やげんなんこつさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

やげんなんこつ

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オオカミの家(2018年製作の映画)

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夢に出てきそうなビジュアルに1人のキャラに対していくつものデザインで表現したりキャラクターや部屋のアイテム等の出現の演出も独特で異様な雰囲気な作品。

アニメーションの技術力はめちゃくちゃ凄くカルトや
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SAND LAND(2023年製作の映画)

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魅力溢れるキャラが喋らメカが動くだけで童心にかえる事が出来る鳥山明作品の素晴らしさ。

少年漫画らしい王道ストーリーに「偏見で冷静な判断を狂わす」という現代にも通じるメッセージ性もあり老若男女楽しめる
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あしたの少女(2022年製作の映画)

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過酷な労働環境というブラック企業の問題より更に上の韓国社会の闇の部分にも触れとても重い。

保身や評価の為に守るべきものを守らずに社会に出たばかりの未来ある若者達が捨て駒のように潰されていくシステムや
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神回(2023年製作の映画)

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「リバー、流れないでよ」で感じたループものの可能性をさらに拡張した作品。

夏休みに文化祭の打ち合わせといった爽やかな青春をおくる教室での5分間ループのストーリーから中盤以降のツイストの効いた展開は切
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不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

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孤独な老女と外国人労働者の情事。

差別や偏見に迫害を受けるが2人だけの世界というものが形成され苦悩もあるが強さも感じる。

後半に向かうにつれ苦悩が別の部分に向かうが首の皮1枚繋がるラストも良く傑作
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

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シリーズ通して初めて観たけど個性豊かなロボット達が全員集合してめちゃくちゃ強そうな敵と戦うっていう王道ストーリーはこの夏にもってこい。

ゴリラ型のオプティマスプライマルがパワーこそ正義っていう暴れっ
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ミンナのウタ(2023年製作の映画)

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そこまで観てる訳じゃないけど最近のJホラーの中では圧倒的に雰囲気は良い。

胸糞の悪さと理不尽さは呪怨シリーズらしさも感じるしGENERATIONSのメンバーの絡み具合も丁度良く「そうはならんやろ」と
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バービー(2023年製作の映画)

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パロディ全開でエンタメ感溢れる冒頭から男女問わずの生きづらさと人間と人形の別の世界に触れ価値観の変化とその先の着地までをコメディタッチで走りきりながらも作品に込められたメッセージ性は明確でバービー人形>>続きを読む

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

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人種的格差問題を人種ではなくエレメントという属性に変換し誰にもわかりやすい王道ラブストーリーに仕上がっていて物語に違和感もなく良い意味で裏切られる。

街並みや火と水を初めとするエレメント達のエフェク
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イノセンツ(2021年製作の映画)

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純粋な子供だからこそ危うさがみえ過激になっていく能力にじわじわと残酷な展開と進んでいくサイキックバトル。

良い意味で派手さはなく多くは語らないけれど魅せ方がとても上手く不穏さと不気味さが常に漂いそれ
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

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続編の度に面白くなり今回は信の成長した姿と嬴政の覚悟の背景となる過去のエピソードには感動と熱さで涙腺が緩む。

その熱さと共に始まる合戦も信と羌瘣の激しいアクションは健在。

緊張感走るラストには次回
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

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2分間をひたすらループする人間群像劇。

限定された場所で2分間で出来る限りの事を試していく登場人物の行動やコミカルな場面が多く見飽きる事が無く物語の進み方がめちゃくちゃ面白くお上手。

ループものの
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

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手汗と共に163分駆け抜けるアクションの連続。

既視感のあるシチュエーションでも予定調和な流れでも段違いの迫力はやはり作り手の拘りを感じる。

続編ありきの終わり方だが良い意味でモヤモヤさせてくれる
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

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完全なホラー映画というよりかは謎解きやミステリー要素もしっかりしていて悪魔との対決も派手なバトルとなっていてエンタメ作品としてとても面白い。

ラッセル・クロウの恵まれたフィジカルと十字架や聖水で真っ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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1回では理解出来ずも形容できない力はありそして集大成とも言える作品でもあり特有の世界観も素晴らしい。

賛否云々よりこの時代に宮崎駿の新作を映画館で観れるというだけでオープニングからあの頃と同じ様にワ
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Pearl パール(2022年製作の映画)

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努力しても報われない環境から抜け出したいパールのサイコな部分が解放されていく様に恐ろしさと切さながあり展開に乗れる。

ミアゴスの笑顔は脳裏に焼き付き不気味さという意味での印象に残るビジュアルも多いが
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X エックス(2022年製作の映画)

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悪魔のいけにえ感だったりヘレディタリー感だったりを連想させるホラー要素と一癖も二癖もある不気味な世界観が予想外で結構見入ってしまったし1人退場してからのテンポが良い。

ゴア表現もしっかりとしながらも
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

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間違いなく現時点で最先端かつ世界最高峰の映像表現のアニメ映画。

