リーマンショックが起きた時、すでに社会人だったのに、世界や経済に対する関心がなくて、また幸いにもあまり個人的には影響を受けなくて、世の中を見ていなかったな、と気づかされた。コロナウィルスがもたらす世界>>続きを読む
冬のNY。寒い夜に二人で並んで歩いてお互いの話をするとか、恋愛のキラキラが詰まっている。主人公のキャリーが可愛い。クリスマスのNYにまた行きたいな。
1960年代の雰囲気を感じることが出来るのも貴重だけど、レオナルド・ディカプリオもブラッド・ピットも、アル・パチーノも、みんな渋くてカッコいい…。おじさんになっても母性本能をギュッとつかむ主演の二人は>>続きを読む
あんなに人に愛されたことある?ーー。
この台詞が耳に残る。どこまでも真っ直ぐで強い気持ち。
冬の京都の空気。乾いていてシンと澄んでいて、刺すように冷たい。その空気を思い出す。京都弁がいい。
世田谷線も同じ雰囲気。地元に根ざしていて、そこにしかない時間の流れがある。切なく、懐かしく、心に残る。
日本のどこかにこういう土地と、こういう物語があるんだろうな。木々を風が揺らす音や夜の海の波の音、田舎道に留まるバスのドアが開く音、そういう音が印象的に心に残る。それくらい静かな、映画だった。
役者陣の圧巻の演技力。観終わった後に衝撃でしばらくぼーっとしてしまう。復讐や怒りの連鎖、それはどこで終わるのか、終えられるのか。世界のどこかで、どこでも、これは起こっている。人間は誰でも、変わることが>>続きを読む
自分ではどうにもできないことに、抗わず自分の信念を持って臨む。人間の品位と、変わらない友情。
秦基博の曲が素晴らしい。若かった頃、ずっと好きで繰り返し繰り返し聴いていた曲、その時の気持ち、そういうものを思い出して心がギューッとする映画だった。