ヨルゴス・ランティモスは10分でもすげぇってことな。全てのシーンや演出に解釈の幅がありすぎて。
“時に、真実が正義とは限らない。”
イーストウッド×裁判映画。ただただ至極です。“チェンジリング”を観た時のような衝撃、答えがないという答えを導き出していく繊細な物語と、素晴らしい演技合戦とラストの>>続きを読む
“ソースは文化のリトマス紙。”
“スノーピアサー”דオクジャ”系譜のポン・ジュノハリウッド映画。“パラサイト”をイメージして観てはダメです。上記系譜が好みな自分には今作も大満足。ぶっ飛んだ設定の中>>続きを読む
飛行機で観たからかな、マジで意味わからなかったけど、そのせいじゃないか…。すごく疲れている時とか、思考止めたいときとかに観るといいかも、そんなこともないかも…。
“誰もがその座を狙うに決まっている。”
コンクラーベなんて全然馴染みないけど、日本でも大ヒット。オスカーで作品賞、監督賞、主演男優賞とかもとって良かったと思うけど、惜しい感じで。またこれを差し置いて>>続きを読む
[恐さレベル3/5]前作は新たなコンセプトとの出会いで既に面白かったけど、今作はそのベースの上での続編だから途中まで特に驚きはないかと思いきや、最後にこれがやりたかったんだねっと事やってて最高だった(>>続きを読む
黒幕が絶妙に鼻につくIT系ガキなのが良い。ステイサムはキレすぎだし、キレキレすぎた。
タリア・ライダーのプロモーションビデオかよ…。
“何かが、いる。”
[恐さレベル1/5]NEON配給、ソダーバーグ監督とは思えないほど実験的なホラー。なんかいる系の設定は昔からあるのだけど、なんとこの映画はオバケ目線のPOV。ポルターガイスト起こ>>続きを読む
[恐さレベル2/5]ニコラス・ケイジ快演。14日が誕生日の少女の家族ばかりが狙われる、カルトっぽいスクエア画面のシーンは気味悪いけど、全体としては王道展開のホラーで、期待ほどの目新しいさや衝撃はなく。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
“あなたに合った車ね。”
アカデミー作品賞。正直観ている最中はこれが?って感じではあったんだけど、後からジワジワとあぁ、いい映画だったな、いい演技だったなと思えてくる不思議な作品。ショーン・ベイカー>>続きを読む
“他人の言葉を借りるな。いつかウソをつかなくてもいい日が来る”
大好きな映画が満を持して劇場公開。ニコラス・ガリツェンこの頃から好きだったけど今見てもクソイケメン。もう10年前かこれ…。“Go or>>続きを読む
“それでも、ここに暮らす価値はある。”
第90回アカデミー賞作品賞ノミネート10/10。すっかり観るのが遅くなってしまったけどこれで全部。ジョナサン・グレイザーとA24が再びタッグを組んだ作品のテー>>続きを読む
“それでは、夢で会いましょう。”
A24×ニコラス・ケイジってだけでもう面白い予感しかしないけど、北米含めそこまで盛り上がらなかったのも観たらなんとなく分る(笑)テーマの割に結末含め中々にのっぺりと>>続きを読む
“君自身がクローンだと思うことは?”
[グロレベル3/5]ブランドン・クローネンバーグ監督三作目。自分のクローンを作り、そのクローンに犯罪の罰を受けさせる事が富裕層のなかで横行しているある島に、スラ>>続きを読む
“それでは、悪魔の生出演をご覧ください。”
前作“スケア・キャンペーン”がとても好きだからこの監督コンビには期待してて、今回もフェイクドキュメンタリー風のストーリーと、70年台のざらついたテレビの感>>続きを読む
[恐さレベル5/5]ここ数年でベストホラー。映画館でみて本当に良かった。座席と一体になった感覚で何も考えずに、ただ感じるままに観てると後半泣くほど恐い。扉の隙間、ベッドの下、夜中に得体の知れないラップ>>続きを読む
単体で見てもストレートすぎる物語だったから批判されてるみたいだけど、他見てないとついていけない、みたいなのじゃなくてそこは好印象。頭空っぽにしてたらアクションは楽しい。まぁ、やっぱでももうマーベルはい>>続きを読む
”誰だっていつも幸せに生きるなんて無理なのに。”
ジェシー・アイゼンバーグ監督作品は押し付けがましくないのに、スッと心の隙間に入ってくる感じが心地よいよね。前作“僕らの世界が交わるまで”もめちゃ好き>>続きを読む
“何があっても、変わらないものもあるんだ。”
なんじゃこりゃ!セットもアクションもどれをとってもクオリティ高すぎ…。そしてストーリーがこの上ない王道の展開で、こんなん好きにならん男子おらんやろってや>>続きを読む
“人は幸せな女を嫌うものよ。”
アン・ハサウェイとニコラス・ガリツィンが好きなのでティーン向けラブコメかなと思いながら観たけど、後半の重めのテンポと、二人の演技と、何よりラストからエンドロールへの入>>続きを読む
“今のままで、完璧。”
18歳の自分がドラッグのトリップで39歳の自分に出会い、将来の助言あれこれされるが…。もっとビックリ展開あるのかと思いきや、結構コンパクトなドラマ。サクッと自己肯定感上げたい>>続きを読む
原作ゲーム大好きで、イーライ・ロスも大好きで、ケイト・ブランシェットも大好きで…
…な、なんでこうなるのー!?!?!?なんで一流の原作と監督と俳優が集まってるのに、こうなるの?ねぇ、なんで?
