ブゴニアとかも思ったけど末期映画。この地球そして人類の末期。多分資本主義はディガーが大事にしてる老猫のように、かろうじて延命させられている耐震性ゼロの自滅システム。
ディガーの住むワシントンD.C.の>>続きを読む
彼らが見るあの光や風を私たちは全て知っている。この映画が描くのはあの頃の全て。全て、この映画に暴かれる。
あまりにもこの映画が自分にとって大きすぎて何も語りたくないほど好きだ。映像的な演出や物語の構>>続きを読む
文芸作品ぶっているが、画面を華やかにする意味でしか主人公たちが旅するアフリカの文化は描かれず西洋中心のエキゾチズムの嫌な部分が多分に出ている。
時を無視して過去の関係にしがみつこうとする夫婦が喪失を通>>続きを読む
うーん。
ずっと思ってるけどこういうホラーって恐怖演出が入るタイミング分かりやすすぎるよね。観客が安心できるカットと、安心できないカットの察しがすぐにつく。もっとそこをくずしにかかればいいのに。
ホラ>>続きを読む
巡り巡って帰ってくる因果が映像として表される最後のシーンには感動した。因果応報と言っても実際にはラングの映画は罪人は「裁かれない」という罰を受ける。それがいい。
ただ他の作品と比べると、最後以外はお馴>>続きを読む
インテリ文化系学生たちの傲慢さ。自分が学生という社会的責務を免除された立ち位置にいるからこそ社会を客観的に分析して批判してみたりする。ただ主人公たちが過ごしているのはエデンのように自由で奔放である種の>>続きを読む
カメラと俳優がダンスしているかのような、この魅力的な駆け引きがこの性急な若者たちが行き着く先に導いていく。
自分たちが憎しみを捨てても、世界はそれを覚えている。ヴァンサンカッセルたちが銃口を本気で向け>>続きを読む
TENET、オッペンハイマーから流れる戦争への視線。
圧倒的神話的想像力に飲まれる。
中くらいの巨人かわいい。
塚本晋也はやっぱ唯一日本の戦争の記憶と集団的トラウマに向き合ってると思う。沖縄での米兵の市民への暴行もストレートに描くし、肉体的な痛みがビシバシ伝わる戦争描写は見ててすごい辛い。
他者を非人間化する時>>続きを読む
センセーションだけが話題で扱うモチーフとその描き方の凡庸さにうんざりする感じの映画かあーー、と中々手を出せていなかった作品。
見てみるとそれはこっちの思い込みで、案外人間の承認欲求で主人公が身を滅ぼし>>続きを読む
アラナハイムが良すぎる。
この監督は食卓のシーンを地獄にしてどれだけ登場人物に不味い飯を食わせるかに腐心してる。そういうところ好き。
階段を急に二段飛ばしたかのような編集のテンポ感や唐突さは、シックオ>>続きを読む
はやくスタジオはチャゼルに潤沢な予算をあげろ。
誰が何を言おうと彼がこの映画で歴史を作ったことには変わりがないのだから。たとえ物語が気に入らなくても、冒頭のハイウェイでの最後のダンスやミアとセブの時間>>続きを読む
この映画で描かれる敵は”見えない”。
自分の見てきた映画の中で復讐劇の「その先」をここまで鮮烈に描いた映画は初めて見た。
まさかの物理攻撃。ホラーやミステリーのオチどうする問題は永遠に解決されない。
ヘレディタリーのインスパイア元ということは納得。特に音や映像が急に断片的になる感じとかは参考にしたんだろうなあと思った。>>続きを読む
戦争で破壊された教会の跡地で泣き叫ぶ夜の女たち。田中絹代とその妹は一度は放棄した慈悲や救いがまだこの世にはあるはずだともう一度信じて、キリストが版画されたステンドグラスの影に消えていく。
最後の最後で>>続きを読む
溝口にしては脚本に締まりがない。三角関係が主題ではないにしろ、それぞれの人物の関係性にあまり緊張感がなく、軸も曖昧で散漫な印象がある。
イチャンドン一作一作がとてつもない密度の人間ドラマですごい