米蔵さんの映画レビュー・感想・評価

米蔵

米蔵

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

おもしろい

主観の映画。
主観のカットを多用し登場人物、作り手、観客の主観をカラーとモノクロの対比によって観る。

なのでどうしても日本人的な主観も入ってしまうのだが、生涯ヒロシマナガサキに訪れなか
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悪の教典(2012年製作の映画)

4.2

たのしい
内容忘れてきた頃に再鑑賞、ほどよく感情移入できない連中を軽快かつ適当に始末していってくれる
他の映画のナイフペロペロ系とは一線を画す良いほうの三池映画

でもエンディング曲は最悪、そういえば
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.3

たのしい
このパッケージでまさかのドクタードリトルとかあっちの感じのわんわん動物映画
なので犬は可愛いし犬は死なない、犬は
一方で本編も王道で観たいものはしっかり展開してくれて満足度が高い。アンブレイ
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サニー/32(2018年製作の映画)

2.7

キャストはいいんだけど元ネタの事件も導入だけで本編はどんどんトーンダウン…
特に何も残らなくてう~ん…

フライペーパー! 史上最低の銀行強盗(2011年製作の映画)

4.0

まぁまぁ
内容は全然覚えてないんだけど、両手に鎖の入れ墨入れた奴が、腕を返すと鎖が千切れてて「誰にも俺は縛られない」って決め台詞言うのだけ心に強く残ってる

ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

4.3

たのしい
こういう少年の日の青春の現影みたいなお姉さんに弱い
だいぶスラッシャーホームアローンなんだけどサクサク進むのといいキャラが多いのでポップコーン片手に観るのにちょうどいい

最後まで行く(2023年製作の映画)

4.0

まぁまぁ
詰めの甘い奴らの不運なピタゴラスイッチ
どいつもこいつもアホなのでこのテンション感なら元の韓国版も楽しいかもしれない
金庫からあとは最後まで行こうとしたせいでだいぶ蛇足

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.1

たのしい
トゥルーマンショーやゼイリブ的なオマージュを入れつつもなんか軽口なエンタメ映画に仕上がってる
《決め台詞》

スネーク・フライト(2006年製作の映画)

4.0

午後ローか木劇で一生分観た
あいよ機内でセックスするバカップルに蛇気持ち多めね!
くぅーコレコレ!
こういうのでいいんだよ!こういうので!

東京島(2010年製作の映画)

2.6

序盤の牧歌的な雰囲気はよかったのだがだんだん雲行きが怪しくなり窪塚洋介が退場した辺りでトドメに…
脚本の名前を見たらさもありなん

忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

2.3

観なくていい
何やってるかよく分からない上に話に起伏もない
VRの設定も恐ろしく食い合わせが悪くて…村シリーズからさらに一段下がってて大丈夫か?

ミンナのウタ(2023年製作の映画)

4.0

まぁまぁ
清水崇分よりもGENERATIONS分で加点してもいいくらい本人役がいい味を出していた
肝心のホラーは…まぁこんなもんかな…この手の元凶にしては珍しく悪辣なガキ

イノセンス(2004年製作の映画)

4.4

前半1時間くらいと潜水艦がたのしい
持って回った言い方とちょいちょい脱線、GITS後のバトーのしみったれた感じを楽しむ
この辺は立喰師に繋がるところもあったり
ラストの辺りはその主題そのまんま言っちゃ
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GAMERA1999(1999年製作の映画)

4.2

たのしいけど性格悪っ!
破壊と創造のドキュメンタリー、ただの製作風景を映すのとは一線を画す演出された映画
今やすっかり丸くなってしまったかつてのスタッフ達が、ギラギラオラついてた頃が観れる

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.8

あーがーまえばー
ビジュアル作画音楽演出が抜群で未だに古さを感じさせない、ある種の環境映像みたいな作品
主題はもうさすがに擦られ過ぎてしまっているんだけど、筋としてはだいぶシンプル

アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

3.8

てめぇやっぱオスかよ!
マリー純度200%の「女っ!」って感じの映画
母と娘の確執を商業ラインに載せるのはすげぇよ(両手上げては誉められない)
ヒロインのエキセントリックさにノれるかどうかが明暗を分け
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