運命を受け入れるか運命に抗うかスパイダーマン達の正義という部分も見応えがある。

どういう結末を迎えるのかと同時に続編に期待しかないラ
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

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日常的に横行している性暴力に対して「赦す」か「闘う」か「村を去るか」を提示しどの選択肢を選ぶのか。

狭いコミニュティの中だからこそ答えを導き出す難しさに緊張感が持続するスリリングさもあり女性の強さも
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告白、あるいは完璧な弁護(2020年製作の映画)

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ある2つの殺人事件を複数の視点でなぞり観ている側の創造力も試されるサスペンススリラー。

点と点が簡単に線に繋がらない状態で少しずつ真相に迫っていく緊張感はラストまで持続され構成が線密で演者の演技合戦
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

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過去を変え未来を変える為にマルチバースの扉を開き世界を変えてしまうフラッシュの本作はまさにDCオールスターズ。

マルチバースの原理もわかりやすくただ戦うだけでなく過去の救済に纏わる人間ドラマの部分や
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怪物(2023年製作の映画)

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ある一つの出来事から始まる物語を異なる視点で描く事によって見えてくるものや捉え方が変わり新たな解釈が生まれる。

坂元裕二脚本の完成度+是枝裕和のリアルな人間模様+坂本龍一の劇伴と作品に対しての世界観
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

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世界観の構築と演出の上手さはさすがシャマラン監督だったけど驚きという部分を期待していたからか消化不良な印象。

混沌した世界って意味では少しリンクする所はあると思うし世紀末感を予感させる映像だったりは
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不思議の国の数学者(2022年製作の映画)

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予定調和に進むかと思いきや南北問題に受験戦争に師弟関係とシリアスながらもクスッとさせる幅の広さは流石韓国映画。

数式だけでなくどんな場面にも当てはめることの出来る「正解を見つけるまでの過程の大切さ」
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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薄れていく父との記憶をビデオカメラに残した父との記録を再生し思い出を辿り記憶を蘇らせ余白を観客に委ねる。

11歳のソフィの淡い青春の様なものと父親カラムの難しい心情と繊細さを見事に表現した悲しさと少
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

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なにかしら因縁がありそうな組織やキャラが増え、日常パートから溜めて溜めての超能力バトルロワイヤルのアクションは暗さはあるけど要所要所はめちゃくちゃかっこいい。
伏線も張りつつ次作への繋ぎという感じはと
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最後まで行く(2023年製作の映画)

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すっごいスピード感で駆け巡り休む間もなく次々と訪れる物語の展開にコメディ要素も含まれていて満足度がめちゃくちゃ高い。

岡田くんのやされぐれ感と綾野剛の振り切れまくってる不気味さ見ものでタイトル通り最
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ジュリア(s)(2022年製作の映画)

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ほんの少しの巡り合わせや選択で変わる人との関係性や運命的な巡り合わせを見事なまでに作り上げて体現している素晴らしい作品。

複数の物語が軸となり目まぐるしく展開が変わるけど演出と脚本の秀逸さに終始引き
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

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泣けて笑えるガーディアンズらしさは勿論のこと集大成としても素晴らしい物語。

ロケットの過去が物語の軸にありながらもお馴染みのメンバー+新キャラの見せ場も存分にありスクリーンから目が離せない最高の作品
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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マリオをやった事がある人なら誰もがわかるアイテムにテンションの上がるBGM、お馴染みのキャラクターと思わず唸ってしまう細かいギミックだったりとワクワクの連続と同時に童心にかえる事のできる極上のエンタメ>>続きを読む

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

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よくあるホラー味のある展開かなと思いきやそんな馬鹿なと一捻りのあるまともな人間が殆ど居ないヤバいやつらとの共同生活。

エスターの前日譚として語るならもう少し遡った物語を描いて欲しかったけどこれはこれ
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

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ゆるーい日常のやりとりと殺し屋モードのかっこよさとアクションには磨きがかかり前作同様見応えのある作品に。

対峙する兄弟殺し屋もなんか憎めないキャラをしていてセリフ回しも少年漫画のスポ根的なノリで良い
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

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余命僅かの父親と死を理解するにはあまりにも早すぎる幼き息子。

死別と養子縁組という重いテーマではあるけれど淡々と描かれる父と子の日常は微笑ましく尊さを感じ、父親の選択に対する助言も説教臭くなく全体を
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

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狭い室内で展開される濃密で完璧な会話劇。人間の弱さや脆さを映し出し赦しと救いというテーマを真正面から描く。

後半からの展開は演者の好演も相まって胸が苦しくなるも心が揺さぶられ気がつけばマスクが濡れる
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

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庵野秀明らしさ全開でお前ら着いてこいよ言わんばかりの情報量の詰め込みさ撮りたかったであろう場面はオマージュなんだろうなと思いながら観ていた。

賛否両論あるみたいだけどラストの締め方も良かったと思うし
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Winny(2023年製作の映画)

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ファイル共有ソフト「winny」を巡る実話を基にした法廷ドラマ。

開発者とその弁護団対検察・警察の裁判だけでなく警察の汚職事件も絡めていて見応えがありとても面白かった。

出る杭は打たれるとはまさに
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