yokoさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ザ・トライブ(2014年製作の映画)

3.6

字幕もなく手話がわからないというごもっともな意見はもちろんそうだが、健常者の世界での聾唖者は、私たちがこの映画を観て感じる疎外感を同じように抱いているのかもしれない。

話はわからないっちゃわからない
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リミットレス(2011年製作の映画)

4.1

平凡以下の作家が顔馴染みのディーラーに頭良くなる薬を貰う話。

いわゆる不意に特殊能力を得た主人公もの。透明人間とかジャンパーとか、こういう作品はえてして能力で甘い汁をすすったら痛い目をみる因果応報な
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.9

オープニングからシェケナのアップ、おっさんから始まるとかおしゃれやん。バンから降りる仕草がとろいシェケナ、まあ死ぬだろうなあ〜w

サメが思いの外ハマらなかった。ピュア人外、グルートみたいにしたかった
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海の上のピアニスト イタリア完全版(1998年製作の映画)

4.0

メンタリスト好きとしては(lie to meはいまいち派)ラローシュが美味しいところに出てるのが嬉しい。ちな彼の目線が動くのは演技ではなく病気だそう。しかし海の揺れにパニくる様子、主人公の演奏にどきま>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.5

あまり言及されていないので記しておこう。主人公キャシー、ようはカサンドラの愛称だがようはギリシア神話カサンドラの話だ。カサンドラ症候群という語源でもある
語源のカサンドラwiki

カサンドラというの
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

4.1

クリストフヴァルツ素晴らしい俳優だが鑑賞前の印象として、メジャー映画のthe父的な役であろう今作に抜擢されたのか若干ミスマッチに感じていたがwikiによると原作より映画版は人形偏愛家の側面もあるらしい>>続きを読む

なんちゃって家族(2013年製作の映画)

4.0

訳あって擬似家族で運び屋をやる話。もちろんコメディなので深い話ではないが、ブラックウィドウ、ガーディアンズ級のイケてない最底辺の俺たちが生きるためのていでの共同体がいつの間にか謎のコンビネーションを見>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.3

ブラックウィドウのレイチェルワイズに興奮し女王陛下のお気に入りをチョイス。だれよりもウィドウぽかったレイチェル、今作もタイトに仕上げたドレスに銃を携える立ち姿は最高。

わかりやすいテーマとしては、サ
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ゼイラム(1991年製作の映画)

3.9

なかなか可愛い森山祐子
杉本彩がトゥームレイダーになりましたみたいな感じ。存在感なら今でいう米倉涼子や常盤貴子にも匹敵する。演技力はないがまあでも宇宙人ならセリフがカタコトでもいいかwちょっと濃ゆい顔
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.5

どの映画でもそうなんだがなぜ地球人に敵対する宇宙人はむき出しの体で脳筋ケモノスタイルで襲ってくるのか。服着たり武器持ったりしないのよね。たいてい地球より科学も進んでそうなもんだが文明感ゼロで襲ってくる>>続きを読む

パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.1

ジョディフォスターのinside woman

子供のころから生意気そうな鼻筋と顎を持つクリステンスチュアート。この映画の一番の見どころかもしれん。過去作を掘る醍醐味リアルタイムにはできない楽しみ方だ
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コズモポリス(2012年製作の映画)

3.8

私が思ったのは主人公の最初の黒スーツに黒ネクタイのビジュアルがすごい貧相に見えたこと。金持ちはあんな格好しないよなあ。普段スーツ着ないyoutuberが会見の時無理してスーツ着てる感じ!本物じゃない証>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

2.9

三島のドキュメントを観ると毎回出てくる芥w昔は単にムカついたが過去1でカッコいいかもしれん。ひょっとするとインタビューを受けてた盾の会メンバーよりも三島を理解していたのかもなあ。

東出のナレーション
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エベレスト3D(2015年製作の映画)

2.5

これ系はウィキを見るのもおつ。

これは自然の怖さ!の映画ではない
人間の自己評価の高さの問題の映画だ。
朝目が覚めたら山が勝手に来たわけじゃない、人間が勝手に登ったのだ。
そこに山があるからと仙人ぶ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

骨は土に還元するからまあいいかあ〜
コップはあか〜ん!!
この微妙に上品な?線引きが面白い。

道中車の故障かなんかで往生した時、黒人労働者からの浴びせられる視線が1番のキモか。もちろんブラザー的な意
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.7

マカはもちろん凄いんだが日本映画好きおじさんとか一瞬出てくるもののオバハンと子供人格で推してくる構成はスプリットから変わらず。

スプリットよりつまんないのはアニャラー(アニャが好きすぎて困っちゃう一
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Hysteric Betty(2020年製作の映画)

4.0

棒がキツいという意見もあるが、、、それはもちろんわかる!普通さ素朴さが逆に可愛く見える!ということもないwwwだが演技バリバリしてまっせで見せられても逆にキツいかもしれん。しかし底辺クラスを底辺がその>>続きを読む

夢の島少女(1974年製作の映画)

