キラキラしすぎて眩暈がした。
二人の交わす視線から星が出てたよ。
現実の様々な状況もいつか追いついて欲しい。
ヘンリーがアレックスの香水を当てるシーンが好き。アレックスがLE LABOの「サンタル3>>続きを読む
新文芸坐タルコフスキーオールナイトの1本目で少しばかり居眠りしてしまいました。スコア付けは次回に持ち越し。
結局のところ、「人間を人間たらしめるものとはなんなんだろう」という疑問にぶつかる。精神と肉>>続きを読む
アイデンティティクライシス、
本物の私って?
家にいる私、学校にいる私、会社にいる私、友人といる私、どの自分も微妙に異なる。その場所に合った期待されたそれぞれの自分をある意味"演じる"
しかし、そ>>続きを読む
朝目覚める瞬間から床につくまで絶えずブラウン管に映る目は彼女を見つめている。
起きて、身支度をしたり、家事をしたり、平凡とした1日をブラウン管に映る目が見つめている。主婦の日常を観察するような撮影方>>続きを読む
私の人生かと思った。
有害な親、何もない田舎、閉ざされた環境から抜け出して世界のスターになるの。
憧れの映画スターの世界の一部を小さな部屋へ持ち帰って何度も何度も繰り返し見つめて憧れる。外の世界へ>>続きを読む
過去の有名なホラー映画を丁寧に参考にしながら綿密に作られたホラー映画。
正直なところ、ある意味見慣れた展開やシーンが多いので真新しさはあまり感じられないけど、クラシックな作品の良い部分をきちんと活か>>続きを読む
美術館にある作品のスライドショーのようなストップモーションアニメ。この作品を作るのにどれほどの手間と時間が掛かったのだろう?ということばかりを考えてしまった。
カルトから"抜け出す"ことがいかに難し>>続きを読む
いや、これで「1901年の作品の設定」は厳しいと思う。その時代の映画観たことあるのか?その時期の設定の作品にしては綺麗すぎて、なんだかInstagramのフィルムカメラっぽいフィルターで撮った写真みた>>続きを読む
約220分と長い映画だけど、無駄は一切ない。全ての台詞、動作、間、空気、流れがこの映画に必要不可欠なものだった。
期間中ひとたび観ただけでは物足りず、もう1度観る必要があったので最終日にまた観た。1>>続きを読む
ダッフルコートを買うためにサンタのバイトだ。
ジャン・ユスターシュ作品を初めて観た。
この映画祭のポスターの『ママと娼婦』の印象しか知らなかったので、『ぼくの小さな恋人たち』の素朴な撮り方や物語の進行の仕方に少し驚いた。あと視座に半ば諦めたような>>続きを読む
舞台衣装と化粧に身を包んだ蝶衣の眼差し、目の色、所作、歌声は到底この世のものとは思えず息が止まりそうになる。目が離せない。蝶衣のその眼差しは目の先にいる小楼に突き刺さるかのようだ。
もし自分の愛する>>続きを読む
時間と記憶
衝撃的でロマンチックな作品。静止画をスライドショーのように流す手法だが映像の部分もあった。
過去の世界に入った男があの女性とデートをするシーンがなんともロマンチックだけど悲しい。なぜな>>続きを読む
見目麗しい二人がこっそりと逢瀬を重ねる。何度も会うけれどもあくまでもプラトニックな関係。二人が別れの挨拶を練習する場面でいつも気丈に振る舞っていたスーが堰を切ったように涙してしまうシーンは観ている私も>>続きを読む
ファイの最後の台詞「私は確信した もし会おうと思えばどこでだって会える」
たとえ電話番号や住んでる場所も何も分からなくなっても、会う気さえあれば必ず会えるから大丈夫という前向きな姿勢に勇気づけられた>>続きを読む
こんなに最高な映画があったのかといたく感激した。ピーターのカリスマが溢れる一作。
劇中に登場した仮面の展示に私も行ってみたかった。人間は常になんらかの仮面をつけて生きている。仮面の下にはまた新たな仮>>続きを読む
続編はマンションで起きる。
犬の役者が登場する映画を久しぶりに観た気がする。ただ犬として登場するのではなく、きちんと演技シーンがある。だがなんと、この犬の方もデモンズに変身してしまう!人間同様に歯が>>続きを読む
