mmmmanさんの映画レビュー・感想・評価

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螺旋銀河(2014年製作の映画)

4.0

主演の演技が嘘くさすぎて、漫才かと思うシーンがいくつか…
出てくる物、服、人がこんなに安っぽいのに、逆によくもここまでうまく着地したなぁという感じ。

話のまとまりと、最終的なメッセージ性はすごく好き
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義父養父(2023年製作の映画)

-

ん、、、??

確かに、映像はものすごく綺麗だった。
息を飲むほど、息が詰まるほど淡麗で、
無駄がなく、精巧。

でも、話にも無駄がなさすぎじゃないか?
もう少し余白で遊んで欲しいというか、
惰性を楽
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彼方のうた(2023年製作の映画)

5.0

現実のような、幻のような、
この消化不良感が最高で、クセになる。

確かにそこにあって、
優しく、静かに流れている時間なのに、
糸をピンと張っているような緊張感がある。

誰も自分を語らない代わりに、
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場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

4.4

素敵な映像と、素敵な言葉。
松浦弥太郎の言葉って、
文章よりも朗読の方が体に馴染むことがわかった。
スタンダードな言葉が、
確かになぁ〜と沁みる

大事なことほど小声でささやく(2022年製作の映画)

3.6

想像の斜め上だった。

子供を育てたことがある人は
絶対泣く。

怪物(2023年製作の映画)

4.8

はぁ、、、よかった…

息をするのも苦しいくらいの映画だった。
見えている世界と、感じないとわからない世界。
子供の心は澄んでいて、純粋。

大人の心は固まっていて、刃物のよう。
無意識に人を傷つけて
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波紋(2023年製作の映画)

4.3

怖すぎるって言いたいけど、
本当にいるんだよな、こういう中年女性。
なんで、こうも男はうまく生きれるんだ!
女はこんなにムカついていて、
こんなに苦しんでるのに!
というわけのわからない疑問を感じてし
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Winny(2023年製作の映画)

5.0

こんな事件があったことも知らなかったけど、途中からずっと死の匂いが漂っていた。
天才の刹那的な生って、なんでこんなに美しいんだ。
最後の、「若い人は頑張ってください」って言葉が沁みる。
頑張って、一生
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

わからなかったけど、
すごいことは伝わった。
ものすごい熱量を感じた。

この映画を80代で作るとは、
その意志とパワーがすごい。

天才は鬼才だ…。

凪の憂鬱(2022年製作の映画)

5.0

2023年、見れてよかった映画No2!

なんだ、この優しい世界は!
コーンスープみたいな映画。
凪ちゃんのように生きれたら…
凪ちゃんのように時間の概念に囚われずに、自由に、優しく生きれたら…

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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.6

わけわからないけど、美しいから◎

こんなにセリフが頭に入ってこない映画ってある?ってくらい入ってこないし、話のつながりも見えないけど、唯一無二な世界観が素晴らしい。

アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.6

思ったより…だったけど、
リリーフランキーがいい味を出している。

「人を分かるってどういうこと?」という哲学的な問いに対するアンサーをもう少し模索してほしかった。

まだ君を知らない(2022年製作の映画)

5.0

2023年観れてよかった映画No1!

とってもかわいらしい
とっても温かい
でもちょっと切ない物語。

丁寧に生きている人にしか作れない映画。

何気なく過ぎる日常が美しく、愛おしく感じる。

味噌
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ふまじめ通信(2023年製作の映画)

3.7

「ないものはない、できないことはできない、やりたくないことはやりたくない。これは生命が続いていく上で結構大事。」
「他人のすごいところは他人が自慢してやれ」
「頭の中がうるさいんだ。」
「世の中は電気
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ユンヒへ(2019年製作の映画)

4.2

静かで、鋭くて、すごく美しい映画。

新年1本目に相応しい!
韓国と、小樽って、なんか似てるところあるよね、孤独が光る土地っていうか。

これから、何度も見返すと思う。

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

5.0

最っ高!!
共感しかない!