5.0

だいぶ前にNHKで観たBSかも、たぶん当時40歳くらいかの中尾さんのインタビューつきであった。記憶が定かではないので内容にはあまり言及できないが忘れないためにメモ。作品と中尾早すぎたのかレビュー数を見>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.2

副操縦士の隙あらば決め台詞言ったろ感すこ。結末は無事着水というのはみんな知っていることなのでクライマックスの作り方は本来難しい。なのに現実よりもそのあとのシミュレーションのパートにハラハラしようとは。>>続きを読む

ファーゴ(1996年製作の映画)

4.3

ブシェミって、ああブシェミだなって響きの顔してるよな

スパイの妻(2020年製作の映画)

4.0

蒼井優がどうしてもダメだ、るろ剣の医者はちんちくりん過ぎてクールビューティー高身長でなければ説得力がかける。演技力のある人間はフィジカルの大切さを軽視しがちなのかもしれない。まあこの役にはあってるかも>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.0

日本の映画に出てくる外国人役者の恥ずかしさというかなんというか。英語さえ喋れてればそれで演技の基準クリアみたいな。おあつらえ国際感演出がキツい。日本側の役者の役作りに費やした時間よりはおそらく少ないで>>続きを読む

砂上の法廷(2015年製作の映画)

3.4

供述でキアヌを呼んで〜、という描写で
え、早すぎひん、救急車や警官より早いでと思っていたのでワンチャンあるかなと思っていたのでラストは納得。

見返して観るのをお勧め、人権派ぶって悪戦苦闘してるふりを
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.6

どんだけボロを装っても他とならべると均整がとれている体、上品な顔立ち。リアルノマドと比べるとやはり女優の格を感じる。

何かが起きそうで起きない。家族と口喧嘩くらいはするものも受けいられてるレベル。日
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コントロール(2007年製作の映画)

3.9

24hourpartypeopleでもそうだがニセ貴族みたいなトニーウィルソンがツボだ。また同じようにびよーんびよーんとジャンプをしていたw

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.1

9人が揃うとワクワクするがやはり設定のためバラエティーのある人間を揃えました感が強い。馴れ馴れしく握手してくるイタリア人とか、哲学ぶったことを言うギリシャ人とか9人の曲者ドヤ!が逆にテンプレぽい。翻訳>>続きを読む

インサイド・マン(2006年製作の映画)

4.4

体ほっそ〜して潜んでるオーウェンを想像して爆笑

ペーパーハウスの5億倍面白いがクライブオーウェンの存在感、まあまあの巨体、なぜか見当違いの人質達への尋問が多すぎる。あのリーダーっぽいやつおらんやんと
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ミナリ(2020年製作の映画)

4.4

おそらくババアの不調は子供の病を追い出して自分に吸収したからでしょう。

その弟が少し丈夫になった体で走りババアの失踪を止める素晴らしい構図。

色々周囲にヘンテコな人間が出てくるがそれはミスリードで
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.9

よくあるスイーツ向け映画かと思いきや意外と面白い。開始数分でのあるシーンで作り手の本気度が伺えで爆笑。

男側のリーダーが絶妙にダサカッコイイではなくダサダサい感じ、ザックエフロンを金玉にしたような顔
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彼女(2021年製作の映画)

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本作は観てないがシャリーズセロンのモンスターくらいやらないと説得力はでない。
どんだけ身体張っている風演技を装っても結局綺麗なものを写しているだけの状態になってしまう。

オールド・ボーイ(2013年製作の映画)

3.8

ネズミのシーンはいらなかったかなあ、可哀想というより、ただひたすら監禁させることが目的であるはずなのに、ちょくちょく嫌がらせをすることが黒幕の復讐の一つみたいに見えてしまう。

監禁の心あたりでいっぱ
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.7

セクハラオヤジに一撃でスカッとした!とか3人とも可愛い!って根本的に違うよね。

ロジャーの問題は根本的にセクハラだと思ってないところでしょう。言い逃れではなく本気で、なんで俺を訴えるんだ!と憤慨して
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.3

食材に感謝!とか頂きますの文化!とかそれこそお為ごかしかなあ。屠殺側のがまだ悪としての自覚が合って良い。食べられる側にとってみれば感謝されようが関係ないからね。

勇気を振り絞ってオクジャは助けても多
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.1

面白い、下手すると安っぽく見える映画だと思うが四人の雰囲気がはまっていると思う。

最初からダンスくらいまでは面白いのだが
結局自我に目覚めたらロボット反逆ものか〜的な域を出てない気がする。(自我では
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.8

アクションは素晴らしいが、殺し屋と名乗る以上ケレン味より命を最短距離にとった動きをして欲しい。車で轢いたのに走り出すまで待ってる殺し屋とか。命を取るための動きというよりアクションを見せたい動きになって>>続きを読む

スノーピアサー(2013年製作の映画)

4.4

クリエバの生来持つ偽善的な主人公感、アメリカの善玉感のあるクリエバを主人公に持ってきたところが後半の告白に生きてきますね。あのキャプテンがあんなことを!みたいなメタ的なギャップの効果も計算していると思>>続きを読む