「そして神になる。」
壮大なタイムSFドラマとして大好きだったシーズン1。悪戯の神ロキが数々の自分自身と出会い孤独を癒やし、自らの女性としての分身シルヴィと相互補完的な関係性を築きながら自分の居場所>>続きを読む
面白いことしてるのに不発感。
SFスリラーとしては面白いのだけど、現在のMCUの流れの中では「?」な作品。
見えない敵による侵略ものとしてはヒドゥンなど思い起こさせ、ポリティカルスリラーとしてはロシ>>続きを読む
ちゃんとワンピースの魂が宿っている。
細かいところは文句もあるのだが、シャンクスの別れのシーンで原作以上にグッと来てしまった。シティ・ハンター以来の最高の実写化かもしれないと思い始め、やがて止まらず>>続きを読む
最高のスター・ウォーズが帰ってきた。
はっきり言って2で終わってくれてたって良いのに始まってしまった。てかボバ・フェットで美味しい所を全部さらってしまうほどの強力キャラクターたち。本当に魅力的過ぎて>>続きを読む
マッドコップVS食人族
日本の田舎因習ものサスペンスミステリーなのに1話目から人を食ってる村というネタバラシ全開。だが、凄まじい吸引力で主人公と共にどんどん深みにハマる。
「岬の兄妹」「さがす」と>>続きを読む
今の世界に届けるべきメッセージをぶち撒けた大傑作。
ハードSFと化したスター・ウォーズ。ハードボイルド過ぎてブレードランナーか?などと思ってしまうほど。これはスター・ウォーズの皮を被った別の意思を持>>続きを読む
マーベル1の問題作。感想に困ってずっとレビュー書けずにいた。
最初から評判が悪いのは聞きつけていたが、見てみると楽しいし、笑えるし、アメリカのミソジニストは心狭いな、くらいに思っていた。これは少女マ>>続きを読む
人類全ての連帯責任となる原子力の代償。
嘘で塗り固められ、嘘の上塗りが重なった代償が人類に降り雪ぐ。罪のない子どもが死に、国を救おうとした英雄達の無惨な死に様を見せつける。
社会主義の弱点を暴い>>続きを読む
スケールアップしすぎで、面白さ復活。
各話平均70分、最終話は2時間20分という映画もビックリな超長編。
ふざけんな、というくらい長かったがマックスが抱える闇にクローズアップして皆で助けようとする>>続きを読む
革命的なことをさらっと基本に沿ってやりきった青春エンタメ。
あまりに新作が出てきて食傷気味になってきたマーベル。流石に疲れたと思ったのだが、ここで始まった新連載もまた凄かった。もはや本流はマルチバー>>続きを読む
マーベルの反対を行くアンチヒーローもの。
前回の超タイムリーな右と左の戦いは新たなアメリカの闇の進化をもたらしていく。とにかくトランプ現象で露となった父権の崩壊を掘り下げ、アメリカの世代間の呪いを解>>続きを読む
スター・ウォーズ 終焉の兆し。
あれ?何か演出変じゃね?
と思っていたら、あれよあれよと坂を転げ落ちるようにツッコミ所満載のシナリオとツボ押し間違えた演出に段々悲しくなっていった。
言い出したらキ>>続きを読む
愛すべきクソ野郎共に捧ぐロックな浪花節。
ザ・スーサイド・スクワッドの脇キャラ達で凸凹支離滅裂チームを組んで、異星人や人種差別主義者と戦う物語。
空気の読めないピースメーカーと、頭おかしいビジラン>>続きを読む
史上最難度のタイムトラベルもの。
上級者以外はお断りみたいな複雑度。
10個以上の時代を行き来し、さらにパラレルワールドが入り乱れ、それぞれの時代のキャラの顔と名前と血縁関係を覚えながら、別ユニバー>>続きを読む
地味タイムトラベルものが本格的にSFらしいスケールへとパワーアップした2。あまりの面白さに一晩で一気見してしまった。
前回は冬で雨ばかりの寒々しい映像だったが、今回は初夏なので映像も明るく爽やかにな>>続きを読む
ドイツのカルトSF。
親子の呪いがループするのと、タイムトラベルを上手く掛け合わせた物語。
闇のバックトゥザフューチャーとも言える。
人間関係が複雑な上に3つの時代を行き来するし、時空間が同時に進>>続きを読む
インディ・ジョーンズ+サイコ。
オスカーアイザックの凄まじい演技力を余すことなく堪能できる。
お腹壊しそうな組み合わせなのに、ちゃんと機能してるサイコパス冒険活劇。ハムナプトラしながら、カッコーの巣>>続きを読む
最高の瞬間の詰め合わせ弁当なのに盛付け方が微妙な豪華な幕の内スターウォーズ。
スターウォーズでダンスウィズウルブズばりの西部劇をやるというコンセプト。大列車強盗や暗黒街ものをSFで再現するというファ>>続きを読む
