QvQさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬(2018年製作の映画)

3.8

またしても為になるドキュメンタリーを観ることが出来た。映画様々である。

あの写真をこの人がって正直思ってしまうくらい、普通のおじさん(すみません)。全く偉そうに喋らないし、尖ってもない。

有名なク
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.7

人との出会いと努力で人生は開ける。実話を元にしているようなので、いい人ばかりで出来過ぎな感も現実にはあり得るのだろう。

とにかく諦めないで自分の道は自分で切り開けと言われたような気がする。
そういう
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.6

そっか、キング夫人の話かと途中で気がついた。
こういう歴史があって今がある。
まだそんなに遠い遠い昔の話じゃない。まだ男女平等でもないもんね。

これも時代なのか、これまたLGBTを扱った作品だった。
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あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

3.7

なかなか良かった。
とにかく正直に、失敗を恐れずに生きろということ。
成功している人や生き方が輝いている人に共通することだけど、人生において歓びを得ることと何かを失うこととは表裏一体。激しい生き方かも
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ラビング 愛という名前のふたり(2016年製作の映画)

3.7

映画の完成度としては少々物足りなさを感じるけど、実話である事を考えると意義のあるものを観たなと感じました。

…っていうか、まずこの間観たモード=ルイスもそうだったけど、愛し合ってる夫婦ってやっぱグッ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.7

だいぶ遠い話だが、まだまだ共感出来た(笑)ママのほうにもだけどね。

若い人はみんな、歳を取ると恋もしないしちっぽけなことで悩みもしないと思うかもしれないけど、そんなことないんだよ。してない振りが上手
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.1

ああ、いいなぁ。静かに愛し合う二人。イーサン・ホーク良すぎ。

誰かに愛される。幸せってこれ以上の事があるだろうか。愛することもまた…。

穴ボコだらけの灰色の靴下だった二人が、偶然か必然か、出会って
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.8

ここで評価高い作品、容姿の問題を抱える息子とそれを支える家族の話。感動作と言われるものって一歩間違うと違和感感じたりするけどどうかな?観る前の気持ちはそんな感じでした。でもこの作品は割と素直に観られた>>続きを読む

モアナ~南海の歓喜~(1980年製作の映画)

3.8

この映画を観に行ったのは、ドキュメンタリーの元祖?らしいとか、100年前のサモア観れるらしいとか、まあ映画自体にはそんな興味くらいで、あとはただもう上映権切れたら東京じゃもう観れないらしいとの謳い文句>>続きを読む

あまねき旋律(2017年製作の映画)

3.8

夕方だったので、最初の10分くらいは睡魔との闘い。
何とか立て直して、次第次第に入り込んで、観終えれば割といい感じに楽しめていました。

あれを現代日本で新たにやろうとしたら宗教まがいかと疑いの目で見
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.8

大体8割くらいまではあまりに好き勝手な二人に何度か苛立ち、「お前ら社会生活なめてんなよー」的な気持ちが先行してぜんぜん楽しめなかった。
私は臆病なタイプの人間だから、ああいう感じがダメなんだよね。
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私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

3.8

音楽を聴いたり映画で観たり、本で読んだりする中で多少の知識はあるつもり、くらいでは追いつかない、本当に根深く難解で複雑なアメリカの歴史を感じる事ができる映画だった。

たくさんの映像や映画の一場面、討
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YARN 人生を彩る糸(2016年製作の映画)

3.5

糸を編むことを手段として自分の思いを表現しようとする女性たちの話。
これはこれでありなんだろうと思う。アートとして成り立つものでもあるだろうし、そういう広がり方をしていくのも面白いとは思う。まあ、私は
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.0

今更これ、という映画かもしれない。私もたぶん大昔に一度は観ているはずなのだ。でも記憶が飛んでいる。ケーブルの見放題になければ、たぶん過去のものとして観返す事もなかったろうが、今日はたまたま引っかかって>>続きを読む

サイドマン:スターを輝かせた男たち(2016年製作の映画)

3.8

元旦に映画、しかもブルースとは、なかなか良い年明けではないか(笑)

サイドマン。陽の目を見ない役回り。その後の音楽に影響を与えるくらいのセンスを持っていながら評価されないってなぁ。。
でも三人とも人
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エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

3.8

表現は芸術的っていうか前衛的っていうのか、生々しいものを見せる手法は正直若干違和感があるかもしれない。
でもまあ、生意気な発言なのは承知の上で言えば、頭の中はそんなに変わらないんだなと思った。

父親
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ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

3.7

う〜ん、これはなかなか上手く良さを語れない映画。だけど、何だろう、そこそこな感じで胸がキュってなる。

ジョーク満載なのが日本人には若干違和感。だけど、基本いい人が言ってるってわかってるからそれほど嫌
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

