マさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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三姉妹 〜雲南の子(2012年製作の映画)

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ひとり薄暗い居間で、茹で上がったじゃがいもの皮を一枚一枚剥いていくあの佇まいは忘れられない 当時10歳の長女インインと同じ年で2010年を生きていたという事実に衝撃で、人間の持つバイタリティにひととき>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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この作品に関わったすべての人の力量にまず感服で、この丸め込まれる感じは嫌いじゃない 宇宙やマルチバースという不確実なテーマを扱いながらも今この世界線で生きているということを誇りに思ったりもして最終的に>>続きを読む

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

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カウリスマキよりもシンプルな後味 北欧のみずみずしい景色と密度の高い寝台列車 最後は体の芯から温まる無垢な大人のラブストーリーに好感が持てる "アンラッキーガール"を演じる主人公の空虚な感情の表現が秀>>続きを読む

バニシング・ポイント 4Kデジタルリマスター版(1971年製作の映画)

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6-70年代のアメリカの歴史をインプットしてから観た方がよい あの控えめで無口なコワルスキーが車を暴走させるのがかっこよくて忘れらんねえよ… のりでくっつけたみたいなもみあげにもうっとり

グッバイ!(2021年製作の映画)

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名残惜しい日常 空気が澄んでいる 親の寝顔はわたしも気になってよく覗いてしまう

世界残酷物語(1962年製作の映画)

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ヤラセも紛れ込んでるのがかなりポイント 何か血走るものがある

台風クラブ(1985年製作の映画)

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トリッキーだしあんまり集中できなくて何が何だかよくわからなかった 鈴木清順のような演出がちらり

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

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初っ端から『長屋紳士録』の画面が逆さになるワンシーンをオマージュしていて胸がキュンとなった

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

フェミ映画 女性として生きていれば?誰しもが経験するであろうトラウマと悲劇に共感しつつもちょっとお腹いっぱいすぎる 強くならなきゃいけないのもそもそも皮肉っぽくてやだなとも思う 捻くれているのでこの映>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

監督・プロデューサーらが最後は希望で終わらせるよう意識したと言っていたけど、個人的には最後まで不安と絶望が残る形だった いろいろ設定的に物足りないなと思う部分はありつつも結構しんどくなる場面、身につま>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

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これは期待以上だった トムクルーズこの世界を見せてくれてありがとう

トップガン(1986年製作の映画)

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突如差し込まれる恋人とのイチャイチャイメージ映像がほんとうに良い

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

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殺害後に腹が減って物を貪り食う感じがアドレナリンを感じて狂気だった エンドもさすがだよ 2,30年前のキューピーのcmぽい音楽と映像もいいな

少年の君(2019年製作の映画)

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ホン・サンスと同様に反復と差異が絶妙 学校と自宅の登下校で繰り返し映されるあの後ろ姿に釘付けだった チンピラ少年にやっと吐き出せた「お金はないけど私を守ってほしい…」のチェンの言葉に切な胸キュン 中国>>続きを読む

私だけ聴こえる(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

(能動的に)コーダのドキュメンタリーを観に行ったわけだけど、家族含め、私は聴者なのでろうやコーダを完全には理解することがやはり不可能であると突き付けれた映画だった 互いに分かち合えない部分があるからこ>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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チンパンジーの虐殺シーンは惨くて臨場感があって地味にテンション上がった

めぐり逢い(1957年製作の映画)

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普遍的な手法なのに、窓ガラスや鏡越しに写るモチーフの存在感や演出に思わずドキッとしてしまうこのメロドラマ 自宅での会話がどこか知的で遊び心が効いていて、オトナってすげえ……となった

風の中の牝鷄(1948年製作の映画)

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夫のしょっぱすぎる塩対応、それでも健気に尽くす時子 突き放されて真っ逆さまから転落し、足を引きずりながら登る階段は虚しい以外の何ものでもなく… 惨めな気持ちが部屋中に充満してる…

ひらいて(2021年製作の映画)

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これは斬新 好きな人を振り向かせるために、好きな人の好きな人を誘惑するサイコラブストーリー サイコパスな山田杏奈がほんとうに可愛い

太陽の夢(2016年製作の映画)

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映像へのアプローチの仕方が全く違うので比較はできないのだけど、正直、天使の方が映像表現としてのインパクト、圧巻の佇まいがあったのは確か

グランドピアノ 狙われた黒鍵(2013年製作の映画)

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一音でも外すと殺されてしまう天才ピアニスト 難曲を演奏中に電話かけたりメール打ったりと珍プレーが絶えず、そこらへんのピアニストとは全くもって格が違う もはや犯人の動機とか物語の秩序性とかはどうでもよく>>続きを読む

綴方教室(1938年製作の映画)

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鈴木三重吉の影響下により、生活綴方運動という民間教育が盛んになりつつあった戦前を舞台に、子どもがありのままに書き、世に広めることのもたらす意味を淡々と描く 私だったら、見たもの(うさぎが草を食べるとこ>>続きを読む

恋するボクとゾンビの呪い(2011年製作の映画)

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期待値を上げすぎたが、それなりに楽しめるエンタメ感は十分に得た それより映画館の規模に対して従業員の人数が割に合わないくらい多くてめっちゃウケた

デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

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味をしめてから躊躇わずに始末していくのかなり痺れたぜ

インシディアス(2010年製作の映画)

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周りの人がなんだかんだすぐに信じてくれるのは珍しい

夢二(1991年製作の映画)

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夢二基本うるさくて不快だった もう少し大人になってからまた解読したいと思う…