映画館で起きるパニックを映画館で観ているということにドキドキワクワクした。
デモンズに変身する時に歯が抜け落ちて牙が生えてくるギミックがすごい!どうやってやっているんだろうか。
アルジェントの関わ>>続きを読む
象徴主義的で簡単にはよくわからないところがなんだかタルコフスキーっぽいなと感じたけど、私のロシア映画の解像度が低いのかな?(確かにロシア圏の映画はあまり観ていない)
ところどころ本質的な問いや会話の>>続きを読む
『エルミタージュ幻想』よりも英題の『Russian Ark』の方が相応しいと感じた。
確かにエルミタージュ美術館でワンカットで撮影されたというのは特筆すべき点ではあるが、より重要なのはこのロケーショ>>続きを読む
映画というよりかは誰かのコラージュブックをこっそり見せてもらったような気分になった。手法は真新しいけど、特に強いメッセージ性は感じられなかったので残念。
背景の絵は描き込みが細かくて好みだった。
マギー・チャンをより引き立たせるためにつまらない映画を作ったのか?というほどダラダラ進行する映画だった。
よくあるつまらないB級フランス映画っぽくちんたらストーリーは進むけど、ひとたび彼女が画面登場>>続きを読む
ちょっと冗長に感じてしまった... けど、その時代の人(そしてその人たちの子孫)の目に焼き付いた、身体に刻まれた独裁者の記憶を伝えるにはこれくらいの時間があっても足らない。
「祈り三部作」(もしくは>>続きを読む
「棘を恐れては、バラは摘めぬ。」
革命には血が流れる。流される。
「美しさはどこから来るのだろう。」
一面に広がるポピー畑と白馬。
古い因習の残る閉鎖的な社会でも強く発言する女性が出て来て>>続きを読む
白と黒、光と闇、キリスト教徒とイスラム教徒、あらゆる二項対立を詩的に表現した作品。
友人の言う通りベルイマンっぽさがあった。特に『第七の封印』とか『野いちご』。でもベルイマンの方がわかりやすいかな?>>続きを読む
主人公「雅樹」のボケっとした顔。
おかしなシーンも惨いシーンも常に淡々とどこか他人事のように映されているところが印象的だった。ぼんやりぼーっと眺めている感じ。ラストを観てなるほどなと思う。
なんと>>続きを読む
くだらなくてチープなB級映画かと思ったけど、思ったよりちゃんとしている。セット、ロケーションも豪華だし衣装も素敵。
実に楽しい映画です。
どのシーンも美しくてうっとり...!
うまく言葉で表せないけれど、好きな種類の映画だ。
同監督『オルフェ』も素晴らしかったし、Blu-rayボックスがあれば欲しいな。
昔、ゲオで借りようとして間違えて全然違う『フェアゲーム』を借りてしまった事がある。ついにハネケの作品を劇場で観る。
アレッ?思ったよりそうでもない?
確かに惨いけど、もっと酷いかと期待していた。ちょ>>続きを読む
あまりこの映画の良さが私には伝わらなかった。坂本龍一の音楽は素晴らしいけど演技は目も当てられない出来だし。
「構図の美しさ」「光の入り方」「目の演技」を重視する私には向いていなかったかも。「戦争」と>>続きを読む
野獣「怖いか」
ベル「怖いのも素敵」「あなたとなら」
まァ、ロマンティックですこと。ベル役の方の現実離れした美しさ。
でもさ、ディズニー版観てもずっと思っていたけど、恋に落ちた相手が突然「人間」に>>続きを読む
思わず台詞に釘付けになってしまった。
「理解しようとするな」
という台詞が繰り返し登場する。世界には理解しようとすると分からなくなることやそもそも理解の範疇には存在しない物事があるのではないか。>>続きを読む
えっ、かなりしっかり怖い。
殺害方法もアイディアに富んでいるし、特殊メイクもリアルで良い。炎の効果も効いている。
カメラのストロボを光らせて暗闇を照らすのは怖すぎ。
紫禁城での皇帝としてのくらし。
ロケーションも着物もメイクアップも素敵だった。
でも、ほぼ全編英語なのは納得いかないな。
綺麗なマダムに目をつけた不審者と自宅に2人きり!(小さい息子もいた)
マダムが自宅内を逃げ回る様子を上から俯瞰で撮っていて面白かった。
マダムはなかなか強いです。