sさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.9

男と女のキャットファイト それを煙草吸いながらちょっと笑って上から見てるニコルが超絶他人行儀かつどうしようもない人たらしでヤバいから多分アイドルなどになったほうがいい
この三角関係が何の違和感もなく描
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.1

この時代に若草物語が再実写という時点で大体何を伝えたいのかはわかっていたつもりでしたが、後半彼女たちが大人になってからの描き方が最高に励まされるものだった。グレタ監督がメガホンを取った意味が集約されて>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.1

言葉と言葉の厳粛たる殴り合いでありラップバトルでしたね
50年目の真実というほど情報として新しいものは多分なく、私達のような世代が三島の人間性に触れて知るために映画にしたんだと勝手に思ってます

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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

3.9

均整を保っていたように見えてコップの水は始めからいっぱいだったのかもしれない 溢れ出したら止まらない
ここの韓国人やニュースを見てうっすらとでも「巻き込まれなくて良かった」と思っている人はまだまだ全然
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.6

全部を子供扱いされる怒りと互いの自分は何でも出来ると思える思い込みを見ていて辛くなった 私じゃねえか‥

他人とはそれぞれに適切な距離がある存在だと思っていて、自分との関係性を指す名詞が友人であれ兄
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.0

パパの顔めちゃくちゃ好きだわ〜と思って見ていたらチャーリーズエンジェルに出てくるあいつだった 変態の似合う顔がまともな役を‥!!!

かくも長き不在(1960年製作の映画)

4.1

あっさりとした終わり方が「きっといつまでも待つんだろう」と想像させ逆に余韻を強く残すのが巧妙

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.6

辛くなった 全ての孤独を肯定したくなる。孤独はどこから生まれるのかを考えなくてはならない
エンタメや芸術には孤独や傷があることで生まれる美しさや表現って絶対にあると思っているんですが、それを昇華出来る
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鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星(2011年製作の映画)

3.9

本編の隙間に挟んで大丈夫な設定になってるのが蛇足感なくて嬉しかったんですよね。ちゃんと番外編 11.5巻まだ持ってます

映画 けいおん!(2011年製作の映画)

4.0

けいおんがリアルタイムで放送されていたとき彼女たちと丁度同じ女子高校生としてアニメを見ていたことはこの世代に生まれたことの1つの自慢です、それは今でも。当時どこか遠い場所で普通に生活している同い年の友>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.7

映画館が再開したら最初に見るのは絶対に4KのAKIRAと決めていた。というか休館決まる前からから楽しみにしていた
もう内容については今更言わずもがなですが、久しぶりに見たらおじさん呼ばわりされる警官タ
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WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

4.2

染谷将太はほんっとうに上手だな〜
私が田舎無理なのはコミュニティマイノリティ狭すぎなのにプライバシーオープンすぎでしんどいからなんですが、逆にそれさえ大丈夫なメンタルがある人はどこから来ても溶け込める
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新幹線大爆破(1975年製作の映画)

4.3

おもしろ〜!!! ゴリゴリに政治と職人の話 シン・ゴジラはこれへのリスペクトだったのでは‥?
あとサントラが鬼かっこいいファンクなのはどうしてあまり話題にならないのか不思議

恋人たちの予感(1989年製作の映画)

3.5

ポテト♪ トマト♪ の歌が気になってしょうがない

パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.5

ブッチの人間性を完璧なものとして描かないところがこの映画の最大の魅力じゃないでしょうか 「ブッチ良い人〜!」だけで終わったらあまりにも美談すぎるでしょう
人を物理的に傷付ける事だけは嫌がったフィリッ
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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

3.9

人に求められる像に答え続けると精神が崩壊していくのは当たり前であり、表舞台に立つ人がその辺のバランスを保つのって本当に難しい事だなとこれは日々思っている事なのですが 2人の素性がはっきりと描かれないあ>>続きを読む

ふたりの人魚(2000年製作の映画)

3.7

薄汚れた都会とノスタルジー、雰囲気が90'sの岩井俊二感がある。世紀末だし。ロウ・イエ監督の映画初めて見たんですけど中国の岩井俊二枠って呼ぶわ‥ この年代日本以外でも女の子のトレンドって同じだったん>>続きを読む

予期せぬ出来事(1963年製作の映画)

3.7

良く出来てるし素敵な映画(私がこの時代のMGM大好きなのもありますが)なのにスコア低くて意外だな〜と個人的には思ってます。ラブアクチュアリー好きな人とか好きそう、どうだろう
本来のタイトルが一番しっく
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

トンネルの夜が永遠に続けばいいのに人生は長すぎて険しい 三種三様の孤独と生き辛さ、だから共感し合えるし互いに優しくなれる
おばさんがチャーリーに与えたトラウマは性暴力だけではなく、"人が傷付く事
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.5

大好き。なんて健やかで前向きな映画なんだ‥まず劇中に『雨に唄えば』が出てくる時点で最高 一番有名なシーンじゃないところがまたいい。
切羽詰まった日常をほぐしてもう一度やるかという気持ちにさせてくれる
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.2

コナーとエイモンが2人で作曲してる姿がかつてのポールとレノンにしか見えなくて勝手に重ねて泣いた 泣かせにかかってる訳ではないであろう割と序盤から泣いてたんですけど学校ではみ出し者になる子が他の場所で>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

スリムになってるし(レネーゼルウィガーの体型コントロールすげえ)、(多分)仕事出来る女になってるし、ヒューグラント死んでるしみんな結婚してるしこれがブリジットジョーンズの日記の世界‥???と思ってたら>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.8

ネガポジどちらも思い当たること思い出して頭痛くなった プレゼン上手すぎて嫉妬

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年製作の映画)

4.2

レベッカがただの純愛でしかないし「趣向が変わったら貴方しかいない」なんて言われたら泣いてしまうだろ、絶対趣向が変わる事のない人の台詞だよ‥

友人達が最高なんだけど私にはこんな友達いないわ‥と気付いて
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ビニール袋の夜(2018年製作の映画)

3.7

多分子供の時に見たらトラウマになってた すげえ‥

アヴァ(2017年製作の映画)

3.7

大人にはなりたいけど周り(親)に強いられるのは気持ち悪くて嫌、という思春期思想の描き方が良かったです 初期衝動映画だね‥

ジュリエットの仲間(2016年製作の映画)

3.4

血祭り恋愛リアリティショーって感じで笑える(そんなに殺伐としてる訳ではない)けど大学生くらいだとあるあるでしょう
ほんとに仲良いのかよ‥

美しいとき/サマータイム(2015年製作の映画)

4.4

流動的な都会で誰と恋に落ちても誰も気にしないけれど、広大な土地に反してコミュニティとマイノリティの狭い田舎ではそうもいかないのは何となく今も同じな気がしています それでも美しく見える田舎の景色、どう>>続きを読む