Kotaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.4

“これもメニューの一部です。”

脚本家のウィル・トレイシーが実際に離島の高級レストランを訪れた時に、料理を食べ終わるまでこの島に“囚われている”と感じた事から着想を得て、スタジオサーチライトと共に映
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ノット・オッケー!(2022年製作の映画)

3.5

“有名になりたいと願ったことは?”

20代のダニーは、単調な生活の中SNSのインフルエンサーに憧れていた。彼女はパリで仕事だと嘘をつきフォトショで加工した写真をアップしていたが、同時期にパリで爆発テ
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バーバリアン(2022年製作の映画)

3.7

“あの家に入ってはいけない。”

面接の為にデトロイトの郊外の家をレンタルしたテス。しかし、仲介の手違いのせいでその家には既にキースというイケメンがいた。戸惑うテスだったが他に行くあてもなく、キースの
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Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バック(2018年製作の映画)

3.8

“大丈夫、私たちの中身は完璧。”

ルームシェアでその日暮らしを送るアンジェラとジェシー。二人は一週間後のジェシー17歳の誕生日を祝うためにビーチに旅行する計画を立てるが、その一週間でテレビ盗まれたり
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.9

“ならばお前の首を貰おう。”

「ガウェイン卿と緑の騎士」を原作に“ア・ゴースト・ストーリー”のデヴィッド・ローリーが映画化。アーサー王の甥ガウェイン卿が緑の騎士を探す。A24製作の初のピリオドファン
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サイレント・ナイト(2021年製作の映画)

3.6

“もし、間違っていたら…?”

致死性の毒ガスの嵐により生命が次々と死に絶える世界にて、イギリスでは政府より支給された“薬”を飲んで痛みなく死ぬことが推奨されていた。そんな中あるイギリスの家族は最後の
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.8

“みんな絶望的に毎日を過ごしているのに、なぜ。”

1996年オーストラリアで実際に起こった銃乱射事件を加害者の目線で描く。ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの底知れない狂気が凄まじく、この演技で彼は2
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ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.2

“空腹で死にそうだ。”

[グロレベル2/5]ブランドン・クローネンバーグ監督のニ作品目。他人の意識を乗っ取り殺人を請け負う組織で働くタシャ(アンドレア・ライズボロー)は、自分が乗っ取った男の意識が抵
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.1

“その電話は壊れている。”

[恐さレベル1/5]ある街で立て続けに起こる少年誘拐事件。そんな最中、父親、妹と三人暮らしのフィニーも犯人“グラバー”に捕まってしまう。監禁された部屋の中、壊れた黒電話か
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ラスト・デイズ(2013年製作の映画)

3.3

“何かが起きてる、でも誰も気づいてない。”

スペイン産シチュエーションディザスター。ある日突然“広場恐怖症”のような症状で外に出る事が出来ない人が発生。瞬く間に世界現象となり人々は分断される。オフィ
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.7

“あなたは、私のもの”

死体安置所から女性の死体が消えた。このプロットだけでここまで二転三転させて面白いのは凄い。スペイン発マインドファックスリラー。“ゴーン・ガール”や“ノクターナル・アニマルズ”
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マンティコア 怪物(2022年製作の映画)

3.5

“人間を描くのが何より難しい。”

“マジカル・ガール”のカルロス・ベルムト監督最新作。東京国際映画祭2022コンペ作品。ゲームのモンスタークリエイターの男性が、隣の家での火事で少年を助けた事から奇妙
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スクール・フォー・グッド・アンド・イービル(2022年製作の映画)

2.3

なにこのコミコン会場みたいな映画…。魔法学校設定って一歩間違えるとこんなことになるんだ。劇場公開じゃなくて本当に良かった(笑)

グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.4

“誰も、止めなかった。”

9つの病院を転々とし、彼が居る病院は患者の突然死が急増したという実話をベースに素晴らしいキャストと監督で映画化。とにかく全てが暗い作品。画面のトーンも役者の顔色もストーリー
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悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズ(2022年製作の映画)

3.3

[グロレベル3/5]ハッピーハロウィン🎃“悪魔のいけにえ”のリメイクでもスピンオフでもなく、正統続編、らしい。もはや正統な続編とは?ってかんじだけど(笑)。前作の唯一の生き残りハーデスティも出てくるけ>>続きを読む

ホステル3(2011年製作の映画)

3.0

[グロレベル3/5]イーライ・ロスの系譜は完全に失われてしまったけど、B級ホラーとしては悪くないんじゃないかな。これを観るとただグロいだけじゃ前作ほどまで面白くならないって実感するよね。そこに繋がるま>>続きを読む

ホステル2(2007年製作の映画)

3.8

[グロレベル4/5]イーライ・ロス監督が撮る正統続編。やっとNetflixに…!前作のエンディングからそのまま始まり、舞台は同じで被害者は女性三人に。ゴア描写はさすがのこと、それまでの何ともないシーン>>続きを読む

ホステル(2005年製作の映画)

3.8

[グロレベル5/5]続編に向けて再鑑賞。初めて見た時はグロ過ぎて殆ど見られず最低点をつけていた今作も、時を経て沢山のホラー映画を見た後だと素晴らしさに拍手。目が離せないのに目を瞑りたくなるまじで訳わか>>続きを読む

