ゆいさんの映画レビュー・感想・評価

ゆい

ゆい

キートンの大列車追跡/キートン将軍/キートンの大列車強盗(1926年製作の映画)

4.0

おもろ!やっぱりアクション映画(?)好きだな〜
奪われた機関車目掛けて線路のど真ん中を一目散に追いかけていくシーンとか、壁が一気に外れた瞬間後ろから追いかける機関車が現れるシーンとか、一つ一つの構図と
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成功したオタク(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「ファンであり続けることができるのか。いや、ファンを辞めるべきか。彼を推していた私も加害者なのではないか。かつて、彼を思って過ごした幸せな時間まで否定しなくてはならないのか。」

誰かを応援した記憶を
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

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最初と最後のステージは見応えあって好き だけど全体的に間延び感あってミュージカル版の方が好きだった とにかくステージは綺麗

ミレニアム・マンボ 4Kレストア版(2001年製作の映画)

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どえらい虚無 空っぽ これも”漂流する女”の映画の部類に入るのかな
人生から逃げてしまったら最後、なかなか取り戻すのは難しいね でもあまり悲壮感がないのはヴィッキーが若いからかな

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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ヤクザが歌うだけのシーンで大笑いした 元気の出る映画

音のない世界で(1992年製作の映画)

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学び始めたばかりの幼い子ども、他の国からきた同世代の学生との束の間の思い出と別れを惜しむ若者、ボードゲームに興じる老人、結婚式、親子の交流など、出てくる場面はとにかくおおむね楽しそうな日常(と非日常)>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

元夫の足を銃で撃ち抜いて痛みに苦しませ、見殺しにはせずヤギの脳をぶち込んで庭で草を喰むのを眺める… 育った場所以外の世界や人と出会い、知識や見識を得て、考えを論理的に言葉で表現できるようになってもなお>>続きを読む

奇跡(1954年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

信じるか否かやどのように解釈して信じるかについて、家庭内やコミュニティ内でさんざん揉めてたのに、自分の完全な無力さを目の前にした時に、常に信じてきた神を信じ祈ることを諦めてしまうのは、序盤の「今までの>>続きを読む

ミカエル(1924年製作の映画)

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最初めっちゃ良さげだったのに睡魔に負けて断片的に見逃した ミカエルに激似の若い男がもう1人いて頭混乱した 絵はずっと綺麗

あるじ(1925年製作の映画)

4.0

100年前作品であることが信じられない内容 コメディ要素はほとんどの場面で大いに笑ったけど、他人事とは思えなくて本気で笑えない場面もちょこちょこあった
序盤はひたすら家の中にあるものでヴィクトルをどう
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キンキーブーツ(2018年製作の映画)

4.0

どうしても観たくて輸入盤を購入するか迷っていた中での劇場再公開、本当に嬉しい〜!よい観劇初めになった!
曲やパフォーマンスがエネルギッシュで楽しい一方、物語を通して一人ひとりの繊細さと優しさが見えてく
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

映画の序盤と鑑賞後とで作品全体や登場人物への印象が大きく変化していて、自分の中の凝り固まった部分というか疑念や違和感や固定観念みたいなものがほどけていく感覚を通してヴェンダースイズムを感じた
人それぞ
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枯れ葉(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

今起きている戦争の様子がテレビではなくラジオを通して伝わってくる描写が、今の自分には馴染みがなくて不思議な感覚だった 映画の中に出てくるニュースの音が今自分が耳にしているものと同じことってなかなかない>>続きを読む

ハムレット・ゴーズ・ビジネス(1987年製作の映画)

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2023年ベスト死に様ランキング1位はラウリに決定です
登場即横入りしてハムをクソ分厚く切る時点でハムレットが嫌いでした
オフィリアという名前でもしかしてとは思ったけどやっぱ溺死させたよね、そういうの
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トータル・バラライカ・ショー(1994年製作の映画)

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・Those Were The DaysのPV見といてよかった
・あの曲Kalikaっていうんだ
・イッテQで見たことある気がする民族舞踊出てきた

ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)

3.8

ペロンパーが不憫で良い こんなに傍若無人じゃない役ほかにあったかな(あった パラダイスの夕暮れ)
ブスッとした表情でお花を携えている姿全般が好きなのかもしれないと気づいた
最初は貧乏な作家・画家・作曲
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白い花びら(1998年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

