yukoさんの映画レビュー・感想・評価

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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.9

クール&セクシーに加えて何より、スイーパーなのにコミカルな冴羽獠。アニメ版から実写版の召喚が凄すぎる。こんな人いるわけないじゃん(アニメ版)、いやいるかもしれない(実写版)。さすが鈴木亮平さん。ガンア>>続きを読む

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.9

ROAD WORKS, EXPECT DELAYS。兎に先を行かれてもどんな苦労がある道でも、亀ががんばる恋の物語。

愛情たっぷりのロージー(リリー・コリンズ)、彼女を囲む優しい家族や友人も、この物
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.9

可愛らしい親切や小さな命が、オットー(トム・ハンクス)を少しずつ変えていく。薄々結末が見えてくるのだけれど、見届けたくなって、そしてやっぱり、温かい気持ちに包まれて、エンドロールを迎えた。目の前の人を>>続きを読む

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.7

車で移動中のメーガン(シャーリーズ・セロン)が、ロジャー(ジョン・リスゴー)に対して感謝を述べてなんとか自分を宥めるも、後部座席で眠る子供たちの寝顔を眺めるシーンが印象に残る。
声を仕事にする人が声を
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リボルバー(2005年製作の映画)

3.9

戦う相手を探すゲーム。己か敵か。支配するのか、されるのか。どの点を繋いで線にするのか、最後まで一瞬も見逃せない展開。ふざけているのか真剣なのかも惑わされて、楽しい作品でした。もう一回観ます!

バートン・フィンク(1991年製作の映画)

3.5

生きるって結局、足掻くってことなのかな、と思った作品でした。

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.9

黒いアメリカンドリーム物語。それにしても雌ライオン、マーラが強い。私もあんな鉄のメンタルがほしい。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

クリストファー・ノーラン監督といえば、起点の散りばめ方、場面の長さや濃淡、それに結していく展開に気持ちよく裏切られることが多く、何万、何十万と多くの犠牲者を出したあの場においても例外なく、皮肉のように>>続きを読む

NETFLIX 世界征服の野望(2019年製作の映画)

3.2

NETFLIX の野望、というよりは、BLOCKBUSTER を対峙させて、敵陣の大敗をフィーチャーしたに過ぎない感じがした。マーク・ランドルフはインタビューを受けているけれど、リード・ヘイスティング>>続きを読む

ウォーレン・バフェット氏になる(2017年製作の映画)

3.7

好奇心を追求すること、集中すること、高めること。ひとりでできることはあれど、大切なのはやはり利他の心なんだなぁと思った。誰と出会うかで人生が決まると言っても過言じゃない。私も楽しく生きたいです。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.8

アルコール。精神を緩めるものは破壊に至ってしまう程、強力な薬。でも、この作品を観ると、私たちは、無理矢理大人にさせられたんではないか、とも思える。あるいは、境界線について考えさせられた。大人と子供、公>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.6

降り止まない雨は恋のはじまり。可愛い憎まれ口は照れ隠し。頭空っぽで観るチャーミングな映画でした。やっぱり、一緒にいて楽しい人といるのがいいなって思いました。

アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー(2014年製作の映画)

3.8

先日102歳でこの世を去ったアイリス・アプフェル。ドキュメンタリーを撮ったのは彼女が93歳、7つ上の夫カールが100歳の誕生日を迎えたときだ。そしてカールは撮影の後まもなくこの世を去っている。
好きな
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バトルフロント(2013年製作の映画)

3.2

台詞がほぼフ◯ックしかなかったので、見所はアクションに集中…かと思いきや、ステイサム兄貴には敵が弱過ぎたのかもしれません。娘さんが勇敢でした!

