和田島イサキさんの映画レビュー・感想・評価

和田島イサキ

和田島イサキ

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

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 作品一本まるまるワンカットのものすごい作品。

 面白かった〜!
 2時間ずっとリアルタイムで戦場(やその近傍)にいる感じ。死ぬほど疲れましたけどそのぶん楽しかったです。

 物語は本当にシンプルで
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機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光(1992年製作の映画)

5.0

 楽しかった〜! まごうかたなき名作でした。
 全13話のOVAを劇場用に再編集したお話。時系列としてはたぶん『機動戦士ガンダム』と『機動戦士Zガンダム』のちょうど真ん中あたり?
 とはいえ物語そのも
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

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 英国秘密情報部に潜り込んだ二重スパイを探す映画。
 難しかったです。もうちょっとわかりやすい説明があると嬉しい……。
 完全に振り落とされたってわけでもないんですけど、いまいち理解しきらないままお話
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

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 地上波でやっていたTVエディション(内容を四分割して四週にわたって放送)で観ました。

 見終えて「え、ここで終わり?」と愕然としてしまったんですけど、どうやら三部作(予定)のうちの第一作目みたいで
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パルス(2006年製作の映画)

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 邦画ホラーのハリウッドリメイク作品。
 悪くはないんですけど、面白かったかと聞かれると「うーん……」となっちゃう作品。

 画は綺麗だし演出等もしっかりしていて、少なくともB級ではないと思うのですけ
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ZMフォース ゾンビ虐殺部隊(2013年製作の映画)

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 B級もB級、まさに低予算映画の名にふさわしいゾンビ映画。
 メインビジュアル(ジャケ画像)の堂々たる大嘘っぷりに笑っちゃう。こんなシーンどこにもなかったよ……。

 手放しに褒められる出来ではなかっ
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ディヴァイド(2011年製作の映画)

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 シェルターに閉じ込められた人たちが、極限状態のストレスのせいでどんどん壊れていくサイコスリラー。

 観なきゃよかった……いや、とても出来の良い映画なのですけれど、そのぶんダメージが途轍もない。
 
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楽園追放 - Expelled from Paradise -(2014年製作の映画)

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 トゥーン調のフルCGで描かれた、遠未来SFロボットアニメ作品。

 面白かった〜〜〜〜!
 終盤のアクションシーンが最高でした。高速で飛び回るし火器もド派手だし、もう理屈抜きでウキウキしちゃう。
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17歳のカルテ(1999年製作の映画)

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 精神科病棟に入院させられた少女たちのお話。
 一本の作品として、映画そのものはとても面白かったです。

 実はちょっと気になるところもちょくちょくあるんですけど、総体としての面白さが勝るので「楽しか
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

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 大変なミッションのために宇宙の果てを目指す宇宙飛行士のお話。
 壮大な宇宙ものSFです。延々ブラッドピットの顔を眺め続ける二時間。

 とにかく地味なところが大好き。寂しくて苦しくて息の詰まる宇宙の
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

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 勝ち目のない戦を勇気と努力でひっくり返した、太平洋戦争の英雄たちの物語。
 ゴリッゴリの海戦ものです。艦隊同士の戦いは他にはない独特の魅力があるので大好き。

 何よりすごかったのはやっぱり戦闘シー
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47RONIN(2013年製作の映画)

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 赤穂浪士四十七士の討ち入り、いわゆる『忠臣蔵』をベースに作られたファンタジー作品。
 海外映画にありがちないつものやつ、『アメリカナイズされたトンチキJAPAN』的なアレを期待して観たのですけれど、
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

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 楽しかった〜! 長かったけど!
 2時間半強の大長編。でもお話そのものが長大で、かつ展開自体は早くてポンポン進んでいくので、そんなに長さは感じなく……もないけど、でも必然の長さという感覚でした。
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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 ウギャァァァーーッ! もうやめてくれーーーッ!
 観ていていろいろグサグサ刺ったお話。
 面白かった、という言い方がふさわしいかどうかは悩みどころですけど、すごかったことだけは間違いありません。
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

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 男性同士の恋愛を描いたお話。いわゆるボーイズラブ的な作品です。

 とにかく大変にいやらしいというか、露骨にこちらの性的ファンタジーを掻き立ててくるところがすごい。
 やたら水浴びするのはいいとして
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アオラレ(2020年製作の映画)

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 楽しかった〜!
 ラッセルクロウさんの大暴れが痛快な作品。いや痛快か?
 いうほど快くはないんですけど、とにかく主人公(と言っていいのか? シングルマザーの美容師の人)がひどい目に遭いまくるのを応援
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

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 うわーーーーーーっすっごい面白かった!
 最高でした。えーっ何この名作!? もっと早く観ておけばよかった!

