jumoさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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ハイ・ライズ(2015年製作の映画)

3.2

乱痴気騒ぎに便乗してちゃっかり生計を立てるトムヒに好感

ステイシーマーティン、いくらでも脱ぐタイミングあっただろうに今作で脱がないのが衝撃…
ただフランス語学んだだけじゃん…

オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

3.9

クリストリッツァの描きたいことがアンダーグラウンドから変わってなくて、なんだかうれしくなっちゃったな

絶対に笑っちゃいけないとこなんだけど、地雷で胴上げからの霧散は思わず吹き出した
そしてその後の「
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グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

3.3

知性と美貌を兼ね備えたアンヌが、だる絡みメンヘラおじさんと生涯を終えずに済んでよかったなと

それにつけても映画開始10分も経たずにステイシーマーティンが脱ぐもんだから、流石の一言しかないね

サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

3.4

シャーリーズセロンがちゅるっちゅる
自立した女性の役が多いここ最近のシャーリーズセロンが、寂しがりふわふわ女役をやってるって、なんか見ちゃいけないものを見てる気分になるね。でもかわいい

友だちのパパが好き(2015年製作の映画)

3.7

マヤの恋がどこまで本気なのか、吹越満が飽きて捨てられた悲しいおっさんにいつ仕立て上げられるのか…
何も失うものがない若い女の姑息なアプローチの数々にハラハラしていたのだけど、最後のヤァヤァでこんなん純
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王と鳥(1980年製作の映画)

3.6

l'oiseau〜l'oiseau〜てマネしたくなりません?私は即しました。

めでたしめでたしじゃないラストは、やっぱり暴力からは何も生まれないってことなのかな…急に突き放されたよ…

ウェディング・シンガー(1998年製作の映画)

3.5

なんかアダムサンドラーって老体に小学生の魂が詰め込まれてる感じがあまり好きじゃなかったのだけど、この映画は肉体も若いからそんなに違和感なく観れた

ピンクのフリフリシャツで弟の結婚式を台無しにするブシ
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さよなら、退屈なレオニー(2018年製作の映画)

3.8

家庭に居場所がない孤独感から、ダイナーで会った子供部屋おじさんとアバンチュールな夏を過ごす映画かと思ったら違った!良い!
思春期のモヤモヤ映画って演出のためなのかこじらせ方に華があるけど、おおよその人
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ダーティ・ダンシング(1987年製作の映画)

3.3

年齢設定がよく掴めないんだけど、ベイビーが未成年でジョニーが一回りくらい上って事でいいのかな?
あの猛特訓の末に2人が恋愛関係になるのは分かる。あんなドラマチックな湖でリフト練習とかしたら恋芽生えちゃ
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ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル(2016年製作の映画)

4.5

冒頭からベラの怒涛の愛に打ちのめされた
誕生日に歌ったリッキーベイカーの歌の綱渡り感がかわいいし(エンドロールのアレンジも好きだが)、湯たんぽを抱えてぬっくぬくでだぶだぶなリッキーの笑顔に涙が出た
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チョコリエッタ(2014年製作の映画)

2.4

散々わがままに付き合った挙句、家に送った直後に「先輩、まだラストシーン撮ってないですよ」は流石にくたびれた
菅田将暉は許しても、わしが許さん

ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

3.1

なんて良いサスペンダー映画!
そしてみんな一体何の恨みがあるんだ?ってくらい車燃やしますやん


⦅ウィレムデフォーの見どころ⦆
・好きなものは暴力で奪う、という愛し方しかできない哀しさ
・乳首下まで
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.7

ポンポさんの雨ガッパのフード部分がこんもりしてて愛

テンポ良い映画が好きだし、90分映画推奨派なので大変満足

街の上で(2019年製作の映画)

4.3

青も雪も登場人物全員人間的にやばい部分あるんだけど、なんだか愛おしく見てられる群像劇
下北の古着屋で読書しながら店番してる若葉竜也なんて、そりゃみんな構いたくなっちゃうよね

馴染めない打ち上げで、「
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浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

3.7

コロナで不況につきお涙頂戴みたいな映画かと思いきや、割とライトで面白かった
家族の繋がりもそれ以外のコミュニティも、どっちも肯定してくれる所も好き

ただあんまり台詞回しが好きになれなくって、20代半
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マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

4.0

豪遊三昧だったマリーアントワネットが、娘が生まれた途端にキラキラ田舎暮らしみたいな事を始めて、まるで元ギャルが結婚出産を機にオーガニックに傾倒するみたいな現象がベルサイユでも起きているの??となるね>>続きを読む