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.9

男性の台詞が冒頭から腹立たしい。でもこれはきっと現実。それを見事に再現してくれている。だからちゃんと胸糞悪い。軽蔑の言葉や態度、あるいは行為はどれだけ人をズタズタにするんだろう。
目には目を、の復讐劇
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.9

紳士を貫くスタイルがイギリスのスパイ映画らしくて好き。徹底して、アジトはSavile Rowに位置している(のも好き)!老若入り混じって戦った先に、若い世代に引き継ぐような流れがまた良かった。グロさを>>続きを読む

フォーカス(2015年製作の映画)

3.5

ジェス(マーゴット・ロビー)が可愛い過ぎてフォーカスできなくなってしまいますよ、という注意喚起含めての原題(邦題も)…ではないですよね笑というくらいジェスの魅力が素敵な作品でした!

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

3.6

戦う相手の大きさより、使命を感じた自分の正しさを信じて貫く。作品では主人公がすごく地味に描かれているように見受けられて、これもきっとご本人を再現したものかなと想像しました。「はじまりのうた」は好きな作>>続きを読む

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.7

クラッシックさとモダンさが両立するスパイ映画。オープニングからカッコよくて、スパイ自身もカッコいい上にチャーミング。テンポもよくて楽しめました。

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.7

悪党が悪党退治に臨む映画。ボス(と呼ばせて頂きます、ステイサム兄貴)はどこまでも執着する。ただしターゲットはひとつだけ、愛するものを奪った輩。至ってシンプルだ。
憎しみや悲しみは、ウイルスみたいに張り
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.8

イケてるオヤジを愛でる映画。オープニングから好き。フレッチャー(ヒュー・グラント)によるコメディ色スパイスが効いているのか、悪どくてグロいシーンも笑えるところがたくさん。また観ます!

パレード(2024年製作の映画)

3.7

『パレード』。観終えた後、何よりタイトルに惚れ惚れした。圧倒的な、その儚さ。パレード、という響きにはなぜか終わりを感じてしまう。だけど、それはその余韻が美しく、終わってほしくない、という切な願いが込め>>続きを読む

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.4

おもしろい!小説を読みながらその創作にも参加し、コミックを読みながらアニメも堪能できるような作品。スパイ映画という観点で言って、twist またtwist ああまたtwist という展開が楽しめる。こ>>続きを読む

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.3

なんやそっちなんかーいなどと何度も心の中でツッコミを入れながら、肩の力を抜いて鑑賞(笑)週末の夜、劇場にて。気楽に楽しむポップコーンムービーでした。ダコタジョンソン、基本荷物少なめです。

グリード ファストファッション帝国の真実(2019年製作の映画)

3.2

ファッション業界で、弱者を使い倒してのし上がった大富豪の主人公。ここまでトコトンこきおろす風刺映画もすごい。ブラックジョークの応酬に笑いを誘われながらも、大富豪家族の振舞いに(おそらく制作側の思惑通り>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.8

30代のマーゴット・ロビーが主役のバービーを、40代のライアン・ゴズリングが主役のケンを演じるからこの映画がいいのだ。カワイイだけのバービーじゃない、カッコいいだけのケンじゃない。どこか哀愁漂う感じが>>続きを読む

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

4.0

たった一晩で、世界に、後世に残る音楽を創り上げた偉業のドキュメンタリー。
どれほどの力が結集した夜だったんだろう。ネットのない時代、祈りを胸に、人と人を結ぶ音楽。命を紡ぐ音楽。歌声が重なって泣けてくる
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6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.8

怒涛のアクション祭り。ライアン・レイノルズはアクションコメディ界のキングに君臨しているのかもしれません。焼酎強炭酸割りを片手に、思わずウゥホォッなどと声をあげて楽しく鑑賞しました。おもしろかったです!

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.6

この時代にクラッシックな作品をクラッシックなまま表現するのは至難の業。華麗なる時代劇でした!

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年製作の映画)

4.6

我が母と重ねながら観る映画。
再鑑賞した。

目を瞑ると浮かんでくる。ヒグラシが鳴く縁側と冷えた瓶から注がれるオレンジジュース、母のよそ行きの化粧姿、錆びれた製鉄所。スピーカーからは、ひび割れた夏の炭
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