まさかの荒木飛呂彦の実写化成功作。
ジョジョの映像化としてはビジュアル不足だが荒木作品の映像化としては最適解だろう。
大袈裟な演技と何かが奇妙な世界。
荒木飛呂彦の分身 岸辺露伴を高橋一生がオリ>>続きを読む
何故かMCUで懐かしのクリスマスムービーが復活。
謎の殺人から家族の絆、バディの絆、色んな仲間との出会い、成長、復讐、許し、という あらゆる要素を一挙に引き受けてしっかり纏めあげる娯楽ムービーの鑑。>>続きを読む
壮大なタイムトラベルロマンス。
例えようのないくらいSFとして好き。時空ものが好きだけど、ここまで愛しい作品に出逢えて幸せ。MCUの皮を被った時空SFの名作と言って過言ではない。
ロキというキャラク>>続きを読む
日本の映像業界に元気を取り戻すために戻ってきたセックス・サクセスストーリー。
昭和の日本はエロいエネルギーにまみれていたが、平成となり90年代にはバブル崩壊と規制が吹き荒れて良くも悪くも管理の行き届>>続きを読む
これこそ現代に必要な物語。男社会のチェス業界を不憫の塊みたいなヒロインが粉々に粉砕していく。超痛快。
シンプルな王道スポコンものにして、徹底的に作り込まれた芸術映画でもある。最後まで観るとアベンジャ>>続きを読む
サノス後の世界とトランプ後の世界が完全にシンクロし、指パッチンでコロナと同じように失業者と難民が世界中に溢れ、断絶された世界の物語。
もはやアメリカのヒーローものは最も世界の今を抽象化することに適し>>続きを読む
マーベルの実験映像。
世界的ヒットシリーズを、こんな形でテレビ配信に移行したことに畏敬の念を感じる。
前半部分はデヴィッド・リンチを彷彿させながらもシットコム本来の楽しさや和やかさも表現。最終的には>>続きを読む
全てのスターウォーズファンに、「あの頃」を返す、新しくて懐かしいシリーズ。
西部劇そのままに展開されるストーリーに懐かしさを感じている時、スターウォーズならではのキャラクター達が現れだしてスパークす>>続きを読む
時代が生んだ最高にタイムリーな写し鏡。
何かのパクリでしかないエセヒーロー達がアメリカの闇を暴く。
保守もリベラルも、みんな変わらないと嘲笑うかのように飲み込んでいく。
良い人間に見えて悪の部分>>続きを読む
女性の生き様シリーズ第2弾。
ついに第4の壁をさらに破って、こちら側に侵入してきたフリーバッグ。
奔放で赤裸々な性生活は控え目になり、新たな恋を軸により人間の心に迫ってくる。
第4の壁を超えて視聴>>続きを読む
痛くて楽しいビッチの日常。
クソ野郎ばっかりなのに愛しい。
開始3分半がショートフィルムのようになっていて、リトマス試験紙としてここだけ観て面白かったら全編楽しめるだろう。あまりに面白くて一晩でシー>>続きを読む
タイムリーすぎる恐るべき傑作。
black lives matter運動と連なって、現実にスーパーヒーローが居た場合の並行世界が描かれている。
これを2019年に作り、今2020年に観ている奇跡に感>>続きを読む
ジョージ・ルーカスがSWエピソード4でやろうとしたこと。それは黒澤明の時代劇とアメリカの古き良き西部劇を宇宙で復活させること。
それを完璧に再現できているのが本作。
まんま子連れ狼やイーストウッド>>続きを読む
ハリウッドスタイルによる日本のドラマは何とも豪勢な作りで、1話分が日本の映画並みの予算で制作されている。
内容も攻められる部分を徹底的に赤裸々に攻めている。Netflixでなければ出来ない内容だ。>>続きを読む
80年代を批評し続けるシリーズ第三段。
シーズン1と2は、そのままエイリアン1と2に当てはまったので、今度はどうなるかと思ったらボディ・スナッチャーものからの「遊星からの物体X」だった❗
そう来たか>>続きを読む
ブラックコメディ版「ウォッチメン」。
もしくは裏「ジャスティスリーグ」。
ヒーローという象徴に付随する裏の顔を見せることにより、現代社会の消費文化や安全保障のあり方なんかを揶揄する話で、かなり面白い>>続きを読む
また、やられた❗
毎回、凄い魔力で引っ張られて一気に観てしまった。そして裏切られた。いや向こうは騙すつもりではない。我々に冷や水をぶっかけて、それでも信じるのか?今の自分の足下を見ろ‼️と言って来てい>>続きを読む
記憶=編集
もはや誰の記憶で、どこの時系列なのか、捏造された記憶なのか、全く分からない編集がなされ、ブレードランナー以降の中でも最も野心的なSFとなっている。
ショーグンワールドは日本人からすると>>続きを読む