manaさんの映画レビュー・感想・評価

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カラマリ・ユニオン(1985年製作の映画)

3.9

コメディと思ってたけど、しっかり当時の社会情勢盛り込みまくった重め映画だったのかも。とも思う。
展開は意味不明だけどそれ自体が皮肉なんだろうし、せめて2人はエストニアにはたどり着けたと思いたい...。
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白い花びら(1998年製作の映画)

3.7

チープといえばチープなんだけど、ここぞとばかりにわかりやすく描いてくれてるのが面白い。
カウリスマキじゃないと見ないだろうな。
オウティネンも旦那も純粋無垢すぎるよ...
絶対もっと気がつけたでしょ.
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罪と罰(1983年製作の映画)

3.9

描いてる本質の部分が近いのであって原作とは全く違う話だと思う。でも色々な心情が理解しやすい場所に設定し直されてるように思うしこれはこれで良い。
きっと自分の為だけじゃなく、そこに誰かがいるからまともに
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.5

なぜこんなにもブルゾンにチェックのシャツがかっこいいの。

アキカウリスマキ見てると感覚がとても鋭いんだろうなと思う。ロマンチックなこともないし、こんなに感情が一定なメロドラマがあるのかってくらいなの
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マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

4.0

どこから"その人"と言えるのか。関係性の距離感にもよって認識は変わりそうで、では私の知っているあの人は本来のその人とは異なるのかもしれない。じゃあ普段見ているその人はいったい誰なのだろう。その人本人そ>>続きを読む

ロブスター(2015年製作の映画)

4.1

生に意味を求めたくなるけれど、結局は無意味なのだろうと思うとじゃあなんで生にこだわるのかとか。きっと恐怖があるのと少しの愉悦感や幸福感を得る為なんだろうなとか。ぼんやり考えて生きてると感じる窮屈さと不>>続きを読む

レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う(1994年製作の映画)

4.0

帰るのにはお土産がいるものね。
モーゼになったら靴の尖りが短くなってた。
モーゼになってさらに独裁色強くなっても、
革命後だから一筋縄ではないし、メンバー内の対立も良い。

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

4.3

ちょびリーゼントが憧れる気持ちすごいわかる。
魚撫でるシーンすごい好き。
ハマった〜

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.3

みるみる言ってようやく見た
ソファーを取るか人生を取るか
完璧を求めた故に見えなくなることだらけ
最後がとてもよかった、

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.1

穏やかで淡々としてなんだかとても癒された。
生きていればいずれ全て過去になっていくけど、人も物事もそう簡単に整理できるものでもない。
ネリーがラストでマリオンを母親としてだけじゃなく友達として隣に座っ
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

5.0

親の心配も、理解しようとしてくれる周囲の気持ちもわかっている。無理だと言われることから逃れられない複雑さと孤独を分かり合えていた会長とケイコの空気感。何も言わずにただ続けることを認めてくれる存在。自分>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

ほんわか〜
自分の好きなものとか見てる視点を共有して
「いいよね!最高だよね!」と素直に言い合うことって意外と難しかったりする。
1人で楽しむことだってもちろんできるけど、
同じ温度で、同じ感度で"こ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

メッセージ性が多重に絡んでて、至る所に散りばめられてた。
死に関わる存在が鳥として描かれていたところが印象的だった。
とても表現としては素晴らしい作品なのだとは思う。
個人的には鑑賞者とか第三者へのメ
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.3

諦めないと幸せは掴めないのだとしても、諦め悪くいないと夢と現実を擦り合わせてくることはできないわけで。だけど、終わりや別れと向き合うことで憎まないでいられたり、少し優しくなれたりしていくんだろう。>>続きを読む

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.4

久しぶりに再鑑賞
傷つけてることすら気がつけない
愛がどれだけ深くても、今の相手を見れなくなっているとこうなるしかないんだろうな。
身勝手にしか生きれないのが人間って感じもする

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.2

のろのろしてらんないな、社会のことまでとはいかずとも自分の人生くらいは同じ熱量持っておきたい

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.2

無自覚にせよ自分の感情を吐露できる相手がいたし、隣で眠る存在がいたから壊れていくようで自分を整えられていってたようにも思えた。

メメント(2000年製作の映画)

4.1

自分を信じるのと自分だけを信じるのとじゃ全てが違う。全く救いがなく見えたけど、彼にとっては自分が選んだものが全てになっているから切なさも悲しさもないんだろうな。

アス(2019年製作の映画)

3.7

面白かったけど、こういう系統の怖さは耐性ないなあと再認識した

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.2

なんとも言えない違和感が綺麗に消えて面白かった。セリフの一つ一つも無理がないし、振り返った時に面白くなる。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.0

怖いところは全部見ないで耳も塞いで見たから阿部サダオより最後の彼女が怖かった

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.5

怒りも喜びも悲しさも寂しさも嬉しさも楽しさも、他人と全く同じものを共有することはできない。だけどだからこそ、不器用にでもぶつけて受け止めて少しでも理解しようとしていくことの難しさ。メタ認知だらけになっ>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.6

気づいて欲しかった思いを持って他人に吐露してしまっているのは、罪の意識をもっていたのなら傲慢にしか思えない。責め立てるべきだったと思わせるのも、責めないことを選んでいた主人公にとって苦痛としてしか残っ>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

3.6

人に対して見たくないと感じる面をひたすら見せ続けられる。

TENET テネット(2020年製作の映画)

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離脱しながら見たらほんとに全くわからなかった...
気が向いたらちゃんと通しでみよう...

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.5

なんか突っ込みたくなるところはあるけどまあ映画だし、清原伽耶ちゃんいい。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.2

そもそもは完璧を求められすぎたゆえに、自分の望む理想に固執することになったのかなと思う。
にしても狂気。

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