひたすらに身の回りの女性たちの想いを集める。

本作はほかの今泉作品に登場するアクが強いキャラクターは少なく、みんな身近に居そうな人々の群像劇
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.0

2021年38本目

"Say his name! Say her name!"

ショーとして素晴らしすぎて、あらゆる側面から心を打たれたため、以下箇条書きで感銘を受けた、いいと思った点を

・バー
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街の上で(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

2021年37本目

"そんな上手く寂しさコントロールできんやん"

ナイーブですねぇ!(全○監督)
下北沢という街にはああいう繊細を人型にして服着せた、みたいな若者が似合うんでしょうね。無論住んだこ
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アフリカン・カンフー・ナチス(2020年製作の映画)

1.0

2021年36本目

"KUNG-FU,KUNG-FU,AFRICAN KUNG-FU"

下らなさも突き抜けると美しくなるもんですね(めちゃくちゃ褒めてる)。

冒頭の少し重めな?ドキュメンタリー調
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.6

2021年35本目

"This is a True Story"

変化のない大学生活に不満を抱え、現状を打破したいと感じていた少し破天荒な主人公の友人を中心に、4人の大学生が強盗を計画、実行すると
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ぼくたちの家族(2013年製作の映画)

4.5

2021年34本目

"こういう時こそ笑おうよ"

我が家も同じ家族構成であり、ちょうどそれぞれの年代感も近いことから他人事とは思えず、観終わった後疲れを感じるほど、心をえぐられた。

色々なところが
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うつくしいひと サバ?(2017年製作の映画)

3.5

2021年 33本目

"Ca va?"

前作と連続して観たけど見違えるような出来。どうした行定何が起きてたんだ。
と思い調べたところ前作は震災前に撮った作品とのこと。それだけに想いが違ったのか。
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うつくしいひと(2016年製作の映画)

2.5

2021年 32本目


雰囲気を演出したい感が強すぎて、序盤から全く入り込めなかったため、ツッコミまくります。かなり嫌な事も書いてるので、読むことはおすすめできません......
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.7

2021年 31本目

"REASON IS THE SOUL OF ALL LAW"

正しさが変わりゆく時代にその正しさに向き合い、脈々と培われた悪しき(?)システムに立ち向かった一人の法律家の物
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