このレビューはネタバレを含みます
ラストのメッセージ以外の部分で言うと、見方によっては老人は労るべき存在と言う風に取れるし間違いでは無いが、身勝手な部分も垣間見えるあたり、年齢性別関係無く的確で公平な判断を要するべきだと感じました。>>続きを読む
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鑑賞してから気付くトリックが多く、視点や思考の誘導が上手い監督ですね。
冒頭の食事も母が過保護だとかクレーマーであるかのように見せかけてジュスティーヌと同じく人肉を好む為であったみたいな。
他にも姉の>>続きを読む
あぁ、サイコってこういう映画なのね、を丁度1時間のところで裏切られました。
ヒッチコック作品は初視聴でしたがあらゆるホラー作品の礎になっているんだろうなという演出ばかりで終始観ていて楽しかった。
正しいか正しく無いか、正義と悪は表裏一体であり、たまたまトラヴィスは身を挺して悪を裁く側になったから良かったものの、その逆も十分あり得た訳で、これを見た後の問答こそがこの映画を見る意義であり、映画本来>>続きを読む
官能的で男女問わず目を奪われてしまうシーンを冒頭に置いて、注目を向けられた中でのショッキングな血。
シンプルなホラー要素とは逸脱した作品のように感じていたけれど、キャリーだけが怖い訳ではなくて登場人物>>続きを読む
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夜のカットに始まり、朝焼けのカットに終わる。
歳を重ねていったら忘れてしまう様な些細な出来事を振り返り、各々の明日へ進む。
照明の当たらなかった照生にも陽は昇り照らしてくれる訳で。
最初は皮肉の>>続きを読む
R-18に指定されている通り、見方によっては単純に怖い、グロいだけのホラー作品に見えなくも無いが、アクアマン等も手掛けたことのあるジェームズ・ワン監督が関わっているだけあってアクション要素やCG,VF>>続きを読む
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会話劇の途中でつぎはぎに顔のアップが映し出され無音になる演出は、それこそ主人公が途中で手縫いしていた服と同様に登場人物の脆さや、ある種の緊張感を与えるスパイスになっていて非常に感動した。
一つ一つの>>続きを読む
個人的に今までレイシストについて分かってるつもりでいた所があるのですが、観終わった後に思わず検索をかけました。
作品としても白と黒からなる数々の隠喩、脚本としての面白さと物語のテーマのバランス感が絶>>続きを読む