potatoさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

potato

potato

映画(733)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

ローズメイカー 奇跡のバラ(2020年製作の映画)

3.5

バラ園の美しい風景と主人公とスタッフとの微笑ましいやり取りとが合わさった、のどかで心穏やかな気持ちになるハートウォーミングな作品。

職業訓練所から派遣されてきた3人がバラ園での仕事に溶け込んでいくま
>>続きを読む

この世界に残されて(2019年製作の映画)

2.9

静かで控えめな描写ながらも、そこからじっくりと伝わってくる繊細な感情の変化がなんとも切ない。

エンド・オブ・ザ・ワールド(2012年製作の映画)

4.1

世界の滅亡(避けられない出来事)を前に、やけになって暴動を起こす者,変わらぬ日常を過ごす者,開き直って最後の人生を謳歌する者,やり残したことを遂行する者…

衝動的に行動するだけでは余り、冷静に事態を
>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

2.6

静かながら力強いエネルギーやこだわりが、後からじわじわと効いてくる作品。

真っ直ぐ過ぎる展開、一人称視点の多さ、限定されたコミュニティ…
息が詰まりすぎて、個人的には閉鎖的に感じてしまった。

ザ・オペラティブ(2019年製作の映画)

3.2

イランが舞台の一風変わったスパイ映画

派手なアクションや敵のアジトにて手に汗握る展開といったシーンは申し訳程度で、主人公がイランでの生活に溶け込んでゆく様がメインで描かれているのが新鮮。

潜入先に
>>続きを読む

スイミング・プール(2003年製作の映画)

2.9

前半は何の映画かなと思うくらい静か。
南仏の別荘をじっくり味わった感じでこれからどうなるのかと思いながら観賞。

後半は対照的に畳み掛けるような展開。
正直後味がいいタイプの作品ではなかったが、何パタ
>>続きを読む

人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

3.2

どこかつかみどころのない印象だが、個性を否定する人がいなく温かい気持ちになった。

主人公の思考は通ずるものがあり、気持ちを切り替えるきっかけを提示してくれ背中を押された。

ペットのワンちゃんが魅力
>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.2

ホテルがとにかくお洒落で素敵。

不思議な雰囲気の世界観、独特なカメラワーク、たくさんの登場人物etc…
小説や舞台とはまた違う映画ならではの魅力が詰まっている。

ミステリー要素は薄めで冒頭15分が
>>続きを読む

スティーラーズ(2021年製作の映画)

2.9

ファッションや隠れ家の雰囲気がポップで魅力的。色味があって目で楽しい。

若い仲間達との連携が初々しく、青春を感じられる場面が多々あり爽やかで清々しい気持ちになった。

フォーマットがいいだけに、脚本
>>続きを読む

モンスター・エージェント ネリーの奇妙な冒険(2020年製作の映画)

2.3

ロベルタとの出会い、怪物達の交流、明るさと暗さの使い分けはよかった。

ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(2019年製作の映画)

3.5

一途な想い、ピュアさが伝わる幻想的なストーリー。

主人公の親友がとても魅力的。物語を左右するスーパーサブ的存在でいい味出してた。

解釈を委ねるラストはフランス映画らしくてよかったが、ヒロイン視点で
>>続きを読む

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.0

この映画きっかけでチェコ警察が動いたのはすごいなぁと感心。それほどのインパクトを残すかなり踏み込んだ内容。

SNSに疎い人にも伝わりやすくサポート体制もしっかりしていたため、問題提起や警鐘をならすの
>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

新感覚なポップさ×復讐サスペンス

場面ごとに雰囲気が激しく様変わりして楽しい。

過去の出来事や関わりのあった人々について丁寧に描かれているため、主人公にサイコ感やヒステリックさを感じなく、行動の動
>>続きを読む

2:22(原題)(2017年製作の映画)

2.7

グランド・セントラル駅が綺麗

アイデア面白く雰囲気も好きなのだが…
何かふわっとぼんやり合点がいかない。

JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

2.9

全体的にコメディ色強めで軽やかな印象。

ナイーブな題材だが、変に身構えることなく物語に入り込むことができる。表現がオープンで開放的。

83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

3.0

現代、未来の問題の核心をつきながらも内容自体は重くなく、ポジティブな面も多くみられた。

ドキュメンタリー,潜入感は薄く違和感を抱くこともあったが、自分や親が同じような境遇になったらどう感じ行動するか
>>続きを読む

ジャングル・ツアーズ(2021年製作の映画)

