7号さんの映画レビュー・感想・評価

7号

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ミザリー(1990年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ハンマーのシーンは直視できませんでした
エスターもそうでしたが足の折れるシーンがめちゃくちゃ苦手です

こういう人が怖い系が結構好きなので、この作品も面白かったです

甘い生活(1959年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

少しずつ緩やかに沈み、堕落して行くような感覚
優雅に見えるが何だか虚しく、そこから目を背けようとしているが、逃れることは出来ない

全体的に整った構図は非常に好みなのですが、私にはちょっと長かったです
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ボーン・コレクター(1999年製作の映画)

-

人生で唯一、観たことを忘れてもう一回DVDを借りてしまった作品(しかも2、3週間前)

相当印象に残らなかったのでしょうが、安楽椅子探偵物だった気がします

パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.4

オープニングクレジットを見て感動しました
後々知りましたが「北北西に進路を取れ」のオマージュみたいですね

デヴィッド・フィンチャー監督のことを心の中でオープニング職人と勝手に呼んでます

エイリアン2(1986年製作の映画)

3.5

リプリーがロボットみたいなやつで現れるシーンは痺れました

全体的なテイストは1の方が好きです

エイリアン(1979年製作の映画)

3.8

エイリアン2の方が人気があるイメージですが、私はこちらの方が好きです
シリーズが進むにつれてリプリーがどんどん普通の人から離れてしまっているように思います

圧倒的な力を持つエイリアンに対して怯えなが
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.6

子供の頃、海の近くの親戚の家で観てトラウマになり寝れなくなった挙句、次の日は海が怖くて泳ぎに行けなくなりました

大人になればたいして怖く無いだろうと思って観たらやっぱり怖かったです

激突!(1971年製作の映画)

3.6

ただの煽り運転をここまで娯楽に昇華させるのは流石だと思います
シンプルでもアイデアさえしっかりしていればここまで面白い作品になるんですね

最後まで運転手がはっきり映らないのが恐怖を増長する良い演出だ
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おばあちゃんの家(2002年製作の映画)

-

自分はおばあちゃんっ子だったのでおばあちゃん映画にとことん弱いのですが、今の所この作品がダントツで泣きました
観ている間の7割位の時間は泣きっぱなしでした(しかも号泣)

なので映画館で観なくて本当に
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ピンポン(2002年製作の映画)

3.8

原作とSUPERCARのファンなので観ました
漫画からの映画化ってすごくハードルが高いと思いますが、本作はオリジナル要素はほどほどで、原作の中から大事な所をしっかり切り取り、非常に上手くまとめられて感
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

アカデミー賞作品賞とカンヌ国際映画祭パルムドール受賞は驚きました

非常に良く出来ていて、面白い作品です
この先、ポン・ジュノ監督はこれ以上の完成度の物が作れるのでしょうか
今後も楽しみです

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.3

すごくリアリティを感じる映画
キャラクター、ロケーション、美術、脚本など、徹底して細部にこだわりを持っているように思います
お役所に実際に居そうな冷徹な職員、働けないのに職を探せという理不尽な制度、頑
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.3

小津監督に影響を受けているキアロスタミ監督、カウリスマキ監督、ヴェンダース監督などの作品は大好きですが、なぜか小津監督自身の作品が苦手で、ずっと何故だろうと考えていました
この作品を観て出た答えは「自
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.6

序盤、中盤、終盤、隙がないと思う映画

とりあえずスティーブン・キング原作はフランク・ダラボン監督に任せれば何とかしてくれそうです

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.2

奇をてらっている感じのカメラワークがどうしても受け付けませんでした
とはいえ色々な構図やカメラワークを試すことはすごく良いことだと思います
演技を含め、不安や不快感を与える為の撮り方なのかも
ファニー
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(1987年製作の映画)

-

子供の頃にNHKのお昼の映画枠で放映していたと記憶しています
鍵を探していることと、鳥かごが映っているシーンと、タンス?の下に鍵があったことは覚えています

当時は「なんか変な映画だなー」と思いながら
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.3

大好きな映画です
黒沢監督の書籍を最近読んでいますが、思った以上のシネフィルで、色んな監督のショットを研究し、かなり影響を受けて作品を作っているように感じます(特にこの作品の前後)

生肉の所は「何が
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

黒沢清監督のCUREっぽいと聞いたらことがありますが、どちらかといえばセブンっぽいと思います(もちろん全く別物ですが)

ラストのソン・ガンホのアップからのエンドロールの美しい金色の田んぼがスクリーン
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四月(1962年製作の映画)

3.8

白(光)と黒(闇)のせめぎ合い
黒が優勢だったり、白が混ざったりする様が視覚を通じて観ている側に感情や現状を伝えてきます
あとは音も同様に状況を伝えてきます
衣装がクルクル変わるシーンが良かったです
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アムステルダム無情(1988年製作の映画)

-

普段、人の顔ややらなければいけないことをすぐ忘れるのに、子供の頃に観てトラウマになったシーン(橋に吊るされた死体が船の透明の天井にズルズルなってギャーってなるシーン)と映画のタイトルはしっかり憶えてい>>続きを読む

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.1

ツッコミどころは満載ですが、大好きです
大学在学中の黒沢清監督がスタッフとして参加されており、森達也監督もエキストラとして参加してらっしゃいます

許可無しで撮影したりめちゃくちゃですが、そういったこ
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髪結いの亭主(1990年製作の映画)

2.8

おそらく個人的にパトリス・ルコント監督作品が徹底的に合わないのかも
ラストシーンはシュールで好きです

仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

2.9

登場人物に共感できず、そんな人々が繰り広げる恋愛模様?にも興味が持てませんでした
サスペンス要素もありますが、主人公や女の人の動向に「なんで?」って考えてしまってそこにものめり込めず
衣装がおしゃれで
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夜の子供たち(1996年製作の映画)

3.0

個人的には好みではありませんでしたが、ラストはすごく良かったです
序盤は結構好きな映像が多かったです

陸軍(1944年製作の映画)

-

85分と短いのに、私は非常に長く感じました

ラストはカット割り、カメラワーク、構図、演出、演技、全てが本当に素晴らしい名シーンだと思います
どんな思いで木下監督は撮ったのだろう

楢山節考(1958年製作の映画)

3.8

しょっぱなから思いっきりセットで、感覚としてはドッグヴィルを観た時と同じような戸惑いを感じました
演劇を観ているような感じ
セットだからこその演出で段々、引き込まれていきました
色の使い方が良いですね
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.2

映画に興味が無かった頃に授業で鑑賞しました
思いっきり遅刻して途中から観たのですが、入って映像を観た瞬間から釘付けになり、終わった後の感想は「よくわからないが、なんか好き」でした

その後何度か鑑賞し
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砂丘(1970年製作の映画)

3.2

前半の方は私にはちょっと退屈な作品でした
とはいえ最後の爆発は素晴らしかったです

アントニオーニ監督ってMVとか作るの上手そうですね

欲望(1966年製作の映画)

4.2

最初から中盤位まではおしゃれなサスペンス映画という雰囲気で、終盤で「あれ?今までのは何だったんだろう」と分からなくなりましたが、最後のテニスが答えではないかと私は思います

夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

3.9

イースウッドもリー・ヴァン・クリーフもかっこいい!
こってりした演出がくせになります

しかしこのあたりの作品の邦題が似ていてどれがどれだか忘れてしまいます
あらすじ見て「あぁ、あれか」と思い出すレベ
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