よしのさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

よしの

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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

5.0

ヤバすぎ。全部じゃん。一挙手一投足、ずーーーーっと最高。

スーパー恋愛映画。全然興味ない話まで見てられる。何に対して泣けているのかわからないまま、自然と泣いてた。正直、自分が何を体験したのかもよく分
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.0

なぜか2022年に見世物小屋で発動する物語が語られているという、そもそもの時代錯誤感がめちゃくちゃ気持ちよかったし、興奮した。

映像良いっす。急にギュッとなるような良い意味で気持ち悪いカットが差し込
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バッド・チューニング(1993年製作の映画)

4.0

楽しすぎてやばい。最高すぎ!
いっぱい人が出てくるけど、全く散漫にならないんだからすごい。映ってる映像がマジにずーーーっと良いの何なんだ。
クッソしょうもないことばっかり繰り広げられるのだけど、みんな
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ベルファスト(2021年製作の映画)

2.0

んー。久しぶりに登場人物全員興味が持てなかった。
なんかみんな、いいこと言ってた。あとはダメなことも言ってたし、してた。でもいいことしてる人もいて、映画とか演劇とかがあって、だめなことをしたり、いいこ
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13日の金曜日(1980年製作の映画)

2.5

誰でも知ってるコレ。なんだかんだ初観賞。
車のエンジン音が笑い声に聞こえたりとか、泣きながら縄を結えバリケードを仕込む一連とか、キッとこっちを向く車のヘッドライトとか、要所要所ツボをついてくるシークエ
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夏の庭 The Friends(1994年製作の映画)

3.0

ど田舎モノなのかと思ったら案外に都市。東京市部育ちとして身に覚えのある風景も多くて趣き〜。
それにしても序盤の高架の縁を歩くシーン怖すぎ。でも、子どもの頃ってああいう、死と隣り合わせの遊びってなぜかや
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も〜っと!おジャ魔女どれみ/カエル石のひみつ(2001年製作の映画)

4.0

すげえ〜。
夏休みの田舎に泊まろうモノとして、こんなに上振れさせてくるのかよ。映ってる映像ぜんぶ好み。地に足つきすぎてる映画的なショットの連続。反復されるモチーフ。謎の童歌。根本に流れるアニメならでは
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オーディション(2000年製作の映画)

2.5

三池崇史監督作の中でも有名だからって理由で、特にあらすじも何も知らない状態で観賞。
すごっ。話の筋とか関係なく、シンプルにイヤ〜な描写の強さがすごい。電話待ってる女のシーンとか、もぞもぞ蠢く巨大な袋と
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

2.0

とりあえず良かったところ。アイナジエンドのミュージカルパートは映像含めて最高だった。正直そんなに好きな歌手というわけではなかったのだけど、キャラの憑依も含めてめちゃくちゃ良くって好きになった!

その
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映画 おジャ魔女どれみ♯(しゃーぷっ)(2000年製作の映画)

3.0

どれみちゃんと同学年なのだよな。見てたよ。そりゃ見るだろ。
当時の記憶もありつつ、昨年全シリーズ見直している人間として。

思い出とはいえ、たぶんシリーズ通じて唯一ステーキを食べるどれみちゃんを見られ
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.0

バカ有名タイトルだけど初観賞。
ガラス突き破って崖下り、泥のような殴り合いにドラゴンスープレックスと、マジに愛おしい映像の数々に笑っちゃう。
芯を食ったメディア批判をしつつ、そのメディアを最大限盛り上
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ストレイ 犬が見た世界(2020年製作の映画)

3.0

くだんの大虐殺の歴史も知らなければ、現状のトルコが動物の捕獲や殺処分を禁止していることも知らなかったので、それだけで収穫。
犬、役者だな〜。犬種も毛並みも毛の色もみんな違うけど、共通の営みがあって、大
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KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

4.0

予告編が良かっただけに、予告編だけ面白いやつだったらイヤだな〜って不安もありつつ。杞憂!めっちゃ楽しかった!
上白石萌歌も伊藤英明も好きなので、その分ブーストが掛かってる感もあるし、実際お二人は最高な
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グッバイ!(2021年製作の映画)

2.5

そこが生活の場となる以前の物語として。
もちろん大したことはないのだけど、ヒリヒリした感覚は伝わってくるし、シンプルに映像の繋ぎにセンスがあるから、続けてほしいよな。
畢竟するに、ただ人ん家のアルパム
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女必殺拳(1974年製作の映画)

3.0

序盤の見せ場、路地ファイトの画面整理にビックリ。狭さを逆手に取ったダイナミックな演出にピリッとする。そっからはもう、画面で繰り広げられる映像、ずーっと良い。
唯一、レイプのくだりだけは生理的な嫌悪感が
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イップ・マン外伝 マスターZ(2018年製作の映画)

3.0

観賞記録忘れ。
立川まで友達と一緒に、公開初日に。
めっちゃ楽しかった記憶があるものの、詳細覚えてないな。バウティスタがただの料理人ってこた無いよね〜なんて話してた。階段ってか、段差を活かしたアクショ
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修羅ランド(2017年製作の映画)

2.5

阪元監督を辿るやつ。U-NEXTで。
ひえ〜。ララランドと同じ年に修羅ランドが作られてたか〜。
短編として楽しめたけど、本作についてはビックリする何かは、片鱗含めて感じられなかったかな。もちろんフツー
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パペット・マスター(2018年製作の映画)