選んだ人生と、選ばなかった人生
手に入れたものと、捨てたもの
もっとグレーに生きれたら、もっと楽なのに、そうは生きられない。

最後の彼女の表情。
全てをリセットした彼女
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

5.0

想像以上にいい映画。
こういう作品に出会えるから、やめられない。

1人でも多くの男性と、女性に見てほしい。
言語化できないけど、美しい花火が全てを物語っている。
人は皆、優しくて、強くて、弱くて、美
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アジアの天使(2021年製作の映画)

3.3

傷を負っても、天使を信じて、
何度でも立ち上がる。
自由に生きるって、そういうこと

浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

4.1

想像以上に良い映画だった…
こういう作品ほど、サブスクで配信して欲しい。そして、映画に対して対等な対価を支払う世界になって欲しい。

私も、ちゃんと映画館に行って1900円払って映画を観ようと思った。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

正直、長すぎる、、、

でも、なんなのだろう、この時々思い出して、ほろっとする感覚は。
確実に見る前と見た後では世界が変わってしまう。
不可逆的な映画

パーフェクト・ノーマル・ファミリー(2020年製作の映画)

4.5

不覚にも泣いてしまった…
この手の話しは、2010年代から沢山作られているし、今では飽和状態だけど、この映画はありふれてなかった。

家族は、毎日続くものだから、
一時的には分かったつもりでも、
本当
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.9

優しい、、、
五臓六腑に染み渡る暖かさ、、、

幸せな気持ちになれる良い映画

やがて海へと届く(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

評価は2つに分かれてるけど、私は好きだった。
こんなに集中してみた映画は久しぶり。
息が詰まる感覚すらあった。

私の考察は、すみれはまなを恋愛対象として好きだった。でも、まなの恋愛対象は男だと知って
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生きちゃった(2020年製作の映画)

3.7

救いようがない八方塞がり感が、
現実なんだろうな。

見る時を選ぶ映画。

99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

3.6

キャストが集結する感じと、
仲の良さを感じるのがいいよね。
ドラマからまた全部見返したくなる。
私的には、ここまで仕事に一途になれる姿がカッコよくてて、お仕事ドラマ的な立ち位置

ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.3

確かに優しい泥棒だった。

どうして、今になってこの人を主題にした映画を作ろうと思ったのかが気になる。

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

5.0

とにかく美しい。
写真集のページをめくっているかのような映画。
冷たさの中にある凛とした孤独と、
その人の輪郭。

こういう映画を見たかった!

ツユクサ(2022年製作の映画)

4.5

大人はみんな子供で、
子供は意外と大人。

ゆっくりと縮まっていく2人の距離と、
女子高生のようにキャッキャする友達がよかった。
これぞ、大人の青春映画!

※子供を1人の個人として真正面から向き合う
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.5

正直、別に面白くない恋愛群像劇なのに
どうしてもこの2人の恋の行方を見守り、
最後まで見届けてしまうこの気持ちはなんなのだろう。
初めて見たタイプの恋愛映画

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

5.0

食べること、生きること、信じること

この3つさえ守ることができれば、
とても素敵な世界が待っているのかもしれない。
幸せって、特別ではなく、繰り返される日常の中にキラリと輝く時間なんだと再認識させて
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落下する夕方(1998年製作の映画)

5.0

すごく好きな映画。

スローで、どこか仄暗くて、孤独が漂っている感じ。1990年代後半から2000年前半に流れるこの空気感。
たまらない。 

原作が江國香織なだけに、台詞も美しい。
何度も見返したく
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あの娘は知らない(2022年製作の映画)

4.0

すっごく綺麗な映画だった
いつまでも見てられる。

悲壮感だけでは終わらない、
何かが芽生えて行く感じが、とてもよかった。

ハッピーニューイヤー(2021年製作の映画)

3.5

アメリカ映画の『ニューイヤーズイブ』が好きすぎて、やっぱりそこと比較してしまった…

自分の力で幸せを掴む!っていう視点がもう少し描かれていてもいいような…

ともあれ、映像は綺麗で、ハッピーになるこ
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ある男(2022年製作の映画)

3.8

国籍、遺伝子、経歴…
その人をその人たらしめるものは
一体何なのだろうか。

私たちの存在は、必ず
自己と他者の間に成立するからこそ、
その存在を他者に歪められてしまう時がある。
私が知っている他者は
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土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

3.7

私は今まで、どれほど真剣に食材と向き合っていただろうか
惰性で米を研いでいたことに反省した。

惰性で食べることは、
惰性で生きること。

作ること、食べること、生きることに
真っ直ぐであろうと改めて
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彼女来来(2021年製作の映画)

4.1

不気味な様に感じるけど
恋愛の縮図はこれなんだと思う。

初めは慣れなくて泣いたりするけど、
時間が経てば意外と平気で。
誰とでもそれなりに暮らせて、
誰とでもそれなりに恋愛できる


失恋から立ち直
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