4.4

たのしい
20年ぶりの同窓会映画、まだ地デジ化前のテレビにかぶりつき、プラモを買い、学校帰りはゲーセンに入り浸り連ザを回して、DESTINY終盤は愛憎入り交じった当時の感情も時間が解決しており「まぁい
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

4.0

たのしい
因習村の類かと思ったら、途中から話が壮大になりメタファーっぽくなる…んだけどブリーフおじさん登場のところがピーク
監督の言っていた幸福と不幸のバランスうんぬんを聞くと腑に落ちるんだけど、それ
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

まぁまぁ
予告を越えるシーンはないし、登場人物全員死んでもいいような奴ばっかりでしょうもない
でも終盤のプロトタイプが出撃するのはロボットアニメみたいで男の子

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.1

たのしい
舞台的に小気味よいテンポで進む前半から、少し飽きが出てきたところで話の向かう先が見えてきてオチの距離感が良かった

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.2

たのしい
コールガールに耳で気持ちよくして貰うくだりが印象的
片割れを黒人にするのはちょっとブレてしまうんじゃないかと思ったり

黄龍の村(2021年製作の映画)

2.0

うーん、まさに段取りのある殺陣というかターン制バトル
シン仮面ライダーに一言いった割にこれは…
同監督の他作品のトーンというかなんか嫌な感じが一緒だからおそらく合わないんだろうな…
このスタンスの映画
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スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

4.0

まぁまぁ
独特な間と話の方向が心霊なのかヒトコワなのか、中盤まで惑わしてくる
窪塚洋介の引きこもり兄の強キャラ感が引っ張ってくれている感じ

心霊玉手匣 constellation(2018年製作の映画)

4.3

たのしい
ビデオシリーズも含めて
心霊ドキュメント版ノッキンオンヘブンズドアをやった4がとても良い
今まで登場した面子を揃えて妙なワードセンスとスピード感が光る劇場版は壮大な話で締める
この現実と虚構
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劇場版 ほんとにあった!呪いのビデオ100(2023年製作の映画)

4.5

たのしい
記念すべき100本目で中村義洋をかわいがりイジる
ここまでついてきたファン向けの一本

ビバリウム(2019年製作の映画)

3.8

まぁまぁ
オチてるようでオチてない感じ
吹き替えで観たので勝平ちゃんが若干ノイズ
メタ的な部分で言えば役割以外の何者にもなれず死ぬのはイヤだな…火を放て!

真夏の方程式(2013年製作の映画)

4.5

面白い
ガリレオシリーズでは夏休み感もあって一番好き
帰ったあとに日常に戻れるかな?

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.8

まぁまぁ
死んでもいいやつは死んで加担した人々は日常に戻る
しわ寄せが来るのは探った者だけ

(2023年製作の映画)

4.1

たのしい
冒頭から首なし死体の体を食い荒らしてるカニのビジュアルが強烈に引き込まれる。バイオレンスかと思いきや画面が美しくどこか奥ゆかしいのが北野映画らしい
羽柴勢のコントの間や西島秀俊の艶かしさも見
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.2

たのしい
ノワール感がキマってる
俺、何もしてねぇよぉ

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.5

たのしい
静かに息をするように行う暴力
やめてくださいよ~

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.7

面白い
戦後の重苦しい空気がしっかりと描かれ向き合い、継いでいくものや人の呪いといったテーマを直球で投げ掛けてくる
序盤のまるで犬神家のような導入にレイアウトと背景美術が光り、すでに取り返しのつかない
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.5

クォリティとしては過不足ない、同監督の過去作のような、商業娯楽大作映画。なので多く大衆に受け入れられる作品

…なのだが、そこで止まっており踏み込んだものは何もない
ゴジラという題材を使ってここまで凡
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リゾートバイト(2023年製作の映画)

3.2

真っ当に原作を映像化してるあたりは退屈ながら良かったんだけど、洒落怖大盛にしてふざけ始めてからはもっとこう…
前作のきさらぎ駅もだけど変に観客っていうかニコ生百物語の顔色意識してウケ狙わないでくれ…痙
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