QvQさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.6

まず、この映画を観る上で絶対ダメな、家でDVDで小さめの音で観たことを告白しておこう。
だからこの評価でも許してね。映画の出来だけならこんなもんなのかなってだけなんです(^^;

クィーンは好き嫌いで
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タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

4.2

なんてピュアな映画。見逃さないで今日観れて良かった。
もっと集中力のある状態で観れてたら多分泣いてたな。
それも、とても気持ちの良い涙。観てる方の気持ちも浄化されるくらいの、本当に自然で愛おしい話だっ
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ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

3.7

やりきれない想いとともに、愛し合う若い恋人たちの美しさが際立つ。

「ムーンライト」ほど特別な設定でもなく、正直それほどの強い印象が残る作品ではなかったが、それでも普遍の愛は胸にゾクッと震えるものを残
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運命は踊る(2017年製作の映画)

3.8

あんまり期待してなかったせいか、案外良かったかも。

運命は踊る。ダンスで前横後ろとステップを踏んでもまた横で元に戻るように。些細なことが命運を分ける。ボタンひとつ掛け違ったら次のボタンもまた掛け違っ
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悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

3.8

実話が下地にあるからなのか、エピソードがリアルで自然。そんな感じになっちゃうよなぁって思えるので、自然に話に入り込めました。

叔父夫婦の子育ての姿勢はごくごく普通、でもこの当たり前ができないのが最近
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おかえり、ブルゴーニュへ(2017年製作の映画)

3.7

どんな問題も、顔を見て腹を割って話し合うこと。それに尽きる。

我が家的にタイムリー過ぎる内容だったので、私的な想いが巡りすぎて上手く言えない(^^;
だからまあ、そんな感想が妥当かな。

兄弟それぞ
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.8

思っていたのと違う話なのは良くあること。でもまたもやナチス絡みとは。私は何かに導かれているのか?それとも今、多くの作り手が過去の過ちを風化させまいという方向を向いているからなのか?

それは主題のひと
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J ビヨンド・フラメンコ(2016年製作の映画)

3.6

スペインやダンス、民族的な音楽に興味がないとあんまり面白さを感じられないかも。

ほぼ同じスタジオで、ひたすらホタというフラメンコのルーツらしき踊りと音楽が演じられていく。私が興味か持てたのは、ダンサ
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これが私の人生設計(2014年製作の映画)

3.7

セレーナみたいなキャラは好き。懐深くて出来る女、でもちょっと抜けてて、それでいて前向き、正義感も可愛さも同居してて、生き方は意外と不器用なんだけど、正直で真っ直ぐ。
書いてるうちにわかんなくなるくらい
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はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)

3.7

コメディではある。ところどころ、ぶっ飛んでたりもします(笑)

ただ、内包されている問題が一個一個深刻だったり、身につまされる話だったりして、まあだからこそコメディで描いたんだろうし、幸せな結末にもし
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7月の物語(2017年製作の映画)

3.8

宣材的なビジュアルがないってのがまた。でも良かったな、これ。

なんて言っていいのか。普通、いや普段?どこにでもありそうな日常の出来事だし、誰かとかたまには自分とかが体験してそうなことばっかだし、こん
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ガンジスに還る(2016年製作の映画)

3.7

この映画で、インドはいい映画を作る国なイメージが私の中でさらに定着しそう。
またしても人生の締めくくり方の映画だったけど、インドならではの終活法の中に、父と息子ならではの確執のようなものと深い情が絡ん
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奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ(2014年製作の映画)

3.7

こちらは直接的ではないけれど、ナチスに関連した作品をこのところ立て続けに見てる気がする。(図らずもだけど)

大人なようで子ども、子どもなようで大人。考えてみると高校生の頃って結構、自分の将来を左右す
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少女ファニーと運命の旅(2016年製作の映画)

3.7

とにかくハラハラしっぱなし。覚悟して観ていても観続けるのが辛くなるほど。
こんな状況を作り出したのは何だったのか。
朝、広島の平和記念式典のニュースを見たり、少し前に「帰ってきたヒトラー」を観たばかり
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愛を綴る女(2016年製作の映画)

3.6

う〜ん、難しい。女性の求める愛と男性が思う愛の違いという見方は確かにあり、彼女の精神状態が全く理解できないわけでもなかったけど、映像の美しさと比べて、やっぱりちょっとストーリーは強引な気もしました。>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.7

大体わかったような、あんまりわかんなかったような。あまりにも縁遠い世界の話だからか、私の頭がついていけないからなのか、ボーッと観てしまいました。

でもまあそれは私の個人的な感想で、作品としては見応え
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心と体と(2017年製作の映画)

3.7

血の匂いがするの、苦手。生々しいのをみるのは嫌い。だけど良かった、これ。愛してるって、理屈じゃないんだなと実感。

一緒にいることが自然な2人。
隣で眠る意味。

心と体。あなたと私。二つであって一つ
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.6

別に悪いところはほとんどない、いい映画でした。
ダコタファニングも可愛かったし、その他の登場人物も悪くない。
扱ってるテーマは現代ではよく語られ、理解を深めようとする人も多い。
物語としても特に悪いと
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早春(1970年製作の映画)

