ヤスヤスさんの映画レビュー・感想・評価 - 30ページ目

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.5

笑いながらも笑えない。観終わって、何とも複雑な気持ちになった。ドキュメンタリー的なシーンが挟まれているのが、効いている。
現在の難民問題を抱えるヨーロッパの状況、発達したネット社会を考えると、再びカリ
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

80年代、ダブリン、荒れた公立校、設定が絶妙。世代的にハマった。
この若さ、恥ずかしくも愛おしい。

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.8

日本人の原作で日本を舞台にハリウッドが映像化した作品と考えると、良く仕上がっていると感じた。
観終わって、心身共にかなり消耗したが、観ておくべき映画だった。
窪塚洋介をもっと役者として観たい。

ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年製作の映画)

3.2

キャストが良い。涙腺ゆるゆるの自分は泣いたが・・・

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.8

4DXで鑑賞。アトラクション的に楽しめたが、普通に映画として観ていたら、面白さ2割減くらいかも。
ストーリー的に物足りなさを感じたが、そこを求めて観る映画ではないのだろう。あのキャラやあのマシーンがひ
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猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

3.8

少し長く感じる部分もあったが、面白かった。ちゃんと観た初めての韓国映画かも。
儒教的な社会背景や政府機関(女性家族部)のことが分かっていたら、もっと楽しめたのかもしれない。

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.4

自分の歳のせいなのか、前作より良かった。前作を観た時のインパクトには、及ばないが、登場人物がそれぞれに歳を重ね、救いようのなさが増したところに惹かれた。これ以上歳を取ると観てられないだろうが、20年後>>続きを読む

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.3

映像、音楽、キャストなどなど、すべて素晴らしかった。もっと若い頃に観ていたら、かなりハマったと思う。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.2

泣き、笑い、2時間とことん楽しめた。
こういう邦画がもっと出てくればと願う。双葉と安澄はもちろんだが、鮎子が良かった。父に旅行の報告、お腹に頭突きのシーンや双葉の病院でベッドに潜り込んでいるシーンにや
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.5

この作品を母親の身勝手と批判する向きもあるが、これは、この状況に陥った(選択した)家族のお伽話であり、そこに引っかかってしまっては、この作品を楽しむことはできないだろう。
幸いにも、私はすんなり入り込
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

3.9

湯屋を含めた世界観は、自分が子どもの頃から何度も見た夢の世界と似ているように感じた。これが宮崎マジックなのか。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.8

新作に備えて、再鑑賞。
ハリポタシリーズを一気見した後、すぐに観たため、初見時よりかなり面白く感じた。(初見時はクリーデンスがエズラ・ミラーであることも気づいていなかった。)
イマジネーション溢れる魔
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.4

ベニーニが「イタリアのチャップリン」と称されるのも納得。
ユーモアの中に漂う哀愁。なんとも切なく、心が揺さぶられる。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.3

確かに「仁義なき戦い」の匂いを感じるが、血生臭い、バイオレンス溢れる作品の中にスタイリッシュで軽やかさがあるところに惹かれる。
羅生門的な展開も良い。オレンジが撃たれたシーンで、誰に撃たれたかが判明し
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プリズン・エクスペリメント(2015年製作の映画)

2.8

人間の怖さを再確認。刑務所でこれなら、戦時下だと推して知るべし。
映画的に面白かったかと言うと、微妙なところ。

言の葉の庭(2013年製作の映画)

2.8

雨の描写や雨音とか印象的なシーンはあったが、入り込めなかった。
靴職人を目指す主人公を見て、何故かバイオリン職人を目指す「耳をすませば」の主人公を思い出し、「耳をすませば」を観たくなった。

ムーンライト(2016年製作の映画)

4.0

少年期から成人期まで、過剰な演出はないが、それぞれ味わい深かった。
海でシャロンがフアンに支えられて浮かぶ、フアンの父性溢れるシーン。ケヴィンのいる店に入る前、シャロンが身嗜みを整える辺りからジューク
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.1

ストーリーが多少強引で、無理矢理感があっても、圧倒的な映像や音楽、壮大なテーマの前には、そんな些細なことは、どうでも良いと感じてしまう。ただ感動に身を委ねれば良い。
スクリーンで観られなかったのが、残
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.5

初見時はそこそこ面白かった。日本の夏の風物詩的作品。

ズートピア(2016年製作の映画)

4.1

ディズニーは裏切らない。いくつになっても、面白いものは面白い。
キャラクターが、各々特徴的で良かった。それぞれの動物に合っていて、作品世界に違和感なく浸れた。

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.8

何の予備知識も持たずに観た。最初は、こんなものかと思いつつ観ていたが、途中から、「えっ!こいつまで」と一気に引き込まれた。ラッセル・クロウってこんな役者だったのか。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.6

こういうゴジラ映画も良い。もっとリアルさを追求してもらっても良かったかも。石原さとみのところ、普通にアメリカ人とか。

美女と野獣(2017年製作の映画)

4.0

アニメ版はディズニーアニメの中でも、特に好きな作品。
実写はどうかと思ったが、予想以上に良かった。映像は綺麗で重厚、上手くまとまっていた。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.1

音楽はもちろん、カーアクションをはじめ映像がカッコいい。最初から最後までノンストップで楽しめたが、個人的にはベイビーに人を殺してほしくなかった。映画としては、この展開がベストであろうが、自分の中ではラ>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.1

これまでミュージカルはあまり好まなかったが、この作品は冒頭で引き込まれ、ラストまで作品世界に浸ることができた。

(追記)
久々にドライブインシアターで鑑賞。屋外で観るのにぴったりの作品だが、吹替だっ
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

勧められなければ、絶対観ていなかっただろうが、面白かった。
10代、20代向けのラブコメと思っていたが、この作品は幅広い世代が楽しめ、それぞれに感じるものがあると思う。

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.8

ピエロも怖いが、父親、母親など、周りの大人が怖い。
今作を少年時代に絞ったのが良かった。続編楽しみ。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.1

当たり前だが、戦争中にも日常はあり、人は笑いもすれば、泣きもする。
わずか、70数年前の出来事。あの時代は特別なものではなく、今の日々と連続していることを強く感じた。見て良かった。

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

アニメの色彩、質感が素晴らしい。ストーリー的にも些細な疑問点を気にしなければ、感動充分。泣けた。

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