ntmさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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親密さ(2012年製作の映画)

5.0

ずっとくっついていると苦しくて、ずっと遠く離れていても上手くいかなくて、身体の表皮数ミリ触れるか触れないかのところでその人の形を確かめる作業を長く続けることが、本当は必要なのかもしれない。
どこが怖く
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眺めのいい部屋(1986年製作の映画)

3.5

この恋が美しい!眩しい!ってならなかったのは私の心が枯れているからかもしれない…

スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

4.0

私から絶対に離れられないであろうあなたのことが愛おしい、って気持ち、確かにたまにあるなぁ

わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.8

愛する人と幸せになることと、愛する人が幸せになることは時に対極的であることがあって、ロランスはフレッドと幸せになることを、フレッドが幸せになることとイコールと繋いでいたのが残酷だと思った。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.2

これはスターウォーズでありアルマゲドンである、と思いながら観ていた。
大好きな漫画の最終巻をいつまでも読む勇気が無いくらい、エヴァは永遠であって欲しかった。小学生から寄り添い続けたエヴァはこれからも傍
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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

4.8

鳥の仮面に勝るとも劣らないナウエルペレビスカヤーの瞳の美しい青

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

5.0

「好感の持てる奇抜さと実に見事な演技のお陰で、『スイス・アーミー・マン』は勇気ある観客にカテゴライズ不可能な体験をさせることができる。」
批評家のこの言葉に尽きる。ずっと不気味な雰囲気がありながら、ギ
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.4

イーサン・ホークの目は相変わらずキュートだし、サリー・ホーキンスの奔放さも良かった。泣きながら壁にお絵描きするメンタルの強さを見習おう

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

イチャンドンのバーニングを思い出した。
マンションや戸建てに住んでる親が、あの子はアパートに住んでる家庭の子供だから仲良くしちゃダメと言うのは韓国ではよくある話ならしい。
韓国のオーディション番組で「
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エレファント・ソング(2014年製作の映画)

4.7

美しいのはグザヴィエドランだけかと思ったら、全部美しかった。
死者の胸元が生者の血液で赤く染まる演出が好き

サムサッカー(2005年製作の映画)

4.5

根本的な原因の解決とは?
依存の克服がじっと耐えることで、依存からの逃避が心の中の守護神を呼んだり依存物の代替なのであれば、本人が自身の崩壊を招かない程度に精神が快方に向かうのであればそれでいいと思っ
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クーキー(2010年製作の映画)

3.1

でもクーキーならきっと大丈夫!(サイコパス)

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

4.2

言葉に執拗なのに言わなきゃいけない局面で大事なことが言えない。

事実も感情も彼らは多く語らないけど、突然の雨が、口から吐き出された煙が、口角の上がり方が、形を変えて私たちにそれを伝える。

セインツ -約束の果て-(2013年製作の映画)

3.5

去年末に「A GHOST STORY」を観て、セリフが無に等しい中、酒場で男性が死生観を語るシーンが好きだった。
いつかこの監督が撮る言葉のやり取りを設けられた映画を見たいと思って、本日鑑賞。

待機
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サタンタンゴ(1994年製作の映画)

3.8

だんだんあたまおかしくなってきて、終わらないで欲しくなってくる

呑んだくれてたまに他の人と寝るくらいしかやることの無い小さな村は希望を探している。

ガタカ(1997年製作の映画)

4.2

あの螺旋階段を昇り終えた時に到達点が見えたのかもしれない

サッドティー(2013年製作の映画)

5.0

「舟を編む」を見てから恋について自身に言及することが多くなった。
思慮を巡らした末に私にとっての恋とは、日常の節々にその人を思う、という所に到達したのだが果たしてその真偽は謎である。
こうして歳を重ね
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下女(1960年製作の映画)

5.0

映画館にいるみんな、ずっと殺鼠剤待ちの共犯者。

舟を編む(2013年製作の映画)

5.0

「言葉を紡ぐ」「舟を編む」という2つの言葉に類似的なものを感じ、私の船はどんなオールで水をかき分け、大海の果てになんという言葉で気持ちを伝えるだろうと思った。

パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

4.0

聖母まいまい(乃木坂時代の呼称)がとても好きで、彼女の演技を心配していたのですが相手の男性の演技の方がなんか色々あれでしたので良かったです。
日本らしい映画でした。初めての今泉力哉でした。

ショート・ターム(2013年製作の映画)

5.0

誰かを救ってあげようなんておこがましくて、ふとしたタイミングでパンケーキみたいに悲しみを分け合うことができたら良いのに

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.9

唾を吐き掛けられた彼の顔を見て不覚にも美しいと思ってしまった

シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.6

2回目の鑑賞。
雪、から連想されて選択した映画。
肯定より強い愛ってあるのかな。

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

5.0

吹く風は違うけれど揺れるカーテンは同じ、これは比喩であり、どこへ行ってもあなたでいる限りそこはあなたの人生の始まりにはならず、続きであるのだと思った。

ノルウェイの森(2010年製作の映画)

4.9

高校生の頃、彼と見に行った。
「何が言いたいか全然分からなかった」と言われたのを覚えている。
そしてその言葉が酷く悲しかったことも。

死は向き合うものなのか、やってくるものなのか、寄り添うものなのか
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ザ・トライブ(2014年製作の映画)

4.9

怒りも悲しみも音はなく、エンドロールで主人公の名前がわかる。

オクジャ okja(2017年製作の映画)

5.0

生産者がいる。消費者がいる。それを媒体とするビジネスがある。
私は食べる事が好き。お魚もお肉も好き。私たちに出来ることは相当の対価を支払って美味しく頂くこと。命をありがとう。