ベイブ可愛いっていうことしか覚えてなかったけど、今になってみてもベイブ可愛いに結局行き着く。
念入りに見たつもりでも気がつけるほど自分に教養がないことを痛感。先入観でいかに物事を見てしまいがちかを知らされた。
なかなか見るモチベーションなくて見ないでいたが、やっっと見た。
覚悟してた以上に衝撃が強い。
都合よく神頼みして、望まないことは信じない自分はキチジローだなあ。
このレビューはネタバレを含みます
メキシコの時代背景を知らずに見てしまったので途中なにを表してるのか理解が難しいことがあったが、社会的格差などが色濃い時代に最後母親が夫の頼りなしに子供たちを養うと決めたことは今よりも厳しい選択だったの>>続きを読む
導かれ迷いながら信じ、信じることで現実が見えなくなり、信じたことが光だと言えるのか。出産とあまりにもかけ離れた修道院では聖なる誕生だとしても恥となり、信仰のあまり道を外した院長はどうなるんだろう
寂しさや悲しさを伴ってさらにそれを超えた笑顔は見て数週間経っても心に残ってる
終始穏やかな静けさが漂っていた。最初はどこか冷たい孤独や寂しさのように感じるそれはだんだんと安堵や温もりに包まれていく。とても心地の良い時間だった。
無かったことにしても忘れ去ってしまっても過ごし>>続きを読む
自分がたっている場所は誰かの憧れの場所かもしれない。
そんな事言われたところでどうにもできないしどうしようもないことだけど、目の前の相手をよく見て敬意を表して接することが結果人を惹き付けてるんだなあ。>>続きを読む
美しさと醜さ。完璧を求めたがゆえのこの愛なのか、そもそも愛なのか。愛は呪いになるということか
にしてもドレスを肩にかけてる姿がとても格好よくこの映画の美しさの面には惚れ惚れした。
社会性がないダメな人間。うまく生き抜く方法を誰か教えてよと言いたくなる。
1番肝心なところは子供の芯にあって正義であって、それが現実とは共存できなくても忘れたくはないものだなと。
今この年でみれて良かったなって
綾野剛の醸し出すつかみどころのない怖さとか黒木華とcoccoの今にも崩れそうな危うい少女感とか、その他もろもろ。あっという間の3時間。
理解し得ない、したくない。この双子には憧れもなく愚かだとさえ思う。
そう思っていても自分の中に彼らみたいな存在が潜んでいることに気づかされる。だからこそ彼らを認めたくはない。
そうひたすらに矛盾を感じ>>続きを読む
現在がなくなることへの恐怖を受け止め、過去となったとしても記憶が残ることの優しさや寂しさが愛しく思えた。