「わからないこと」との関わり方はとても難しい
自分のものさしで人を測らないという、頭では理解していてもなかなか出来ない部分を埋めていくための対話が必要なんだなと
ほんのりと笑える感じが最後まで続く、絶妙な会話劇
大人ってのは案外色々な事をはっきりさせないほうが良いのかもしれないね
「幸せに、なるんだよ」という言葉の重み。
父から贈られた精一杯の愛情を、紀子さんはどこまでも受け継いでいくと思う
父を想う娘と、娘を想う父。
どんなに離れていても、互いを想う気持ちは決して揺らがない>>続きを読む
時代は変わっても、家族を想う気持ちは変わらない
もうすっかり紀子さんの虜になってしまった
俺たちが日々忘れていってしまった事がここにはある
初 小津作品
歳を重ねるに連れて希薄になっていく家族との関係性と、血のつながりを越えた人と人とのかかわり方
紀子さんの振る舞い、所作、言葉のすべてが美しく、彼女自身の生き方がまっすぐに反映されてい>>続きを読む
自分がどうやって生きてきたのかを思い出させてくれた
歳を重ねる毎に一つ一つ手放していって、最期の瞬間は手ぶらで迎えたい