ZAKさんとマネージャー視点のフィッシュマンズ話が聞けて良かった。ZAKさんて、佐藤伸治の死を知って一時期耳が聞こえなくなったて話しも聞いたような。
1999年に向かって次第にバランスが崩れていくバ>>続きを読む
まだまだ今に比べれば荒削りだけど、そのぶん熱量も高い西加奈子の原作の骨太さを考えれば、まあそんな大失敗にはならないだろうって予想してたけど、これはどうなんだ。。。個人的に当たりの少ない方だし、正直、別>>続きを読む
筒井康隆原作だし、いつか観てみたいと思ってた作品がシレッとTSUTAYAの棚に並んでた。
今では大ベテランとなった名優たちが繰り広げる、昭和の超ブラック&ピンク?コメディ。今だとどう考えてもNGな内容>>続きを読む
生前葬でのコズミンの台詞が全て。
あれが言えるのって本当に素敵だなと思うし、あんなことを言ってくれる友人に出会えたら幸せだ。
かなり冴えない松坂桃李がめちゃくちゃ良い。今泉監督マジックかな。
肝になるセリフが超序盤に出てくる。あの一言が全て。Home is where the heart is、ってことで。
現代アメリカの一側面を知れるし、そこにそびえ立つAmazonがキャピタリズムを象徴>>続きを読む
兄貴の部屋の壁にあるMOBB DEEPとGANG STARR、積まれたSOURCE MAGAZINE、並んだCDのラインナップ…まさに90年代半ば。自分が触れていたものそのまんま。だけど自分はサンバー>>続きを読む
閉塞感に支配された地方都市でもがく若者を、第三者でなく当人が記録した、その圧倒的なリアリティ。自分たちの置かれた状況を見つめ直すため、ビンはカメラを回して、仲間の声を集め、ときに自分にもカメラを向ける>>続きを読む
斜陽していく地方都市で、閉塞感に支配された中で、高校生たちがもがき苦しむ姿は、現代社会を映した鏡。それぞれが、それぞれの悩みや問題を抱えながら、不器用に、懸命に日々戦っている。堺出身の松本穂香の大阪弁>>続きを読む
ハメを外すのもほどほどに!っていうことを伝える映画じゃなくて、このふざけた映画作品そのものに対する「ハメを外すのもほどほどに」っていう鑑賞者からのツッコミを待ってるのかな。
観賞後には、そもそもディッ>>続きを読む
舞台はカナダで今までのドランには無い英語の台詞。ノリやテンポも過去作とは全然違うというか、US産のそれを思わせるような印象で、正直かなり面食らう。けど、2人の心の動きを繊細に捉える、窓やガラスや人越し>>続きを読む
生きとし生けるもの総ての尊さ、多様性の素晴らしさを投げかける、全体主義的世界へと向かいつつある現代への痛烈なメッセージ。他者と交わり、多様性を尊重して生きてゆくことを放棄したときに、人は人でないものに>>続きを読む
舞台は甲子園、なのにグラウンドに立ってプレーしている球児は主役ではないし、画面に映ることもない。敢えてアルプススタンドで応援する高校生たちにスポットをあてた設定があざとくも素晴らしすぎる。
派手な表舞>>続きを読む
実話をもとに映画化したその行為そのものに意味がある。
差別主義者側のストーリーって珍しいような。
久々に観たらまた面白い。
表舞台には出てこないシカゴのレジェンドや関係者の回想話は聞いてるだけでめちゃくちゃ良い。"マエストロ"とセットで重要な作品。
CHIP Eが監督ってのもまた。
字幕は沼子ちゃ>>続きを読む
これを観たからといって理解した気になってはいけないけど、貴重な映像も盛り沢山でひたすら感動する。
人生みんな旅の途中ってっていう誰しもが聞いたことあるようなテーマで、ネコ登場か〜なんだかな〜
坊主頭の加瀬亮の坊主役はさり気なく良かった。
目まぐるしく切り替わる短いカットにテンポよい台詞運び。ドリーミーな演出。山戸結希が唯一無二な新たな次元に突入した感じはあるけど、個人的には今回はちょっと内容は…と、やり過ぎ感も否めないような。好みの問>>続きを読む
原作読んでから観ても、読まずに観ても、どちらでも。
ホン・サンス作品でもお馴染みのチョン・ユミが表情豊かで流石のひとこと。
閉塞感に満ちたこの時代に生きる女性は絶対、男性はもっと絶対、見るべき。そして>>続きを読む
