oliveさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

セブン(1995年製作の映画)

3.0

とにかく救いがなく後味が悪い。ひたすら重く濁った言い表しようのない作品だった。
私はちょっと苦手。

Shall we ダンス?(1996年製作の映画)

4.0

上手い役者、重厚な役どころもできる人がそろって軽やかに演じていてストーリーもよくできていた。草刈民代のたどたどしい演技も初めてだしダンスがメインだから少し甘めに見た。渡辺えり子のダンスがなんかよかった>>続きを読む

シコふんじゃった。(1991年製作の映画)

3.8

モックンを俳優として認知した作品。
悲劇より喜劇が難しいとはよく言われるけれどテンポも間もよくて楽しかった。

大空港2013(2013年製作の映画)

4.0

部隊は空港、小さな空港の中だけで繰り広げられるドタバタ。一癖も二癖もある登場人物達がどの人もキャラが立っていてその中を立ち回る竹内結子がちょっぴり毒を含みながらとてもよかった。

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.8

日本中が何かに浮かれてた時代。
私は彼女達の親に近い世代だけど泣けた泣けた。もう再びあんな時代は来ないだろう。失われた20年と言われる時代に生まれ育った人達になんだか申し訳ないような気がした。
広瀬す
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四日間の奇蹟(2005年製作の映画)

3.6

ロケ地が近くて吉岡秀隆だもの、それだけでいい。

あ・うん(1989年製作の映画)

3.8

NHKのドラマで杉浦直樹がとても良かったのが強く印象にあったが健さんは全然違って何時もの健さんとも違っていて良かった。時代が時代だからプラトニックだけどそれだけに友情と恋愛のやるせなさがなんとも言えな>>続きを読む

幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

4.3

映画館だけじゃなく何度も繰り返し見た作品。桃井かおりと武田鉄矢がリアルでとてもよく、健さんはやっぱり健さんで倍賞千恵子も静かで強くて素敵。

八甲田山(1977年製作の映画)

4.0

昔むかし観た作品だけど胸が苦しくなったのを覚えている。新田次郎原作は山を書いた物ばかりを読んでいたけど原作に負けない迫力だった。
いつも思うけど日本の軍隊というのは特攻隊を筆頭に人の命を大切にしない集
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おくりびと(2008年製作の映画)

3.8

モックンと言えなくなった作品、役者としての覚悟を感じた。
知らない世界、日常から死を遠ざけて過ごしていることを思い知らされた。
チェロの切ない音色がよくマッチしていた。

静かな生活(1995年製作の映画)

3.8

渡部篤郎を初めて知った作品でその演技に驚いた。なかなか表現しにくい言葉になりにくいものがよく演じられていた。彼の演技力無しには成立しないものだった。
大江健三郎氏のドキュメントで息子さんを見たらサヴァ
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タンポポ(1985年製作の映画)

4.0

ラーメン作って食べるだけ、言ってしまえばそういう作品なのにあれだけの役者が本気出せばこんなに面白いのか、きちんとエンターテイメントになっている。
宮本信子の良さを誰よりも知ってる伊丹十三ってことなのか
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お葬式(1984年製作の映画)

4.0

お葬式という悲劇を喜劇にしてしまうとは。でも現実でも往々にしてちょっとしたおかしな事はおこりがちだ。そこを見逃さずに映画にしてしまう所が伊丹十三の非凡さだと思う。
それぞれ個性的な面々が私利私欲をあら
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

4.0

松田優作がもう最高。様々な役で高く評価されてる彼だけど私はこの松田優作がピカイチ、すっとぼけた表情クールなんだか熱いんだか、とにかくよかった。

居酒屋兆治(1983年製作の映画)

3.5

加藤登紀子のちょっと素人っぽい演技が役とハマってなんかよかった。大原麗子はやっぱり甘えたいのにやさぐれて孤独で寂しくて、薄幸の女がよく似合う。