“お前の音楽なら、いつまででも聞いていられた。”
ケイシー・アフレック×ノア・ジュプ×ズーイー・デシャネルという個人的激アツキャストによる、一般的に有名ではない(ことが重要な)アメリカのある兄弟ミュ>>続きを読む
飛行機墜落からのサメパニックというみんな好きなの詰め込みました映画。そしてご都合主義は否めないけど、結構面白かった(笑)この手の映画いつも思うけど、そんなに息止めれんやろってやつ(笑)
“死んでいるの?” - “分からない。”
“ぼくのエリ”や“ボーダー”の原作者による、この人が描くと一味も二味も違うゾンビ映画。キャストは“わたしは最悪”のコンビでこちらもお墨付き。愛する誰かを亡く>>続きを読む
“仕事、辞めてもいい…?”
実話ベース。中流階級で育った女子高生キム・ソヒが、研修生の枠で大手コールセンターの仕事を手にする。その会社が高校からの研修生を搾取して安月給で労働させる環境だと知った時、>>続きを読む
え、サメスリラーじゃないんや(笑)想像と違うコテコテの騙し合いコメディで序盤から置いていかれた…いや、俺が悪いんだけどさ(笑)。チョ・インソンのアクションシーンと最後の水中戦はアツい。この70年代ポッ>>続きを読む
“何かが出てきた”
[恐さレベル2/5]韓国大ヒットの魑魅魍魎ホラー。このジャンルでヒットするのは凄いし、個人的にかなり好き。冒頭それぞれの謎に厨二臭い職業紹介からのチームプレイ。そして二段構えの強>>続きを読む
新年一本目。なんでって、巳年なんで…。数々のシーンで金曜ロードショーで何度も観た記憶が蘇ってきた。そして課金したことをちょっと後悔した(笑)甘くて苦い年になりそう。
イケメンマッチョ「近道するか?」>>続きを読む
ストーリーの引き強すぎて話題になりすぎたノンストップスリラー。空港の保安官がテロを止めるってその発想はなかったで大賞。タロン・エガートンというキャストも絶妙でクオリティも文句なし。配信映画がもう当たり>>続きを読む
[グロレベル3/5]メリクリ。もうこれが日本でもアメリカでも大ヒットなのが一番怖いよ。クリスマス映画として観てる自分が一番グロいよ。8年前に1作目観た時はただのカルトB級ホラーだったのにどうしちゃった>>続きを読む
EUフィルムデーズ2024にて。リトアニアの閉鎖的な町を出るためにモデルスクールに通うティーンの女性二人を描く。“完璧”を求める為の毒。求められるこの社会自体が毒。監督自信の体験も活かしたテーマとメッ>>続きを読む
“君の娘はGood oneじゃないか。”
カンヌ監督週間in Tokyoにて。初監督、初主演のコンビで才能を感じる作品だった。父と父の友人と三人で山登りに来たサムがとても良い子(Good one)で>>続きを読む
カンヌ監督週間in Tokyoオープニングにて。撮影後に亡くなった監督の意思を継いで映画を仕上げた娘と息子さんと登壇ありで、涙が滲む時間だった。作品自体はとっても優しく、時にクスッと笑える小さいけれど>>続きを読む
“君は大丈夫、思った通りだ。”
最高だった。突然の父親の事故死。深い喪失感の中、苦しみながらも再生していく少年リュカとその家族の話。映画全体の冬のような凍えた雰囲気が、少しずつ溶かされといき、一筋の>>続きを読む