7号さんの映画レビュー・感想・評価

7号

7号

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3-4x10月(1990年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

北野監督の役が絶対に近づきたくないタイプの人でありながら、カリスマ性を感じて離れ難い人でもある
破滅的なクライマックスはヌーベルヴァーグ的な展開で、ラストもヌーヴェルヴァーグっぽかったです

シックス・センス(1999年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレ禁止!みたいな情報がどうしても流れてくるので結果、勘ぐり過ぎて途中で分かってしまいました
分かった状態で観るとどうしても感動が薄れてしまって妙に冷めた見方をしてしまいました

でもすごくよくで
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反撥(1964年製作の映画)

3.4

精神を病むのには理由と過程が少なからずあると思います
そして一度壊れると、2度と元へは戻りません
病んでいく過程を見ていると身近でも起こり得るという恐怖を感じます
この先、この女性はどうなってしまうの
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.8

オープニングがめちゃくちゃかっこいです
音楽やファッションも作品にピッタリで、おしゃれな映画だと思います
ただ、かなり汚いシーン(しかもリアル)があるので視聴は気を付けた方がいいです
知り合いに勧めた
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アンナの出会い(1978年製作の映画)

3.4

周りに人が居ない訳では無い
色々な人と出会い、話をする
知り合いとも会う
でも孤独

理解者が居ないことも孤独ですね
ルイ・マル監督の鬼火で描かれた孤独に似ていると思います

ドッグヴィル(2003年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

何だか観ている側を試しているような作品
地面にラインが引いてあるだけのセットを見て、耐えられるかなーと思いましたが、引き込まれてあっという間に時間が過ぎていました
ラストの村殲滅はカタルシスを感じてし
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.5

アクションシーンが良いですね
普通に面白かったですが、一緒に観た人は何とも言えない反応でした
「ウワサガヒトリアルキシテルヨウダネ」が素敵
チャーリーブラウンが好き

アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

2.6

ヘリの事故のシーンがすごくリアルです(あたりまえ)
狭い会議室のシーンで爆笑しました
予算が少ないからこそ、伝説の映画になったのではないでしょうか
人間の底力と可能性を感じます

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.2

巨大な球体が地上に浮き上がるシーンをみて驚愕した思い出
アニメは詳しくないですが、大友監督の素晴らしいところは構図、デザイン、色彩、カメラワークだと思います

イノセンツ(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

童夢を土台に作られた作品
元ネタの基盤を弄りすぎず、キャラクターやバックボーンを上手く落とし込んで丁寧に作られていますね
ラストも元ネタを踏襲しており、しっかりテーマをなぞっています
日本で童夢を映画
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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

帰る家があるだけでも幸せだと思える映画
正義を通して主人公を追い詰めるもの
他人に無関心なもの
どうにもならない金銭問題とトラブル
あらゆる事柄が主人公を追い詰めていく
一方で余裕が無いなかで精一杯、
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さや侍(2011年製作の映画)

1.6

この映画を観て、映画作るのってきっと難しいんだろうなと思いました

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.5

エースコンバット04のサイドストーリーの元ネタ(手法が)と聞いて鑑賞しました
一部だけ静止画じゃ無いところが良かったです

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

どこかで見たことのあるお名前だと思ったらエースコンバットシリーズに参加されていた監督でした
エースコンバット04のサイドストーリーは本作との類似点があるように思います
感情的なシーンを淡々と描いている
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静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.7

乱射事件のシーンが衝撃的で記憶に残りやすいですが、生存者のその後の苦しみを描いているあたりが個人的には印象的でした
生存者も被害者なんですよね

柳と風(1999年製作の映画)

3.7

誰しもこの少年のような苦境に立たされたことはあるのではないでしょうか
普遍的な出来事で1本の映画を作るのって結構難しそうですね(興行収入とかの問題を含めて)

荒野の千鳥足(1971年製作の映画)

3.3

荒野の◯◯と来れば西部劇だろうと思ったら全然違いましたが面白い映画でした
お酒はほどほどにします

荒野の用心棒(1964年製作の映画)

3.4

かなりよく出来たリメイク作品だと思います(許可なしですが)
セリフまで丸パクリはもう隠す気ないですよね
イーストウッドかっこよすぎ

霧の中の風景(1988年製作の映画)

3.9

子供達のあまりにも過酷な旅
アンゲロプロス監督は詩を映像化している監督だと思いますが、その他の作品に比べて本作はその傾向が強いと思います
雪を見ていて、子供達の姿を全く気にしていないシーンは特に詩を観
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座頭市(2003年製作の映画)

3.9

エンタメ作品でありながら構図や演出から芸術映画っぽさを感じる凄い作品
北野監督らしいコミカルな演出も適度に入っており、盛りだくさんの映画です

Vision(2017年製作の映画)

2.8

殯の森以降の河瀬監督作品は、芸術にこだわり過ぎているのか、あざとさを感じてしまいます
河瀬監督が撮る普通の人々が暮らす普通の風景をもっと観たいと思ってしまいます
キャストが豪華です

萌の朱雀(1997年製作の映画)

3.7

河瀬監督は普通の風景を美しく撮ることにおいて、日本でトップクラスだと思います(世界でも?)
監督は元々、写真を学んでいらしたようで、そこが影響しているのかもしれませんね
またこのような作品を撮って欲し
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イレブン・ミニッツ(2015年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

途中から死兆星の話かなって思いながら見てたら当たってたっぽいです・・・多分

皆殺しの天使(1962年製作の映画)

3.8

出られるはずの部屋から出られない謎のシュチュエーション
映画や演劇に対するメタファーなのかな、と勝手に想像しました

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.9

友達のノートを間違って持って帰ってしまった男の子の話
イランの大人って本当に子供に対してあんなに冷たいのでしょうか
それに対してやたらしつこい子供を見てると、この子もそんな大人になるんだろうなって思え
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.5

序盤のノルマンディー上陸が凄いです
ロバート・キャパの撮った写真を参考に、素晴らしいクオリティで再現されています