3.9

アーミル・カーン、ホントいい。
役者魂あるし、引き込まれるし、ワクワクする。

自分の成し得なかった夢を娘に託した事は、娘の人生を操ることではあるから、全く違和感がなかったわけでもない。
でも、才能を
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

もうなんか、いちいちいい。
何を撮ってもウェス・アンダーソン。期待通りだし、期待の上いくし、洒落てるし、嫌味ないし、少年っぽいのにすごい緻密で深みもあるし。

日本人が観ると面白い場面もチラホラだけど
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ニーゼと光のアトリエ(2015年製作の映画)

3.8

本当に今の時代はこういう芯の強い人が道を切り開き、その積み重ねのおかげであるんだなと思う。

権威とか圧力とかに屈せずに、真に患者を思って自分の道を貫いた強い女性。最後にこれが実話に基づいた話だという
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ロング,ロングバケーション(2017年製作の映画)

3.9

観る人の歳や立場で多少感想が変わるかもしれないけど、とにかく人生はいつか終わりを迎えるわけで、どんな立場の人もこの作品はちょっと観ておくといいんじゃないかと思いました。

私はとても羨ましかった。何よ
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ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(2016年製作の映画)

3.8

縁遠い世界なのに何故かファッションもののドキュメンタリーは好き。高い美意識と極限の緊張を日常として生きてるデザイナーの中でも、この人はそのさらに上で何か確固たるものを持って生きていて、凄いというよりも>>続きを読む

奇蹟がくれた数式(2015年製作の映画)

3.8

数学とか物理とか、もう私には到底理解できない分野だけど、特殊な才能が備わってる人のこういう話は物語として面白いものが多い。
「ドリーム」「ギフテッド」と最近観た映画でも、置かれてる環境は相当違うけど、
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アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー(2014年製作の映画)

3.8

ビル・カニンガムの映画を観た時も思ったが、歳なんてどうでもいいなとこういう人を見るたび思う。
元気で好きなことを思う存分できる、それが何より一番だってことを教えてくれる。

私も好きなことを思う存分し
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顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

3.8

アニエス=ヴァルダは「幸福」を観たくらいで、そんなに知らない。
若い写真家とコラボして映画、ってことにちょっと惹かれて観てみた感じ。
年齢差をさほど感じないのは、お互いがクリエーターとして対等だからか
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.8

うーむ、これは正直普通の感覚では観れなかったので評価が難しい(笑)
今はどうなんだろうなあ、今のバンドのファンの女の子にこの感覚はあるんだろうか?
グルーピーという言葉が異常に懐かしい。

昔よく行っ
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.7

そこそこ興味もあり、評価が高いのも知ってたのに何故か観てこなかった映画。

まず「子どもの気持ちが何より大事だろ!」とは思った。

一方で私の中にも解決すべき問題があると再認識させられたし(主にマイノ
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ドリームガールズ(2006年製作の映画)

3.6

台風でお出かけもできずプライムで。
みんな歌上手い。とにかくそれ。
そういう意味では見応えある映画でした。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.7

まず、これは絶対劇場で観るべき映画で、なのに私はDVDで観たということを言っておかないといけない。
劇場で観たらたぶんポイント0.2〜3は違ってたと思う。それくらい大画面がふさわしい作品。わかっていな
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ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

3.7

長いことに意味がないとは思わなかったけど、それにしても私には長かった。

もうちょっとふざけた感じかなと想像していたので、切なかったり温かったりな感じが意外だった。

お父さん、ユーモアを意識してる感
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ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

4.0

いやぁ、観て良かったー。
彼はいま何歳?
型破りとか異端児とか言われてたようだけど、本当のとこ相当真面目な青年の話でした。

多少の悪事や異端も若者なら、まして彼の立場を思えば凡人の私でも理解できる。
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ソウル・キッチン(2009年製作の映画)

3.8

もう観れると思ってなかったが、とりあえず観たい映画にマークしておいた甲斐があり、カフェの小さな映画祭で思いがけず観る事が出来た。

ファティ・アキンは「50年後のボクたちは」を観たばかり。重い話が多い
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.9

面白かった。映画に音楽が重要だってことはみんなぼんやりとは思ってるんだろうけど、こうして作る側のほうから見せてもらうと改めてすごいなあと思う。

映画は本当に奥深くて面白い。いいなあ、こういう仕事が出
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.7

なるほど。
評価が高い意味はわかったけど、なんか別世界の話な感じが最後まで消えず。

ただ、子どもの育て方は誰しも正解がわからず、悩んだり試行錯誤を繰り返したりするもの。その辺りが一番共感できたかな。
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ブランカとギター弾き(2015年製作の映画)

3.7

盗みとか路上生活とか、決して美しいものだけを映しているんじゃないんだけど、とてもキレイなものを見れたなあと思えた作品だった。
どんな環境でも失っちゃいけないものがあって、それに気づいて生きることが大事
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