winotakeさんの映画レビュー・感想・評価

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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

金銭欲、選民思想、人種差別、日和見主義、人間のおぞましさ。

グラッドストーンにオスカーあげたい。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.5

ようやく観た。前作同様ベタなストーリーながら圧巻のドッグファイトシーンに胸アツ。

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.9

超狂暴ソン・ソックをもってしてもマブリー刑事の前では…アクション映画史上最高レベルのやられっぷり2。
痛快度増し増し。

ドラマ『カジノ』でソン・ソック演じる刑事がフィリピンに派遣されるきっかけがここ
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.9

張り手刑事(マブリー)vs外道ロン毛ヤクザ(ユン・ゲサン)。
ユン・ゲサンのやられっぷりアクション映画史上最高レベル。

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.5

見応え充分。韓国の民主化運動を描いた実話ベースの群像劇。オールスターキャストそれぞれに魅せ場あり。バランスよい。ハ・ジョンウはちょっとカッコ良すぎる役 。一番出番の多い悪役キム・ユンソクも執拗な赤狩り>>続きを読む

ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

4.0

前週の『新しき世界』に続いてジョンミン、ジョンジェ競演作。
『新しき世界』とは役どころ代わってイ・ジョンジェがサイコな殺し屋。爬虫類のようなルックスでキレっぷり、キモっぷり最高!
バンコク舞台にトゥク
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

4.0

複雑な話で序盤振り落とされないように集中力必須。南北の複雑な関係が少しは理解できたかな。思想や政治と言いながら私利私欲と保身に走る上層部。対して真に国を愛し憂う人たちに国境はないという。最後感動させら>>続きを読む

新しき世界(2013年製作の映画)

4.5

おもしろい!緊張感バチバチ。主演3男優それぞれが名演。特にファン・ジョンミンのキャラ、演技、いやもう、最高でしょ。ラスト泣かせる。

渇き(2009年製作の映画)

3.3

復讐三部作から『お嬢さん』『別れる決心』への繋ぎの作品。だが、これをどう受け止めたらよいのかわからなかった。コメディ?だよな。変な映画。でも嫌いじゃない。ただ復讐三部作のバイオレンスシーンは大丈夫だっ>>続きを読む

金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト(2017年製作の映画)

3.7

これよく公開できたなぁ〜と思ったら日本公開は韓国公開から2年後。やっぱりあちこちから反対があったと推察される。
日本の政治家が外国に対して抗議しないと言うコメンテーターがいるが、抗議できない理由の一つ
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.9

実話だけあって障害のある夫を支え続けるというきれい事だけに収まらず、夫婦であっても男女として愛情の形の変化を上手にいやらしくなく描いていているところに好感。

エディ・レッドメンは外見から作り込みが凄
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建築学概論(2012年製作の映画)

3.5

やっぱ素直に気持ちを伝える事が大事。けれどそれが難しいからドラマが生まれる訳で。
現在の主人公2人と学生時代の2人の容姿や雰囲気が違うのは意図的なのか?
学生時代の2人が瑞々しく魅力的なので現代パート
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チェイサー(2008年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

このやりきれなさ、容赦のなさは何なんよ。
想像していたのと違う展開にドキドキしながら画面に釘付け。

てっきり最後まで犯人を追い続ける、または、犯人に追われる話かと思ったてたら早々の犯人逮捕に驚いた。
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群盗(2014年製作の映画)

3.5

悪役が魅力的な映画はおもしろいの鉄則通り。
ハ・ジョンウにイ・ソンミン、ゴリマッチョになる前の普通マッチョのマブリー、政財界の大物ではなく僧侶を演じるイ・ギョンヨンと好きな俳優達が出てるけど、おいしい
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.8

舞台をラジオのスタジオ内だけに限定したテロとの駆け引き。まぁ韓国らしい展開になって行くんだけど、オープニングから最後まで緊迫感が半端なく90分一気に観れる。

ハ・ジョンウはやっぱ上手いなぁ〜。功名心
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ベルリンファイル(2013年製作の映画)

3.8

2013年作品。この頃には既に韓国のスパイ・アクションはハリウッド並みだったんですね。おもしろかった!
ストーリーがシンプルで集中して観れた。2時間あっという間。

レビューにストーリーが分かりづらい
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ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ(2018年製作の映画)

3.8

やっと観れた。コロナ禍劇場で見逃し、Netflixの配信期限に間に合わず。三度目の正直。
いや〜呑み込まれた。後半1時間の及ぶワンカット長回しは素直に感動。劇場だと前半2D、後半3Dで観れたんだよね。
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茲山魚譜 チャサンオボ(2019年製作の映画)

4.0

良い映画でした。シンプルでいて深かった。
学ぶに場所を選ばず。どこに居ても学ぶ気持ちがあれば何でも学ぶべきことはある特定の学派、宗教にこだわらず良いものは何でも受け入れる。学んだことをひとつずつ繋げて
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

環境音が大きい。海外ドラマに聾者がメインのエピソードを無音の世界で描いた演出があったが、これはその逆。グローブのぶつかる音、シューズとマットが擦れる音、リング上の生々しい音もケイコには聴こえてないんだ>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

3.9

ヒッチコックの『めまい』を思い出させる作品だった。
タン・ウェイの醸し出す雰囲気がエロティック。視線、拙い韓国語、手...。ヌードもSEXシーンも全くないのに。
逆にパク・チャヌクの前作『お嬢さん』は
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哀しき獣(2010年製作の映画)

4.4

韓国ノワール映画のパワーを存分に魅せてくれる。お得意の手斧、長包丁で血が飛び散る肉弾戦が凄いし、走りに走って車ぶつけて140分があっという間。

ハ・ジョンウ、キム・ユンソク共に存在感が圧倒的なんだけ
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.5

何を信じたらいいのか?何が真実か?って、現実の今の社会を投影しているような。結局、自分の目で見たこと、自分の信じたいことを信じろという事かな?

156分があっという間の二転三転ストーリー。で、真実は
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KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.9

暗殺された朴正煕大統領については評価が賛否二分するようだ。清廉な革命家も18年も権力の座に居座り続けたことで濁ったのか。

暗殺した中央情報部(KCIA)部長は共に革命を闘った腹心の部下だから、朴正煕
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弁護人(2013年製作の映画)

3.8

1981年軍事独裁政権化で実際に起きた冤罪(韓国の赤狩り) 事件を描く。主人公のモデルは後の盧泰愚大統領、共に学生たちの無料弁護を担当したのは後の文在寅大統領。

社会派作品ながらエンタメとしてもしっ
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インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

3.8

『賢い医師生活』の中で「カッコイイの代名詞として『インサイダーズ』のイ・ビョンホンか?」ってセリフがあって気になってた。確かにゴロツキ役カッコイイ!「映画撮ろうか」の決めセリフがgood!

性接待シ
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牯嶺街少年殺人事件(1991年製作の映画)

4.0

過去鑑賞
観たのはこっちだった。間違えて236分バージョンで記録してたので修正。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.7

タイトル(BANSHEESはケルト民話の死を告げる妖精)やゴールデングローブ賞のコメディー部門で受賞している事を考えれば、物語をそのまま生真面目に受け止めるんではなく寓話、喜劇として見るべきかな。>>続きを読む

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