アクリロニトリルさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

アクリロニトリル

アクリロニトリル

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サンタ・ボックス(2020年製作の映画)

3.8

自分ではなく誰かの為に願う幸せは、巡り巡って返ってくるものだよなぁ。
心暖まる良いクリスマスストーリーでした。なお、正月に鑑賞。

涙するまで、生きる(2014年製作の映画)

3.6

2023年は美しさが心に染み込む良作でスタート。

争いの中では、何を残して何を捨てるべきなのか、一番大切なのは何なのか見失ってしまう。
静かで雄大な景色が、2人の少し変わった絆をよりいっそう美しく彩
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モービウス(2022年製作の映画)

3.3

んー....ヴィラン....か?
一応お尋ね者ではあるけど。。

内容はちょっとCG豪華なドラキュラ伯爵。ストーリーも展開も目新しいことは皆無。

セブン(1995年製作の映画)

4.2

罪を犯すのは異常者だけではない。
当然自分の中にも罪の記憶はあるし、それが罪として暴かれるかどうかは、些細なきっかけの有無程度の違いしかない。
この街でそれを嫌と言う程見て知っているサマセットは、その
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天気の子(2019年製作の映画)

3.1

相変わらず絵は綺麗。
でもちょっとなんていうか、若さ故の熱さみたいのがキツかった。キツいと思ってしまう自分がとても大人になってしまったようで、悲しくなった。

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.3

その場所その時間に、誰かを救いたいと願いながら生きてきた3人が居合わせたことはきっと導かれた運命だったんだろう。
映画としては非常に地味だけど、大事件にならずに済んだことに対しての称賛を描くあたりとて
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.2

「すべての葉を失っていくようだ」
認知症の方が抱える孤独や不安を見事に表現し、また体感させてくれる映画だった。
何が真実なのか。相手は誰なのか。今はいつなのか。そして自分は誰なのか。
わからないまま取
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.5

タイムループ物って、皆ループから抜け出そうと色々やるもんだけど、主人公がすっかり諦めて全然努力してなくてほんとおもろい😂
サラに出逢わなかったらきっと永遠にダラダラしてたんだろうな。

ロイと抜け出し
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.8

突然ループが止まったら困るからと、毎日ちゃんと出社して仕事をする社員達....。
まさに社畜の鑑....!

確かにこの世界の時間は、流れが早すぎるのかもしれないな。のみ込まれないように抗うほど自分の
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エール!(2014年製作の映画)

3.8

codaを先に観たので、ストーリーはだいたい把握済み。アメリカとフランスのお国柄が映画の雰囲気によく出てる。
アメリカ版の方が家族が強烈で派手、心理描写もわかりやすい。でもこのフランスのオリジナル版の
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.6

観ようと思いつつ観てなかったシリーズ。今回は言わずと知れたミュージカルの大傑作。
ストーリーはさておき(置いとくんかい!)主演3人のダンスがそれはもう素晴らしい。観ているだけで自然と笑顔になるような、
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メメント(2000年製作の映画)

4.0

観ようとおもいつつ後回しになっていたノーラン初期作品。
これは面白かった....!!
過去に戻りながら進む一見複雑なストーリーも、白黒やカラー、繰り返す映像を巧みに使ってわかりやすく展開しているのは流
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

小説家のおじいちゃんが最期に仕掛ける大どんでん返し....的なのを期待したが、めちゃめちゃ王道でした。
テンポ良く解りやすいので最後まで楽しく観れたけれど、家族の抱える問題もストーリー展開も、全て「よ
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.6

ひぇっ....怖っ....。
点数かなり迷った。めっちゃ良く出来まくってるんだけど、映画を見るからにはやはり1%でいいから救いが欲しい派なのでこのあたりにさせてください。。

驚かせてこないじんわり嫌
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ブラ! ブラ! ブラ! 胸いっぱいの愛を/ブラ物語(2018年製作の映画)

3.3

アゼルバイジャンの山並みが美しかった。シンデレラのガラスの靴....ではなく水色のブラの合うプリンセス探しの旅。

全編台詞無しだが、表情から伝わってくる主人公の寂しさが街並みととてもよく馴染んでいた
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.3

家族と自分の人生、どちらも大切だからどちらかなんて選べないよね。
ろう者であること、聴者であること関係なくお互いが想い合って道を選んでいくのが、共に生きていくってことなんだろうな。
お父さんが歌うルビ
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.8