3.7

観始めた直後は借りたの間違いだったか?と思うくらい入り込めなかった。
70年頃の青春映画で、男の子もお姉さんもきれいで。

昔、「あの胸にもう一度」って言うのを観たけど、そっちはなんかカッコ良く感じて
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.8

どんなに名作と言われる作品でも一度見逃すとズルズルと見逃し続けるということはあるもんです。私の中でこちらがまさにそんな作品。
作品の評価が先にあるとどうしても構えて観てしまうものだけど、とりあえず一度
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.6

息子が勧めてこなきゃ観なかった作品。映画としてはもっとスコア高くしてもいいかも知れないんだけど、なんだか薄ら寒いというか、後味が良くなくてこんなスコアしか付けれなかった。

だからと言って、これを観な
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エリック・クラプトン~12小節の人生~(2017年製作の映画)

3.8

エリック・クラプトンって好き嫌いが割とはっきり分かれるっていう印象がずっとあった。世代的にはちょっとズレていて、知ってはいてもそこまで日常的に聴いたりはしなかったし、どっちかっていったらジミヘンとかス>>続きを読む

輝ける人生(2017年製作の映画)

3.7

これが今週の締めかぁ(^^;
あまりにも個人的な感想だけど、口角はちょっと上がったかな(笑)

無さそでありそで無さそうな話。
人生をどう締めくくるかを考える時に参考にはなる前向きな映画だった。

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黙ってピアノを弾いてくれ(2018年製作の映画)

3.8

面白いなぁ、すげぇ(笑)
チリー・ゴンザレス誰?って人でも、きっと好きな人には好き(^^;
私がそうだからね。

人間ってのはホント、限りなく千差万別だって思う。たまにこんなスゲェ奴に出会うと楽しくて
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

3.9

私は日本に生まれて漫然と暮らしてきた人間だ。中東問題の知識も上っ面だけ。だからこの映画を観ていて感じる事も恥ずかしいくらい薄っぺらいのかもしれない。

でも、観て良かった。そこで生きている人の感じてる
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人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.0

いつか観ようと思いながら観て来なかった、私の中で懸案だった映画。ほぼ想像通りの穏やかなドキュメンタリーだったけど、時間が経つにつれ様々な場面がジワリジワリと染み入るように頭の中をめぐり、たぶんしばらく>>続きを読む

彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.7

とてもナチュラルに青年期のジェンダー(トランスジェンダー含め)を描いていて、違和感をあまり感じずに観ることができる話だった。

変に取られたくないけど、まだ多少は同性愛に違和感は感じる。でもこんだけ自
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ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス(2016年製作の映画)

3.9

ヴィム=ヴェンダースが撮った前作を観たときの感激。私もイブライム=フェレールとルベーン=ゴンザレスのアルバムを買って何度も聴いた。

一大ブームだったあとも根強く人気を保っていたろうと思うが、今作を観
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ギミー・デンジャー(2016年製作の映画)

3.7

ストゥージズ知らないけど、イギーポップは知ってる程度の知識。だけどもロックだったわ(笑)ちゃんと聴こうかな。

ドラッグ当たり前、だけども音楽には真摯だね。やりたいことをやるってクールだよね。だからい
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マイ ビューティフル ガーデン(2016年製作の映画)

3.5

庭仕事は大好き。虫もぜんぜん大丈夫。…な私からしたら、目の前にあんな広い庭があるのに何にもしないとか考えられないのですが(笑)、無秩序に生えてる植物が怖いと言われれば、まあ几帳面で潔癖なタイプの人間か>>続きを読む

しあわせな人生の選択(2015年製作の映画)

3.7

自分がどんなふうに死ぬかを結構現実的に考え始めたのはここ数年かもしれない。私も若い頃はほとんどそんなことを考えたことはなかったし、想像したところで現実味が薄すぎて、なるようにしかならない程度の結論で終>>続きを読む

ラッキー(2017年製作の映画)

3.7

私が映画にはまっていったのはいつ頃だったろう?良く良く考えていくとたぶん「パリテキサス」辺りからじゃないかな?
その後、ヴィム・ヴェンダースの作品をだいぶ遡って何作も観たからきっとそう。

あの映画の
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

3.9

ストップモーションアニメの秀作。粘土で人形を作っていた人間としてはついそっちの方に興味がいってしまい、若干この繊細な物語への入り込み方を間違った感もあるが、全体として秀作であることは間違いない。

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女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

何だかなあ…、そうなんだろうけどなあ。。
愛する家族との幸せな日常が突然壊されたら。そしてそれを法が裁いてくれなかったら。この結末もわかんないわけじゃない。だけども気持ち的には虚しさが殆どを占めていて
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

3.8

話題になっていた頃、メイキング的なものを確かニュース番組のコーナーで見た。

もしこの話をただの実写かCGで作っていたらここまでの評価は得られていないんだろう。全編を油絵によるアニメーションにしたこと
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.9

韓国映画は「あなたその川を渡らないで」以来か。
政治色の強い映画は語るのが難しいが、「あなた〜」と同じように、一般市民としてなんら心情は変わらないんだなと感じた。

真実を人情が後押しする。これはごく
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