とある2つのシーンの構図がシンメトリーになっていた所に作り込まれている事の美しさを感じた。
フレディが問い詰められるシーンの一つ一つに釘付けになり、監督の手腕とホアキンの底無しの演技力が無ければこん>>続きを読む
ダニエル・デイ=ルイスの怪演もさることながら、ジョニー・グリーンウッドの音楽には特に度肝を抜かれました。
とあるシーンで流れるProven Landsという曲がそのシーンの緊迫感や不気味さをより助長>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
序盤の主人公の部屋、そこに飾られたポスターにはアル・パチーノとブルースリーが飾られていて恐らくPTAが影響を受けたものだろうと感じていたら、終盤の爆竹邸宅ではスカーフェイスさながらに銃をぶっ放すオマー>>続きを読む
『サイコ』の時に感じた違和感の無いジャンルの切り替わりがこの作品にも垣間見えた。
流暢で捻りの効いた言い回しも聴いてて心地が良い。
窓に魅せられ、窓から落とされた主人公。
我々視聴者もこの映画に魅せら>>続きを読む
それぞれの登場人物の思惑が交錯し、それが歯車のように噛み合う、見ていてスッキリする真っ直ぐな推理モノだと感じました。
個人的にヒッチコック作品3作目の視聴となる今作ですが、それぞれの作品の裏テーマとし>>続きを読む
当時のフィルムでいう最長時間の長回しをしたヒッチコック。
シーンの繋ぎ目も違和感が無く、登場人物の背中に寄るカットからの切り替わりはスムーズであり、物語に緊張感を与える役割も果たしていて当時の撮影の工>>続きを読む