YukiIrikuraさんの映画レビュー・感想・評価 - 51ページ目

オペラハット(1936年製作の映画)

4.0

主人公のディーズは子供っぽくて素直で純粋でケンカっぱやい。アメリカ人はこういうキャラが好きなのかーと思った。

なんかちょっと今のアメリカ大統領に似てるような...

最後の人(1924年製作の映画)

4.0

無声映画なのに中間字幕がなく、ストーリーから登場人物の内面まで全てを役者の演技となめらかなカメラワークだけで見せる。ただ、あれだけ老人を追い込んでおいて、ラストをハッピーエンドにする必要性はあったのか>>続きを読む

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.0

野外映画で観賞。恐竜は迫力があったけど、やっぱり一作目の衝撃はない。あなた達の実験のせいで、たくさんの人が死んでるのに、最後はラブストーリーかよっていう軽さ笑人間は結局全然学んでない...と。

サーカス(1928年製作の映画)

4.0

チャップリンの恋心が切ない。作品の最初に流れる曲がよい。

狂った果実(1956年製作の映画)

3.8

兄弟を翻弄する北原三枝の悪女感が◎。衣装もレトロ、お洒落で可愛い❤上流家庭の若者たちの日常は理解出来ない...

カルメン故郷に帰る(1951年製作の映画)

3.2

日本初のカラー映画。農村の美しい景色とカルメンたちの服の鮮やかさが印象的。

ムーンライト(2016年製作の映画)

4.2

黒人の同性愛という難しいテーマを淡々と描いた映画。主人公シャロンが暮らすのは黒人同士の強烈な仲間意識があり、生き抜くために男性的な強さが求められる社会。今まで黒人の同性愛者を描いた作品はドラッグクイー>>続きを読む

ファッションが教えてくれること(2009年製作の映画)

3.8

アナとグレースの関係が素敵。互いに自分の美学があって、時に対立しつつも、相手の能力はきちんと認める。簡単そうでなかなか出来ない。

キッド(1921年製作の映画)

4.2

福くんもびっくりな子役の演技力!!言葉でなく動きで人を笑わせるってすごい。

ゴジラ(1954年製作の映画)

4.2

反核反戦をはっきり打ち出した初代ゴジラ映画。ゴジラも水爆実験の被害者だと思うと何だか悲しい。

ゴジラの出現が水爆実験であるという事実を政治家が隠そうと主張する場面...今も昔も大事なことを隠そうとす
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ライムライト(1952年製作の映画)

4.5

カルヴェロのセリフがいちいち深い。チャップリン自身と重なる喜劇役者というキャラクター。当時すごく冷静に自分の立場を認識していて、それを自虐的に表現してしまう。トップに上り詰めた人にしか分からない孤独が>>続きを読む

エール!(2014年製作の映画)

4.3

ポーラが最後に歌う曲が心に響く。新しい事に挑戦する勇気をくれる映画。

お嬢さん(2016年製作の映画)

4.0

美しい映像と卑猥な言葉のコントラストがものすごい。

お嬢様役の女優さんの美しさと透明感!すっかり騙された。

天井桟敷の人々(1945年製作の映画)

4.5

フランス映画の傑作といわれる愛の物語。ストーリーだけ見たらどろどろの愛憎劇になるはず...の所を何だかお洒落かつ滑稽に仕上げている所はさすが。

登場人物の中ではフレデリックが一番好き。彼は自分の嫉妬
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素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

3.8

邦題微妙だけどよかった!脇役まで名優ぞろい。特にヘレン・ミレンが◎

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.3

往年のハリウッドへのオマージュに溢れてるけど、ラストはしっかり現代的。ストーリーがシンプルな分、主役二人の魅力が際立つ...エマ・ストーン可愛すぎる❗❗音楽も◎

あん(2015年製作の映画)

4.2

哀しい話だけれど、見終わったあとに不思議と温かい気持ちになる映画。

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.6

ドランの美しいカメラワークと絶妙な選曲と名優達の演技合戦が全編に渡って堪能できる作品。個人的には、私はロランスみたいなもう少しストーリー性のある作品のほうが好きだけど。10年後にもう一度見たらまた違っ>>続きを読む