ヤスさんの映画レビュー・感想・評価

ヤス

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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.7

何度もフラッシュバックさせるような構成がちょっとまどろっこしいかなとは思った。
でもサレンバーガー氏の心境を考えると、この決断は正しかったのか、乗客の命を危険にさらしてしまったのか、という葛藤があるだ
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リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

3.5

けっきょく最後まで犯人の動機がイマイチわからんかった。
主人公のキャラもそんなに立ってないし、佳作という印象。

アウトブレイク(1995年製作の映画)

3.7

コロナ前とコロナ後ではだいぶ見かたが変わるであろう作品。
人類の歴史はウイルスとの戦いでもある。

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.9

本業と関係ないところで成功し出すところで笑ってしまう。
最初から最後までずっとコメディで、シリアスな雰囲気がない。アタマを空っぽにして楽しめるタイプの気楽な作品。

セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.5

よくある時間遡行系で、特筆すべきことはなかったかなあという印象。

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

地獄絵図とはこのことか……
無慈悲で救いがなく、しばらく引きずりそうな作品だった。

テロリストたちの行為は許されることではないけど、身なりや発していた言葉からして、貧しいんだろうなと思った。
実行犯
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キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

3.9

この海賊たち、計画性がなさすぎる。
武装はしているものの連携は取れてないし、船の積荷がなんなのかも知らない。
それに船に着く直前で複数人が逃げる始末。
奪うまでのルートや手段はどうするのか、カネや物資
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.1

SFなんだけどけっこうガッツリとアクションしてる。
7つ子なのですべての人物の掘り下げができるわけではなく、最後までだれがどんな特徴を持った人物か、区別がつかなかった。それゆえに感情移入がしづらい。
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

4.0

とても個人的な理由で、リチャードにも、彼の周囲の人々にも感情移入ができた。
肺ガン患者はリチャードのように、命をまるごと吐き出してしまうかのような痛々しい咳をする。だから、リチャードのようすがやたらリ
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誘導尋問(1995年製作の映画)

3.9

実際の事件を把握していないと、ことの発端や時系列がかなり分かりにくい。
また、非常に多くの人物が登場するので、事件における個々の役割が理解できない部分がある。

それを差し引いても、見ごたえがある作品
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ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

3.7

アイスランドの過酷すぎる環境。
天気がコロコロ変わり、雨がしとどに降り続く。火山が噴火するためか、木は生えず、わずかに短い草が生えるだけ。そして冷え固まった溶岩が周りを覆い尽くす。
劇中では一度も完全
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.0

子どものころに愛情を受けたかどうかってその後の成長への影響が大きいと思っている。
コットは父親から関心を持たれず、母親は妊娠していて、コットにかまっている場合ではない。
コットに仲のいい友達はおらず、
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フィリップ(2022年製作の映画)

3.9

フィリップが言う、ドイツ人の女と寝てから捨てることが復讐っていうハナシは正直よくわからんかった。
ヤリたいだけじゃないんかっていうね。

ナチス政権下のドイツはいろいろと映像化されているけど、やっぱり
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エレファント・マン(1980年製作の映画)

3.8

「僕は人間なんだよ!」
ジョンの叫びが胸に刺さる。彼を取り巻く人たちのようすが変化していくのがよかった。

ワイルドシングス(1998年製作の映画)

3.6

登場人物に極悪人が多すぎる。
願わくば全員がブタ箱にぶちこまれてほしかった。

アドヴィタム(2025年製作の映画)

2.9

ハッキリ言ってイマイチ。
アクションもサスペンスもヒキが弱いし、ストーリーの展開もムリがある。
そのムリをカバーできるだけの魅力をそなえている作品ではない。
キャラ立ちも弱くて、魅力的なキャラがいない
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ブラックベリー(2023年製作の映画)

3.6

ジムが前の会社をクビになった理由がわかった気がする。
有能なのは間違いないと思うけど、あまりに性格が激しすぎんだろうな。

それにしてもマイクの責任が重くて、ダグがお気楽すぎるのがなんだかなぁと思った
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雪山の絆(2023年製作の映画)

3.8

雪山に墜落し、状況は絶望的。
雪に覆われ、耐え難い寒さが襲う。日が登れば太陽に焼かれる。水は雪を溶かすしかなく、さらに食糧は数少ないため、すぐ底を尽きた。
そして迫られる、人間として究極の選択。食べる
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

2.9

最初から最後まで、マイキーの言動と行動がとにかくきつくて受け入れられなかった。
自己中で自分のことしか考えていなくて、聞いてもいない話をずっとしゃべってる。家に押しかけて来る。ウソはつくわで、もうすべ
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.5

あんまりピンと来なかった。
少年の成長物語とかドラマとか淡い恋とか、ぜんぶいまひとつ物足りない。

スリーパーズ(1996年製作の映画)

3.9

一回のあやまちがその後の運命を永遠に変えてしまうことがある。
「ホットドッグ屋を人とは思っていなかった。カモだと思ったんだ。ギリシャから家族を呼び寄せようと懸命に働いている男だったのに」このくだりが印
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.9

圧倒的なリアリティ。
耳をつんざくような砲弾の音、ボルトアクションライフルの銃声、硝煙のにおい、カラダをおおう泥と血液……そのすべてを感じられるようなあまりの生々しさにふるえる。
戦争に行ける! と意
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アバウト・ア・ボーイ(2002年製作の映画)

3.8

ウィル、見事なまでにダメ人間だった。でもそんなダメ人間でも必要とされることがある。

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

3.9

カリン関連の話がちょっとあっさりしてたきらいはあった。
パッチのやりかたが賛否両論あるのは当然だと思う。でもそれでも自分のやりかたを貫き通せるのは強い。

ディーバ(1981年製作の映画)

3.7

ジュールといいゴロディシュといい、なぜあんなだだっ広い部屋に住んでいるんだろう。
とくにゴロディシュ。明かりが少なく、端っこになぜかバスタブが置いてある意味不明さ。その中でジグソーパズルを楽しむ異質さ
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海の上のピアニスト イタリア完全版(1998年製作の映画)

3.8

1900は海でしか生きられない人だったんだなと思った。
マックスとの対話で陸について語るシーンが非常に印象的だった。

暴力脱獄(1967年製作の映画)

3.9

刑務所と看守という、強烈な圧力に抗う構図。ルークスマイルと称される笑顔がまぶしい。

それにしても邦題がひどすぎる。
“暴力からの脱獄”ならまだわかるが。

デス・レース(2008年製作の映画)

3.6

この手の作品のガバガバ捜査には毎回イライラする。警察があまりに機能していなさすぎる。

隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

3.9

物語の構成が非常にうまいと思った。
最後までどうなるのかわからない展開で、まさにスリラー。

エンディングはかなりショッキング。
ここまできつい終わりかたの映画はそうそうないのでは。

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.0

本当になにも知らない子どもの無邪気な残酷さ。
引っ越ししてからのシーンがずっとつらかった。

最後の数十分あたりは展開が読めてしまって、でもそうであってほしくない、やめてくれ……という思いで観ていたけ
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アイズ・オン・ユー(2023年製作の映画)

3.3

ありがちといえばありがちで、正直微妙だったかな。

タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

3.7

サンドロがどうしようもなく愚かでものすごくイライラした。

ザ・ライダー(2017年製作の映画)

3.5

カットが多くて視点がよく変わるからあんまり入りこめなかった。