過去の事として習うのと、実際に体験することは違う。どうしても許せない苦しみや、もう会えない人達への思慕の念が痛いほどに伝わってくる。

普段は邦題と原題が違うのは嫌いな方だけど、今回の「家に帰ろう」は
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.5

えっ?貴女その役でよかったんです?って聞きたくなるくらい、キャストがめちゃくちゃ豪華なB級映画。

内容全然無くて酷い映画なのに、小ネタがいちいち面白くてクスクス笑ってしまう。ずっとコント。
アクショ
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.5

美しい音楽で戦闘シーンの緊張感はゼロ。あくまでこれが殺戮ではなく彼らの生き方なんだってことなんだろう。

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.3

夢との狭間、天国に一番近い場所。
天国ってこういう場所かも。叶えたかった夢が叶い、赦しと愛の溢れる場所。

ファンタジー要素が強いから、そんなんならんやろ!なっとるやろがい!ってなるかもしれないけど、
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キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

3.9

「貴方の罪を一緒に償うなんてまっぴら。」
自分の事しか考えていないようだけど、一人だけで背負い込むなという深い信頼と愛情を感じる言葉だった。

戦争は個人を塗りつぶしてしまうから恐ろしい。人に目を向け
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.3

ゼウス登場シーンが一番アガったのにクズ役でがっかり。
ラッセルクロウかーい!って一人総突っ込み。
金の血飛沫とか、子どもが楽しそうに敵を殺すとか、じわっと嫌なシーンが多くて私には合わなかった。

ソー
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ゆるキャン△(2022年製作の映画)

3.5

普段映画観るときは何も食べないけど、ゆるキャンはいつも観るとお腹空くから、と思ってポップコーン買ったらすごいデカくて1/4くらいしか食べられなかった。あと劇場がめちゃめちゃ寒かった。

ほんとはやろう
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

オープニングのDangerZoneでもう胸がいっぱいになった。この音、この振動でこの作品の続編を見られる時が来るとは思わなかった。
TOP GUNは父が大好きな映画で、何度も何度もそれこそ飽きるくらい
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.7

テンポが良くて面白い!
雨のトリックて本当に出来るのかな?!めちゃめちゃ格好いい!

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

3.5

名作と呼ばれるには理由がある、と思っているけれどこれにはあまりピンと来ず。

叔母さんの家には、心配してくれる暖かい家族と、ピアノ。
ほしかったものが全部揃ってたはず。
それでも、父親ではない(はずの
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.9

人は見たいものを見る。
そうと気付かせないよう巧妙に情報を提示して、観客を巻き込む秀逸な脚本。鮮やかに騙された~!
そして終わりかたカッコ良すぎない?

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.7

ダイヤの7なんで~?!
やっぱそこかぁー!!
映画全体がショーみたいだ!面白い!

峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

3.8

邦画は基本的に見ないけれど、これだけは楽しみにしていた。
司馬遼太郎原作ということもあって、言葉はちょっと難しめだし、脚本も時代背景がギリギリ理解出来るかなくらいの不親切さで、日本史に疎い人や時代劇に
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

1.5

ここへ来てマーベル最大の駄作だったわ。なんやこれ。
ゾンビvsターミネーターか?

ドクターストレンジ1作目のお洒落感は....エンシェントワンの教えは何処へいった....!!
良さ全部打ち消しとるや
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植村直己物語(1986年製作の映画)

3.0

映像がすごい。
でも周りに心配や迷惑かけまくって成し遂げた物って、彼が成し遂げたかった物ってなんだったんだろう。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

鮮やか~!そうきたか!!
過去の大人のあれこれを逆手に取って(?なのかどうか知らんけど)こんなに綺麗に纏めるとは....!
そしてスパイダーマンシリーズでこんな泣くとは思わなかった....。タオル用意
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スタンリーのお弁当箱(2011年製作の映画)

3.2

スタンリーの強くて綺麗な心は、彼に素晴らしい友人達がいたからこそ保たれたものかもしれない。
友を得られなかった子どもはハエタタキ教師のような大人になっていくんかな。環境のせいにするな、と言いたいところ
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

2.0

ミステリー....なの?アッと驚くようなどんでん返しも印象的なイベントもなく、淡々と進んで終わった。テーマに死を持ってきたわりに全然言いたいことも言えないポイズンだし、印象に残らない。
原作は読んでい
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.3

これがママの殺戮キッチンか....
ホラー苦手なので敬遠してた作品。
小さい頃みなくて正解だったわ。
キモすぎるしギズモもそんなに言うほど可愛くないし、ゴーストバスターズが怖かった私には確実にトラウマ
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