オールドピープル(2022年製作の映画)

3.7

“老人を敬え。お前たちもいずれそうなる。”

[グロレベル3/5]人口の過半数が老人の街に結婚式を祝うために帰ってきた親子。その夜突如として老人達が連なって人々を襲い出し、大量虐殺が始まる。親子はその
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ハリガン氏の電話(2022年製作の映画)

3.2

“死ぬ時は、空のポケットで”

スティーブン・キング原作、アカデミー監督ジョン・リー・ハンコックが映画化。亡くなったハリガン氏のポケットにスマホを入れて埋葬してしまったクレイグ(ジェイデン・マーテル)
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リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

3.9

“ナルシストは、他人の悪意に気づかない。”

青春という戦場の負傷者へ。名門私立高校のエゴが蔓延する環境の中で、裏切られ陥れられた二人が、お互いの敵にリベンジする事で結託する爽快学園コメディ。ビジュア
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ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

4.3

もう何回目の再鑑賞。ロビン・ウィリアムズの魅力が詰まってる。生まれた年に公開され、小さい頃に金曜ロードショーで見て、大学生でリスニングの授業で見て、そして今…。いつ見ても元気がでるし笑顔になれる。成長>>続きを読む

インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

4.1

“僕たちの人生に欠けていたものは君たちなんだ。”

ある夫婦が三人兄弟の養子を取って、いろいろな事を乗り越えて家族になっていくまでの話。マーク・ウォールバーグとローズ・バーンのマシンガントークが絶妙な
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ブライダル・ウォーズ(2009年製作の映画)

3.4

“人生は完璧じゃない。”

幼なじみの二人は昔からプラザホテルで6月の結婚式を夢みていた。そんな二人はほぼ同時にプロポーズされるが、プラザホテルの空き枠が同日しかなく、どちらかが日にちと式場を変えるべ
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ピノキオ(2022年製作の映画)

3.8

“本当かどうかを決めるのは、姿形ではなく心の中。”

オリジナルを観たのは小学生振りかな。断片的にしか記憶がなかったけど、改めて観ても本当ストーリーが良すぎる。主題歌の“星に願いを”はこの映画で流れる
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ホーカスポーカス 2(2022年製作の映画)

3.3

“魔女には生きづらい世界ね。”

まさかの29年振りの続編、キャスト続投という!去年のハロウィンに丁度前作を観ていて、今年もこのシーズンに鑑賞できて嬉しい。やっぱ魔女が復活するのに、街はハロウィンだか
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プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

2.8

なんで先住民とプレデターのバトル見なあかんの…。このシリーズどんどん“それじゃないんだよ”になっていくな…。

フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

2.9

“なんとしてでも手に入れる。”

1996年にアメリカで実際に起きた、レスリングコーチが金メダリストの選手を射殺した事件を、実話ベースが得意なベネット・ミラー監督が映画化。主演陣のリアリティのある演技
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.9

“私たちは生まれながらの負け犬。”

タイの高校にて、天才少女リンは友人からテストのカンニングを有償で依頼されたことをキッカケに、更に大学入試統一試験を受けるのを手伝って欲しいと頼まれ、前代未聞の規模
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

“ある女性が税金を払おうとする話です。”

アメリカにてA24の映画史上一番の人気を誇る、SFラブストーリースリラーカミングオブエイジアクションドラマムービー(ジャンル名:everything eve
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.7

冒頭の第一部隊がハーレイ・クイン除いて一瞬で全滅するシークエンスが一番好きかも(笑)マーベルと違って御涙頂戴もなく主要人物バサバサ殺していく感じは最早快感だし、なんかジェームズ・ガン監督の想いを感じる>>続きを読む

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

3.4

“私は負けない。”

クロエ・グレース・モレッツのシチュエーションスリラー。日本版の勢いが凄いビジュアルと、ストーリーを全て言うコピー(笑)全体で85分しかないのに前半1時間くらいまでほぼクロエの一人
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エスケープ・ルーム2:決勝戦(2021年製作の映画)

3.2

続編絶対でないとか言ってごめんなさい(笑)グロいシーンはちゃんとボカされてる万人向けデスゲーム。短時間で解ける訳ないパズルを次々と解いていく天才キャスト陣には最早笑えてくるし、もーちょい黒幕のほうを深>>続きを読む

2つの人生が教えてくれること(2022年製作の映画)

3.5

“私は、大丈夫。”

大学卒業の際に一夜の関係で妊娠してしまった世界線としなかった世界線が二つ交互に描かれる、ありそうでその発想はなかった造り。“バタフライ・エフェクト”じゃないけれど、ある出来事がそ
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デイ・シフト(2022年製作の映画)

3.7

“ヴァンパイア用の日焼け止めか。”

“メン・イン・ブラック”的な裏組織のヴァンパイアハンター協会って厨二設定からもうどタイプ。アクションだけで内容はグダグダだけど、お漏らしデイヴ・フランコが可愛いす
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.3

“ガム嚙んでもいいか?”

これ、アナ・デ・アルマスが一番可愛くてカッコよくて強くて賢くてもう最高ってやつだよね?中身はないけどド派手デでノンストップのハイバジェットアクションでこりゃ頭空っぽで楽しめ
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