2.4

CGのクオリティはご愛嬌(笑)

見た夢をそのまま映像化したような物語。
良くも悪くも展開が予測できない…、ツッコミどころ満載で一周回って面白い。

スパイ・ファミリー(2020年製作の映画)

2.4

既視感丸出しストーリー,小規模スケール,控えめアクション 

特にこれといった見所があるわけではなかったが、妙な生々しさ,リアリティ,安心感を感じスパイ作品として充分楽しめる内容。

ダレそうになると
>>続きを読む

やすらぎの森(2019年製作の映画)

2.3

この世とあの世の境目のようなケベックの景色は幻想的

正直、価値観についてはあまりピンとくることがなく、ついていくことが難しかった。

BURN バーン(2019年製作の映画)

2.4

主人公は身近にいたら一番困惑するタイプ(>_<)


予測のできなさや時間の短さはよかったが、だらだらとしたスピード感のない展開はマイナス

エセルとアーネスト ふたりの物語(2016年製作の映画)

3.0

アナログ感溢れる絵が暖かみのある物語、文明の進化、悲哀を伝えることを際立たせている。

素敵で優しい作品でじんわり感動するも、後半はやや淡白。ネガティブな描写が悪目立ちし不快感を覚えるシーンも多々あっ
>>続きを読む

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.4

 恵まれているとはいえない環境で、差別や葛藤を抱えながらもエネルギッシュに上を向いて生きている姿に感動。

音楽やダンスが盛りだくさん、色彩豊かで最初から最後まで視覚的に惹き付けられた。
一方、場面ご
>>続きを読む

名探偵コナン から紅の恋歌(2017年製作の映画)

3.7

思っていたよりも平次と和葉がたくさん出ていてお腹いっぱい。


ドラマ、ミステリー、アクションのバランスは好みがわかれるところだが、個人的には好き。

世界で一番しあわせな食堂(2019年製作の映画)

3.3

 コミュニケーションの取り方や距離の詰め方がよく、それに伴う心情,表情の変化に思わずくすぐったい気持ちになった。

のどかで綺麗なフィンランドの景色,文化に癒され、チェンの作る中華料理に身も心も暖まる
>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.0

明るさとシリアスさのバランスがよく、場面の切り替わりが綺麗。

エディ・レッドメインの演技に驚き人間味溢れる内容はよかったが、没入感はあまりなかった。

ドリームランド(2019年製作の映画)

2.3

 いくらなんでも、主人公の行動が終始幼稚すぎる。そのため、切なさや儚さ以前に不憫さや蔑みを感じてしまい作品の美しい部分が入ってこない。

架空OL日記(2020年製作の映画)

3.7

‘架空’ならではの人物の関係性、距離感が○。

 冒頭部分はコント臭がして1歩引いて観てしまったが、徐々に違和感がなくなっていき話が進めば進むほど世界観に惹きつけられた。

 会話中に生じる力感のない
>>続きを読む

ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.3

雑味のないシンプルさ、やさしさが際立つ。
純粋無垢だった幼少期に戻ったような気分で気楽に観賞。

オーケストラ!(2009年製作の映画)

2.9

全てを吐き出すような演奏シーンは浄化作用がありスッキリ。
そこにいたるまでの過程が長いわりに薄く、終わりよければ…感が否めない。

ニューヨーク東8番街の奇跡(1987年製作の映画)

2.9

チャーミングなUFO、謎の連帯感がある住民たち、憎めないチンピラ ゆとりのあるのどかな雰囲気がいい。
丁寧さを感じさせる前半とは異なり、後半はゴタゴタした感じがしてもったいなかった。

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

5.0

 コミカルな場面とシリアスな場面、緩急自在で気持ちいい。登場人物の活かし方◎ みんな愛おしい。
 ご都合主義や絵空事のようなすごい変化が起こるわけではないが、確実に前を向くことのできるラストまでの持っ
>>続きを読む