だだっ広いゴミ処理広場に仰向けに倒れる最後カッコ良すぎる 自分のことを自ら葬る形の終わり方の中で1番清々しかった、悲しくて惨めだけど
ほとんどがマルヤの心変わりと都会で辛酸を舐める(?)話にも関わらず
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希望のかなた(2017年製作の映画)

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『街のあかり』の主人公出てて嬉しい しかもなんとも間抜けな良い役
難民として祖国を逃れた人は規定を破らざるを得ない状況なわけで、悪いことをしていないのに手錠をかけられるシーンをあえてしっかり入れてるこ
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悲しき天使(1991年製作の映画)

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ロバ?えっ女の人パターンもあるんだ?って混乱してるうちに終わった

ワイヤーを通して/スルー・ザ・ワイヤー(1987年製作の映画)

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レニングラードカウボーイズ!!
結局落ち合って逃げるお決まりのパターン

ロッキーVI(1986年製作の映画)

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ペロンパーはいつもマネージャーみたいな役
そしてクオスマネンよ、ボクシンググローブをはめたまま楽器かき鳴らそうとすな

カラマリ・ユニオン(1985年製作の映画)

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ペロンパーの一番おもろい登場シーン、ちゃんとジャケ写(?)になってて最高
で、どのフランクが生き残った?
サカリ・クオスマネンが好きなので弾き語りシーンでめっちゃ沸きました

多分この映画だったと思う
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罪と罰(1983年製作の映画)

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どんな番狂せがあろうと、自分の人生の舵をとることができるのは自分だけなのだと納得せざるを得ないんだよなと、突きつけられる孤独にうっすら絶望した。それでも生きていく中で誰かの人生と交わることはあって、自>>続きを読む

ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

4.0

アキカウリスマキが映画を通して表現する優しさと希望が大好きだ〜!警視さんが怖い顔して「弁当忘れんなよ」って言ってた時点で結末はわかっていた気がする とはいえ妻の顛末はびっくりした(し、そんなとんでもな>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ghostっていなくなる方の意味か… 夢遂げたね
そのバス乗っちゃったか…とモヤモヤ悲しい気分の中でぼんやりエンドロール見てたら、イーニドが最後に聞いてたレコードの歌詞(笑顔とリボンで素敵になるの)に
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ひなぎく(1966年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

最後畳み掛けるように圧倒された
「サラダを踏み躙られただけで気分を害する人々」の価値観を少なからず持つ人間としての私と、2人のマリエに共感し本当の欲求を揺り動かされる私とがいた

ぷかぷか気持ちよさそ
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くれなずめ(2021年製作の映画)

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うだつが上がらないなりに楽しかった高校時代を懐かしむ感情とか、大人になった今現実を受け入れられないうだうだグズグズした感情とか、そういうごちゃついた感情をバカになって発散させるとこうなるのかな
ウルフ
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イリュージョニスト(2010年製作の映画)

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ジャックタチが最後に残した脚本

ジャックタチは笑えないくらいの哀愁を老人の生き様の中に生々しく描くのがうますぎてこわい とにかくずっとため息つきたくなるような話 田舎娘も結婚して幸せになるんだろう
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

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相性が悪い(打ち消し合う)とされる属性をもつもの同士が混ざり合う奇跡という形で表現されているけれど、本筋は昔からよくあるオーソドックスな恋と愛の話で、ベタに楽しめたわという感覚 ウェイドの情の深さと>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

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まんまと騙された自分の単純さがちょっと情けないがとにかくお話に感動した
どこかで「全ての記憶は、忘れてなくなるんじゃなくて、ただ思い出さないだけ」と聞いて内心信じていなかったけど、見たり聞いたりふとし
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

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吹替目当てで映画を見たのは記憶にある限り初めて(たぶん)
バーリー、厄介者扱いされてるけど根本的にとても優しくてブレない兄で魅力的なキャラクターだった 父が生きてたら兄じゃなくて父に反発してたかもだね
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still dark(2019年製作の映画)

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彼らとほぼ同い年だけど、夢を追いかけて食い下がった経験ないな…とじんわり焦燥感を覚えた 兄弟弟子の友情っていいな

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

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ジャック、死ぬほどポジティブ
いい経験だった!空も飛べた!俺はハロウィンタウンの王だ!次のハロウィンは死ぬほど脅かしたるわ!クリスマスはやり直してもらおう、てどんだけ都合いいんだ
と思ったけど、繰り返
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