3.5

「いくら払えばあの女に便秘薬を盛ってくれる?」
「750ドル」
「高い上に細かいな」
こういう全然本筋と関係ない意味無しのやり取りが最高な信頼MAX映画ああざす!
駐車場のくだりとかも全然意味無いのに
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.0

高校の時、なぜか母親と二人で見たとき以来。なんだったんだあの状況。
映画の詳細はそんな覚えておらず、ソレの質感がよかったのと、犬!!!!っていう記憶がある程度。

あーこれは、面白すぎるじゃない。
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マチェーテ(2010年製作の映画)

3.5

有名タイトルだけど機会がなくて初観賞。
めちゃくちゃおもしれ〜。主要な登場人物全員悪役として成立するくらい顔面の圧が凄くて、演出的にも寄りの画が多いから余計に暑苦しく、いい意味で閉塞感が伝わってきてた
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空飛ぶゆうれい船(1969年製作の映画)

2.5

よくもまあ60分にこれだけ詰め込んだなってくらい展開に次ぐ展開。子供向けに軸足を置いていることもあってか、サービス量もすごくって、巨大ロボに空飛ぶ船、巨大なカニに大爆撃と、何なら過剰接待だろこれ!
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ドロメ 男子篇(2016年製作の映画)

3.5

女子編から続けて。
女子があんなことになっている間に、男子はこんな馬鹿なことやってました〜ってトーンなのかと思ってたら全然、向かうべき敵まで変えて来ているとは思わなかった。
ドロメを中心とした映画とし
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ドロメ 女子篇(2016年製作の映画)

3.5

内藤瑛亮監督作。ずいぶん昔に「先生を流産させる会」を見て以来。
いやー面白い!キャッキャしながら逃げることを許してくれるドロメの遅さと、いい意味でのくどさが愛おしい。バケモノの恐怖より、その恐怖の共有
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お引越し(1993年製作の映画)

5.0

相米慎二監督作。実は台風クラブ、セーラー服と機関銃くらいしか見てないな。
なんだこれ、全部じゃないか……。
物語を語るという一点において、それに一番適したやり方は、小説であると思っている。じゃあ何で映
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アンネ・フランクと旅する日記(2021年製作の映画)

3.5

アンネのイマジナリーフレンドであるキティーを主軸に据えるっていう設定がそもそも面白いし、それを無理なく語ってんだから凄い。
空想の産物が地に足ついて物語を推進させるって展開だけで最高に楽しい。そういう
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.0

なにか強烈なことが起きるわけでも無いのだけど、映ってる映像と流れていく時間がすごく心地いい。
設定と、話の展開の仕方が面白い。この設定で、こういうミニマルな話を語るんだ、っていうギャップが楽しい。
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ハングリー/湖畔の謝肉祭(2020年製作の映画)

2.0

当たり外れ極端なトカナ配給。
全体的に中途半端で、ちょっと肩透かし。まあ、普通に楽しもうと思えば楽しめるのだけど。もう少し見せてほしいよな。そりゃあ。
エンドロールの写真が妙に美しくて笑っちゃった。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

2.5

うお〜。奇跡的なバランスで何とか面白い映画として成立してる感!
話自体は知った話からの飛躍も無いし、お世辞にもストーリーテリングがうまいとは言い難いので、あとはビジュアルを含めた演出がどうかってところ
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エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

4.0

絶対子供の頃見てるはずなのだけど、全然記憶無く……。って意味じゃ初観賞。
オイオイ!めっちゃ面白いじゃない!!ビジュアル、効果音、音楽、血みどろ、びっくり、コミカル、クソ怖ホラー、役者のキレ、全部じゃ
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ぱん。(2017年製作の映画)

3.0

おもしれ〜。短編ならアイデア一発で引っ張れるものの、地味に複雑なことやってて笑っちゃう。

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

3.0

アピチャッポン監督作。まったく縁がなくて初観賞。
映画館で見といてよかった〜。これ、家で見たら全然集中できなさそう。なんか久しぶりにこう、しつこいくらいバチッと長回しかましてくる感じの映画見た。
ぜん
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ファミリー☆ウォーズ(2018年製作の映画)

3.5

ベイビーわるきゅーれでやられて、氏のフィルモグラフィーを追うやつ。
あくまでフィクションという構造の中で、めっちゃ面白かった。凄い。山本直樹のありがとう?糸井重里の家族解散?石井聰亙の逆噴射家族? そ
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キラー・メイズ(2017年製作の映画)

3.5

何年か前のシッチェス映画祭でかかってたかな?とにかくタイミングが合わず見に行けず、ようやく配信で。
すんげえ面白い。作り手、受け手に対して批評しつつ、それが嫌味にならないような工夫と、絵面のシンプルな
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Ribbon(2021年製作の映画)

3.5

コロナ禍(或いはそのメタファー)を描いた映画はちょこちょこ出始めているけれど、その中で一番刺さった。つか、映画としての強度が高いので、そんなん関係なく面白い。
コロナ禍中の若者に対して、可哀想ではなく
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.0

レント知らない人間。レント知らない人間でも面白く見られた。
結構独特な構成。たぶん自分がシームレスなミュージカルに慣れすぎてしまってるからそう感じるのかも。
なにせアンドリュー・ガーフィールド。何かに
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ポゼッサー(2020年製作の映画)

2.5

ある現象に対して、ちゃんとそれを映像で描いてくれるのは真摯だし嬉しい。
クローネンバーグ、親父にはお世話になっているものの、息子さんの映画は初観賞。血の質感とバキバキの陰影が気持ちいい。 ゴア描写にも
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