土間埋さんの映画レビュー・感想・評価

土間埋

土間埋

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タンポポ(1985年製作の映画)

3.4

TOHOシネマズとかの劇場マナー動画の走りか?
東海林さだおの実写化?

当時の日本映画を代表する撮影:田村正毅x美術:木村威夫のコンビだが、伊丹本人はもっと扇情的に撮りたかったらしい。

でも乾いた
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お葬式(1984年製作の映画)

3.5

伊丹十三のデビュー作。

予告から受けるバタ臭い印象とは違って、小津やヒッチコックのオマージュがひたすら生真面目。
良い画もあるんだけど、カットの繋ぎに快楽がないから退屈には感じる。

小津的な日本の
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僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.0

渡り廊下を歩く生徒の下半身と陰った雪、日が射した雪の三分割の構図とか、大学生でこれ撮れるのは凄いなーと思ったけど、肝心なところで写真からCMに行くタイプの人に見えた。

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.6

車とSEXする殺人中毒の女と、ステロイド注射でイってる中年親父の歪な親子関係。

どうしたってクローネンバーグやレフンを彷彿とさせるけど、鏡越しに寄せられる手や、バスタブの淵で震える手など演出は繊細。

群衆(1928年製作の映画)

4.2

大物になる事を夢見るがやりたい事は判然としないまま上京した青年が、就職しても出世のチャンスは回ってこず家では新聞の懸賞に応募する日々。
人並みに結婚してみるものの、なぜ自分が成功出来ないのか考える事は
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インシディアス(2010年製作の映画)

3.5

前情報なく見たけど、ジェームズ・ワンって結構同じ事やってるな〜

怖さでいえばこれが一番か?

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.4

押し付けがましい感じがなくて良かった。
クロエ・ジャオはマリックとヘルツォークの2人を師匠と崇めてるらしいけど、どちらかというと『ブロークバック〜』の頃のアン・リーとかに近い作風に思えた。

人生マジ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.7

全員葬式帰りみたいなテンションだけど、脚本は一本道で単調。
時間とか場所の省略が上手くないからそう感じるのか、バットシグナルの元で何回集まるの?というのは思ってしまった。

70年代ノワール調の絵作り
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エクストロ(1983年製作の映画)

3.2

厭な『E.T.』。

好感を持てる人物がほぼいない上に一つ一つのアイディアがイっちゃってて最高なんだけど、演出自体は間延びしていて上手くない。

邪願霊(1988年製作の映画)

2.8

Jホラー元祖な心霊モキュメンタリー。

アイドルソングの曲名が「ラブ・クラフト」とか狙いすぎな感はあるけど、芸能界の陰で消費される性にスポットが当たっていて現代性が保たれてる感じ。

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.2

ジャンル映画になり切れてない、あまり上手くない部類のスコセッシ。

名前のアナグラムをわざわざ図解してる所長、親切だな〜と思った。

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.8

想像以上に金麦と新宿御苑の映画でビビった。
雨の重みで垂れる木枝、風に吹かれる雨樋の滴がプレ『君の名は。』な神の視点。

最後の絶叫演技→主題歌の流れはどうかと思うが...

(1985年製作の映画)

4.3

主人公と同じく70代だった黒澤が放った一大絵巻。
日本の実写映画がアニメよりスケール感があった最後の時代か?

オープニングの疥癬で禿げたイノシシで『もののけ姫』じゃん!ってテンション上がった。

ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

3.4

80年代のビデオスルーっぽい雰囲気のスリラー。

『ロングショット〜』でも思ったけど、ナヨナヨしたオタクだと中学ぐらいまでベビーシッターが付いてるってあるあるなんだろうか。

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.2

今さら観たのもあるけど、ケヴィン・スペイシーの醜聞や、『ファイトクラブ』と同年である事を考えると、相対的に下がるものがある。

転回(2021年製作の映画)

-

映画美学校の修了制作。

カサヴェテス〜万田さん系。

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.5

GTA5みたいなゲーム内で自我を持ったモブキャラ主人公。

ゲーム内のルールが掴めなくて、警官や軍は他のAIやプレイヤーを取り締まってるのかな?と思ったらそういう訳でもないらしい。

80年代だったら
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青ひげ(1901年製作の映画)

3.5

殺された女達がズラっと吊るされてるシーン、スラッシャー映画っぽい。

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.6

ステイサム無双。

基本的に人の動かし方が上手いからグイグイ観れる。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.2

大人になったマトリックス。
あれから20年、50代になってもあったかもしれないもう一つの人生に思いを馳せてもいいか?という問いに優しい答えを出しているので嫌いになれない。

ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル(2016年製作の映画)

3.9

年末に良い映画観たな、という感じ。

『ジョジョ・ラビット』よりウェス・アンダーソンっぽい力みが無くて落ち着いて観れる。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ロックダウン中、唐突なシネフィル修行を実況していたエドガー・ライト。
そのままタランティーノ的な60、70sサイコー一派になってしまうのかと思いきや、本人が成りたかったのはレフン的なヴィジュアル作家だ
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天国の口、終りの楽園。(2001年製作の映画)

3.9

一見長回しクソ野郎だけど、「何でもない時間」を演出するのがとにかく上手いと思った。
プールに浮いた枯葉がゆっくり円状に離れていく時、人生の痛みについて知る。

ブツ切りでボソボソとしたモノローグのヌー
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初恋(2020年製作の映画)

3.2

昔の東映風の作りにテンション上がる。
初恋ってそっちのか〜、と終盤でようやく合点がいったけど、全体的にフワフワして現実感がない。

そもそもプロのボクサーがそんなにホイホイ素人を殴らないと思う。
ヘタ
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.5

フォロワーから散々勧められてようやく観た。

京アニ・山田尚子完全に初体験だったけど、ブレッソンと大林宣彦を同時に観てるような不思議な体験だった。

序盤は何故みぞれが後輩達にそこまで慕われているのか
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

今年一のトンデモ映画。
ジャンルに期待される物を半分叶えて半分裏切って次のジャンルにいつの間にか移行してる。

ジャーロ風味や遊星〜っぽい特撮が楽しすぎるけど、ゼロ年代序盤っぽいコテコテの演出に、やっ
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千年女優(2001年製作の映画)

3.6

今敏の日本映画に対するラブレターみたいな。
監督の他の映画にも増してテリー・ギリアムっぽかった。

ただギリアムの映画とか『ホーリーモーターズ』と違ってドキュメンタリーのスタッフがいちいち合いの手を入
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フィラデルフィア物語(1940年製作の映画)

3.5

結婚式前夜にケイリー・グラントとジェームズ・スチュアートが花嫁を奪い合う、キューカーの代表作。

当時のギャグの笑いどころが掴めないからか舞台劇を見てるような感覚だけど、ラストは泣いた。

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