あきらむさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

あきらむ

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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

4.5

!?となることが多過ぎた。そして独特のピアノのリズムに恐怖感を煽られる。ひたすら怖い。

エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

4.1

最後の方は悪夢を見ているようだった。不快感と浮遊感を満喫した。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.2

残酷コメディ。素敵な音楽とくだらないけど細かいセリフが記憶に残る。前半は少し退屈だっけど後半はとてもテンポが良かった。

裏窓(1954年製作の映画)

3.5

覗き見趣味映画。主人公の視点に立ってハラハラしながら見れた。

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

2.8

一人も聡明なやつがいない。そこまでサイコじゃない。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.7

終盤の盛り上がり方が素晴らしい。かといって倉庫のシーンも全く飽きさせない演出がきいている。たまにくすりと笑えるのもいい。見終わってからもう一度冒頭のカフェのシーンを見るとなんだか感慨深い。

プラトーン(1986年製作の映画)

4.4

フルメタルジャケットに比べると、内部の仲間割れ、ゲリラ戦など戦争の血なまぐさい部分が際立っていた。村を焼くシーンではこの鬼が!と思うと同時に得体のしれない、せいせいした感じが自分の中でして気持ちが悪か>>続きを読む

シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.7

随所に皮肉の効いた演出がされている。無自覚の悪意ほど憎らしいものはない。エドワードが素直な子供のようで可愛かった。

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.3

兵士は全員狂気に侵されている。戦場では狂ってなければやってられないし、怖がる暇があったら愉しんで恐怖を打ち消すしかないのだろう。

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.8

短期間で非日常的な事件を繰り返し強くなっていくテルマ&ルイーズに比べて、男たちの弱弱しさが目に付き、痛快な気分にさせられる。

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.5

信用できない語り部としての主人公。中盤以降、やっぱりなあと思いながらどこか、実は救いがあるんじゃないかと思ってしまう。

エデンの東(1954年製作の映画)

4.5

周りの奴らが妬ましい、なぜ自分だけこんなに惨めなんだ!世間からの疎外感、そこからくる餓え、そして悪循環……。ジェームスディーンの擦れた表情が最高です。

死霊のはらわた(1981年製作の映画)

4.0

カメラのアングルが目まぐるしく変わり、不安を掻き立てられた。主人公が発狂寸前まで追い立てられるシーンは怖いのだけど笑ってしまった。

エルム街の悪夢(2010年製作の映画)

3.0

変態死霊に追い回される。なかなかユーモアセンスのある化け物だと思う。

リング(1998年製作の映画)

3.5

話の流れを知っていたからあまり怖くなかった。しっとりした恐怖。

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

4.0

不良青年の生き様。ふたりの関係って意外とよくある関係だと思う。一緒逃げるよりもずっと親近感が持てる。

ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

4.3

愛し合っていても付き合っては別れる関係。二人の心理が些細な仕草や表情からいろいろ読みとれます。セリフがなくても何を考えているかすぐに想像できてしまう。タンゴのシーンはやはり印象的でした。

愛の嵐(1973年製作の映画)

4.4

ダンスシーンがとても美しく蠱惑的だ。サスペンダーがあれほど色っぽく使われている映像は初めて。変態、で片付けてしまうにはあまりに映像が美しすぎ。行為が恐ろしく滑稽に思えると同時に耽美的に見えてしまうとい>>続きを読む

凶悪(2013年製作の映画)

3.6

リリーフランキーの演技が怖すぎた。これと同じ時期にそして父になるがやってたことに驚き、絶対普通に見られない。山田孝之の憔悴した、少し狂気に満ち始めた感じもよかった。

キル・ユア・ダーリン(2013年製作の映画)

3.9

実在の作家の物語。アンダーグラウンドな世界で破壊を繰り返し、そしてそれぞれが才能を開花させていった。この映画で描かれたような破壊行動があったから後の天才が生まれたのだろう。怪しく暴力的で生々しい世界が>>続きを読む

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.3

主人公や周りの人物がリアル。たとえば主人公は良い意味で「物語の女らしさ」ではなく「現実の女らしさ」を持っている。主人公の生き生きとした時に不安な表情から言葉にできない膨大な感情が伝わってきた。