ドランの夢小説って感想見てからそうとしか見えなくなってしまった。でもめちゃくちゃ好みだしこういう映画はもっと存在してほしい。言葉より視線で語る恋。
ドストエフスキー『悪霊』のスタヴローギンを思い起こさせる場面があった
言うほどではない。
役者の演技が演劇チックで映画としてはちょっとわざとらしい。
蒼井優はよかったけど高橋一生と東出昌大が残念(他の作品ではいい演技しているのに)。
そもそも今の時代にこのテーマをやる意>>続きを読む
とにかく暗くて、暗さが笑える。不条理で無感情で間が抜けていて、基本的にお先真っ暗。
「連帯責任を理解するにはあまりに個人主義」「フランス人は背中から撃たない」「政治犯代表として抗議する」「ここでは考えることは禁止」痛ましい誇りと静かな海。エルンスト・ユンガーの日記。
本当にすごい映画。
何度観てもスリリング。
雨雲がスーッと引いていくシーン、よく撮れたなと思う。
この内容で明るい未来ってタイトルはすごい皮肉だな。2000年代初頭っぽいなと思った。低彩度でざらついた画面、全面的に漂う不景気と閉塞感、現実と夢のどちらに属すか決めかねているような離人感。東京の街をク>>続きを読む
リリイシュシュの女の子版って感じなのかな。沖縄旅行、田畑の中の電波塔、ビデオの手ブレ、閉塞感。雰囲気はいいんだけど焦点がいまいち定まらずパンチに欠ける。クリームソーダに罪はないけど昨今エモアイコンとし>>続きを読む
『めがね』はちょっとこれと似てるなと思った。
カフェやバーで常連の集まる内輪感が好きな人はきっとこの映画が好きだし、そういうのが無理でドライなチェーン店が一番落ち着けるという人はたぶんこの映画は苦手だ>>続きを読む
完全にいかれてるんだけど筋らしい筋がないいかれ方なのでけっこうつらくて序盤で睡魔に負けた。
趣味の一致より価値観の一致の方が大事という身も蓋もない結論に至ってしまう
晴れの場での踊りや歌が自然に根づいている文化はいいなあと結婚式のシーンを見て思う。
すごい良い感じにブラックにまとまってて胃が痛くなる
良い映画だった。自殺を肯定も否定もしない一歩引いた視点が良い。どう意味づけていいかわからない死という事象が、周囲の人間からの「なぜ」という問いかけや拒絶や受容を受けて形を得ていく、その過程。机の上の本>>続きを読む
原作もわからなかったけど映画になってもやっぱり全然よさがわからなかった
……疲れた都会人の夢?にしてはところどころ不穏。一度死んだら二度は死なない。生と死のあわい。
石田衣良のペラペラ演技に投げ出しそうになりつつながら見。脇役の平岩紙と高橋一生が救い。ファッションも音楽も2000年代感がすごい。