さらば! 2021年(2021年製作の映画)

3.3

今年最後の一本に迷った時になんてありがたいシリーズなんだ…!
ヒューグラントのジェームズボンド、わしは見てみたいけどなあ

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

真実といえど記憶の中の話なので、相手のリアクションや小さな動作が都合いいようにバイアスがかかっているから信じ切ってはいけない
1.2章でこれは??と疑問に感じたものの、マルグリッドが普通の顔してるから
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モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

2.4

無償で寝床を提供してもらってるのにぶーたれてたり、頼んでもないのに勝手にお店の材料使って製品作ったり、過去に土足で入り込んで無理やり音楽聞かせたり、サミアさんの行動が相容れなすぎて全体的にもやもや>>続きを読む

ベル・エポックでもう一度(2019年製作の映画)

3.9

ダニエルオートゥイユの困ったような顔を一生眺めていたい人生だった

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.1

ロンドンで母親の追体験をしているのか、意地悪なルームメイトがくれたお酒でバッド入っちゃったのか、はたまた普通にホラーなのか…いろんな可能性をチラつかせつつ、オチに大満足
あと、主人公がことごとく自殺し
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プロメア(2019年製作の映画)

3.8

私の原動力は怒りの割合が高めなので、こりゃ世が世ならわしもバーニッシュじゃん…というお気持ちで見ていたので、プロメアの存在が明かされた瞬間に突き離されたよね。あ、別に怒りの感情とかそんなに関係ない感じ>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.6

たしかにホラーなんだけど、怖いの来る!と身構えて観てると前半の日常パートがいつものジムジャームッシュすぎて、肩透かしでうとうとしちゃったね

「え!ティルダスウィントン○○歳!?もう人間じゃないのでは
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PASSING -白い黒人-(2021年製作の映画)

3.9

20年代ですら黒人の敵は白人だけじゃなく、同族嫌悪みたいな、同じだからこそ考え方や倫理観が違うと受け入れられない感じがあったんだよなあ
自分を偽ったまま白人と結婚して子供まで産んでいるクレアに対して羨
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ギミー・デンジャー(2016年製作の映画)

3.1

ここまで己のカラーを消せちゃう、ジムジャームッシュとイギーポップの友情に泣けちゃう
ベルベットゴールドマインが、ストゥージズの再結成の火付け役になったってのもあつすぎ…

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

2.8

"先代の選択も含めて自分のルーツ"ということに気付くためだけに、143分も要した映画。長い

アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン(2018年製作の映画)

3.4

音が押し寄せてきて、涙が溢れた

無宗教だけどうっかり主を愛すと誓いそうになったし、隣に座ってた伊武雅刀似の男性と握手しそうになったね

天国にちがいない(2019年製作の映画)

4.1

旅先で見つけた故郷と全く違う景色も偶然の一致も、全てが愛おしいね
長い旅路から帰った時、庭木の手入れを丹念にしてくれるお隣さんの、図々しいくらいなお節介になんだかほっとした

ランウェイが映し出された
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ショタ好きとしては、うっかり愛してしまいそうなくらいちゅるっちゅる美少年なThe Boy だったけども、声が不気味で絶妙に可愛がれない仕様だった。狙い通り〜

赤の他人の子供(しかも人間の子供ですらな
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.7

手錠かけられたまま懐から出した子猫にツナ缶あげたり、愛娘のブレスレットを取り返すためだけに強盗の家に乗り込んだり、「こういう暴れるお父さんをみんな見たいでしょう?いいでしょう?」感が透けて見えてややう>>続きを読む

ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.7

ゴシック体で紳士と書いてワルと読ませるこのパッケージでお察しいただけるように、ガチムチガイリチー映画で満腹
コートの下にいかついライフルを隠したままダッシュする、そんなチャーリーハナムにみんな癒されて
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.3

ほーんと、地球って共鳴するひとつの半導体じゃん…

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

アラサーになってもティーンエイジャーみたいな服を着て、ドールハウスみたいな実家で暮らすキャリーマリガンの狂気よ。パッと見可愛いけど目の奥の狂気が隠せてない感じが最高
きっかり男性を引っ掛ける瞬間だけヒ
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パージ(2013年製作の映画)

3.2

パージャー役のリースウェイクフィールドさんが、「ほーら僕ちんこんなにイカれたサイコな奴なんですよ〜」みたいな笑顔をたたえていて、なんかその一生懸命な感じがどうしても伝わっちゃって、なんかあんまり怖くな>>続きを読む