ドランらしくないと言えばらしくないのかもしれない。そもそも、コンゴ生まれの記者オードリーがウェイターに話しかける部分以外は全編英語だし(コンゴは元フランス領ですね)。その印象の違いは大きい。
それに、>>続きを読む
佐藤泰志を思い出しながら観終わってここを開いたら、似ている作品として"そこのみにて光り輝く"を提示してくるFilmarksは素直に優秀だなと思った。あと、"海炭市叙景"も頭を過ぎるような。あのブチ切れ>>続きを読む
ストーリーの設定に、理系の難しい設定に(苦手!)混乱しながら観続けて、まだまだ脳内を「?」が飛び交っている状態にも関わらず、一気に回収されるラストには快感も覚える。
日常では使わない思考回路を駆使した>>続きを読む
どこまで逃げても、決して逃れられない…社会の底辺を彷徨うような、諦めに満ちた人生に差し込む一瞬の光。今後の人生において、2人が心から笑える日が来ればいいなと思う。
要所要所で、ちょっとなんだかなぁ…と>>続きを読む
白夜の下で繰り広げられる狂気。恐怖を煽るのに暗闇は必要不可欠な要素ではないことを改めて思い知る。明るい時間に観て良かった。
北欧の陰鬱な空気、閉鎖的な村社会、コミュニティ、自力では脱出不可能な陸の孤島>>続きを読む
リメイクではなく、脚本・監督が同じなのに違う言語で紡がれる映画を観た体験が無いので、なんとも不思議な感覚。しかもこちらの方が先に完成して、中国では上映されていたという。
もちろん、大まかには"ラスト・>>続きを読む
まず、ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏の補完したストーリーが好きか嫌いかっていう問題。
次に、100分程度の尺ではどうにも物足りないっていう問題。
大泉洋は流石の大泉洋だし、小池栄子は期待以上なのに…>>続きを読む
レブロンの幼少期から高校時代までを、コーチや仲間と共に。当時の映像も驚くほど豊富で、レブロンの注目度の高さが窺える。知らなかったこともたくさん。NBA好きは観る価値ありです。
字幕の甘さは大目にみま>>続きを読む
"こっぴどい猫"も観ないとアレなんですかね?
喧嘩したらひとり歩くいつもの公園までの道。背中から滲み出る反省と後悔と。
不器用な2人の、ワンカットの中で続く無言の時間がなんとも臭くて可笑しい。
サン>>続きを読む
正しさとは何か?正義とは何か?
それぞれの正しさを貫く先に救いはあるのか?
テーマ的にも内容的にも、"新聞記者"へと登る階段の途中、って印象。
ベテランも揃った豪華俳優陣の中で、希望と諦念が交錯するよ>>続きを読む
行助の歩行時を捉えるときに、カメラも一緒に揺れる必要はあるんだろうか…直線的に収めたらどんな印象に変わるんだろうか。
原作から想像するイメージにも2人は適役だと思うし、それぞれ素晴らしかったけど、"わ>>続きを読む
変わっていく時代とともに消えゆくもの、忘れ去られてゆくもの。
変化に追いつけず、置き去りにされていくことへの恐怖と葛藤に、静かに、徐々に人生を狂わされていく様は、ここでは昔話のように語られるけど、普遍>>続きを読む
多様性こそが全て。
優しい世の中になればいいなと思う。優しくなりたいと思う。
監督らしい優しさに満ちたこの作品には、楽観的過ぎくらいに思える部分もたくさんあるけど、こういう世界(日本)であって欲しいと>>続きを読む
監督の撮りたいことはずーっと変わってないんだな。
好きっていう確かなはずの気持ちの輪郭が曖昧になる。わかるはずの、わかっているはずのことが、確かだと信じて疑わなかったことが、実はよくわからない不確かな>>続きを読む
どちらの地獄を選ぶのか。その決断を下す責任を自分が負うことが正しいと信じた母親を恨むのか、感謝するのか…家族とは、呪縛のような、逃れられない運命のようなものなのか。
役者が揃ってるので重量感も半端なく>>続きを読む
ちょっと綺麗にまとまり過ぎてるラスト(壁のシーン)も微笑ましく思えるほどの良作。
校則に縛られている彼らだけの問題じゃなく、閉塞感に支配された日本社会の縮図のようにも。
好き、が最強。間違いない。>>続きを読む