 引っ込み思案な少年の、ひと夏の恋と冒険と成長の物語。
 王道のジュブナイルファンタジー
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ハンナ(2011年製作の映画)

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 人里離れた森の奥で、サバイバル技術を叩き込まれて育った少女が、外の世界に出て大立ち回り! という、みんな大好き王道厨二病アクションもの。
 間違いなく楽しんだはずなのに、でも感想を残そうとするとどう
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シークレット ウインドウ(2004年製作の映画)

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 ジョニデ成分を大量に吸い込むための映画。
 いやお話も面白かったんですけど、それ以上にジョニー・デップの良さが際立っていて……。

 もともと「顔の良い役者さん」というイメージがあり、確かにそれは間
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マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

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 楽しかった〜!
 なんというか、本当に『見る』映画という趣の作品でした。物語を咀嚼するよりも、先に絵のパワーを目一杯浴びる感じ。

 史実ベースの宿命というか、ドラマ部分はどうしても食い足りない感じ
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パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

※たぶんネタバレ厳禁なタイプのお話なので、
 間違ってこれオープンしちゃった方は、すぐブラウザバックしてください。



 面白かった……のかな……?
 どう言ったものか難しい作品です。
 楽しめたの
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ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

1.0

 生まれて初めて途中で視聴を中止しました。
 開始から15分でギブアップ。全身汗だくでした。

 コメディ(というか笑い)って、どうしても合う合わないってあると思うんですけど、ここまできついのは人生で
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

※たぶんネタバレ厳禁なタイプのお話なので、
 間違ってこれオープンしちゃった方は、すぐブラウザバックしてください。



 うっそでしょ……真面目に観て損した……。

 いわゆるクローズドサークル的な
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孤狼の血(2018年製作の映画)

5.0

 うわーっ面白かった!
 とにかく大上さん(役所広司)と日岡さん(松坂桃李)、この主人公ふたりがとっても魅力的。
 やくざ映画かと思っていたら(いややくざ映画ではあるんですけど)、でも主役たる彼らは警
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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

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 すごかった……すっかり圧倒されました……。

 人類が繁殖能力を失い、絶滅が確定してしまった世界を描いたSFアクション映画。
 原作はディストピア小説らしいんですけど、本作に限れば「トピア」要素はほ
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13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

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 面白かった〜!

 強い兵隊さんたちが銃火器でどんぱちする映画。
 要はなんか戦争もの的なお話、という表現だと嘘になっちゃうんですけど(作中の状況そのものは戦争ではない)、ざっくりしたジャンル分けと
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デイ・アフター・トゥモロー2021(2020年製作の映画)

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 およそ視聴前から予想はできていたのですけれど、特に面白い映画ではありませんでした。

 地球が氷漬けになる系のディザスター・ムービーで、邦題で勝手に『デイ・アフター・トゥモロー』の続編のフリをしてい
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正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官(2009年製作の映画)

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 感想がとても難しい作品。
 主題がもう真面目も真面目、アメリカにおける移民のあれこれの物語です。
 各個に異なるルーツを持った人々のドラマが、それぞれ別個に展開してゆく、いわゆる群像劇的なお話。
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いぬやしき(2018年製作の映画)

5.0

 楽しかった〜〜〜! 名作でした!
 とにかく爽快なSFアクション。展開が早くて話もわかりやすく、登場人物もそれぞれキャラが立っており、本当に面白かったです。

 何がいいって、しっかり〝大作系のエン
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食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

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 どうしてこんな嫌悪感しか湧かないような人物を主人公に!?
 140分の長丁場、ずっと「鼻持ちならない」を目と耳から浴びせられたようなお話でした。

 本当に何も共感できるところがない……いや、なくも
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BUNRAKU(2010年製作の映画)

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 あれっ、おかしいぞ? 面白かったんですけど?
 トンチキ映画を期待して観たら、なんか普通に楽しかった作品。
 いやその、だってタイトルがタイトルだし……セールスポイントが「Gacktハリウッド進出作
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

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 面白かった〜!
 ゾンビものであり同時にパンデミックものでもある、世界規模のディザスタームービー。

 とにかく全編に渡ってひたすらエンタメエンタメしており、まったく飽きさせないところがすごい。
 
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サイレンシング(2020年製作の映画)

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 怖かった〜!
 総体としては好きな感じ、だと思うのだけれど、その割には評価が辛口になっちゃう作品。
 しんどかったというか、結構体力を使ったので……そこが魅力ではあるのは間違いないんですけど。

 
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散り椿(2018年製作の映画)

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 岡田准一さんが大変セクシーでした。

 地味で暗くて重苦しい、真面目な感じの時代劇。
 でもお話そのものは思いのほか勧善懲悪というか、わかりやすい悪者がわかりやすい悪事を働いていたりして、その辺がち
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

1.0

 なんだろう……なんかかっこわるい……。
 あの美しかった押井版の街並みが悲しいことに。
 なんだかブレードランナーっぽくはあるんですけど、それにしても微妙に上滑りしている感がある。
 なんというか、
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