木曜日31さんの映画レビュー・感想・評価

木曜日31

木曜日31

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Ryuichi Sakamoto | Opus(2023年製作の映画)

5.0

「Ars longa, vita brevis」
まさにそれで、これからも音楽は続いていく。
感情の波に音がぴったりと沿うように繊細な演奏。体重をかけた重みのある音や指先で跳ねるような音、そして伸びた
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

質素に見えて実は何かから逃げてきてやっとの思いで欲しいものをかき集めた暮らしを実現しているのかもしれない。でもそうではないのかもしれない。多くを語らないからこそ美しい映画だった。
平山は人に温かい。で
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.0

人間の温かい血をお互いに与え感じ合えることってどれだけ幸せなことなんだろう。そうであるべきだけれども、それはあくまでも幸せであることをこれからも忘れたくないと思った。
まっすぐに立っているイギリス兵に
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

2.5

イギリスらしい皮肉めいた言葉表現(「大丈夫、ただ人生が終わっただけ」というところとか特に好き)とかロンドンのTube Station、街並みとかもたくさん出てきてすごくわくわくするし素敵なストーリーだ>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.5

ウィルを見ていると解いても解いても絡まっている糸の塊が壁のようにそこに見えるようで、自分自身の今の心情や境遇にも相まって結構苦しかった。
ウィルがショーンにだけ見せた涙のシーンは、堰き止められていたも
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ロンドン、人生はじめます(2017年製作の映画)

2.5

いつもまっすぐにふらふらせずに生きていたいなと思った。

A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー(2014年製作の映画)

3.0

コーヒーってこんなに人と人が繋がって作られてるんだなと、コーヒーに対する見方が変わる。
本当のコーヒーを飲んでみたい。

私をくいとめて(2020年製作の映画)

2.5

日本生きづらいわあと思った。臼田あさ美ちゃんの自分の好きなものに突き進む感じとドラえもんバッグ好き。

悪人(2010年製作の映画)

4.0

きっとどの立場であってもどうしてこんなに温度差があるのかがわからない。違う生き方をしてきたから。自分は少しの側面しか知れないんだろうなと。
優しくて愛に溢れた映画でした。

パーソナルソング(2014年製作の映画)

4.5

ずっと観たかったやつ。なんて素敵なの。この発見をいつまでも大切にしたい。

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.5

どっから夢でどっから現実なのかラインがむずかしかった。ずしっとくる内容ながらも、遊び心が散りばめられていてちょうどいいバランス。面白かったです。
リヴァーフェニックスの簡単にプツッと切れてしまいそうな
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架空OL日記(2020年製作の映画)

3.0

ああこれこれ!って感じ。
なんでこんなにもナチュラルなのバカリズム。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.5

90'sを感じるフィルムの映像、爆音の音楽。そして変化していく表情のアップ。
自然に、流れるように進んでいるような心地よさがありつつも、大切な部分を印象的に表現してバッサリ切り取って、ひとつひとつをコ
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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

3.0

チャットモンチーはまじ大正解。
ゆるゆる気楽に観れる癒し映画。
ちえさんの「ケーキ?!」が最高にかわいい。
かわいくていい奥さんだけど、もうちょっとわかりやすくしてあげてもいいのに。笑

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.5

きっと自分の想像以上に、孤独で窮屈に生きてきたバーティが、徐々にライオネルに心を許していくところが救われる気持ちになる。
辛い時に会いたいと思える「友だち」ができて本当によかったな。
バーティを王とし
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

4.0

複雑な気持ちになるけど、「音楽がやりたい」それだけだったんだろうな、と観終えてからは思う。本当に音楽がないと生きていけない人なんだと、ひしひしと。

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.0

孤独すぎて苦しい。
ドノヴァンが老人と話すところが一番印象的で、ずっと息が詰まるような窮屈感からすっと解放された瞬間だった。ふと出会った人に、シンプルに愛を与えられる人になりたいと思った。

ドランの
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.5

平等なのは、たぶん時間だけ。環境が違うだけで知らない間に色々なことがぶつかって、色々な感情が渦巻いてて、どっちにも属さない自分は観ていてただただ苦しかったです。

見応えはあったけど、正直わたしは、こ
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.5

ああドラッグ怖い、ああティモシー美しいのエンドレス。
音楽と映像の違和感とか好きな感じでした。
「絶望」だけではない映画。

シンプルメン(1992年製作の映画)

2.0

わたしにはよくわからなかった。やたらと無表情で攻撃的な登場人物に不自然な会話と行動。劇中音楽のギターはまたかよってくらいほぼ同じで単調。設定やストーリーもぼんやりしてて魅力を感じず入り込めなかった。て>>続きを読む

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.5

これコメディですよね。笑えるところ多い。ギュンっと寄ったり引いたり、とんでもなく近かったり。スローにしたり光に色をつけたり。時間も映像も音楽も操ってなんてオシャレなんですか...。オシャレの一言ですま>>続きを読む

オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

3.5

友だちのうちはどこ?から順番に観てほんとよかった。あれもこれも繋がるからすごく面白い!キアロスタミすごすぎて頭の中どうなってるのか恐ろしい。
うわホセインすごい執着心だわと少しだけ恐怖を感じながら観終
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そして人生はつづく(1992年製作の映画)

4.0

2人の影に希望を感じた。
現実と映画の世界をまぜこぜに、でも一貫した世界。行ったり来たりの不思議な感覚。

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.5

ずっと息苦しいんだけど、あたたかい。
映し方がすごく面白い。子どもの思考回路がぐるぐるぐると目に見える。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

最高にポップで優しい。宇宙服でスキップするオギーがたまらなくかわいい。。
オギーだけじゃなく、ひとりひとりの視点も取り入れられているところとか、たくさん説明してくれるタイプの映画でした。
自分自身の魅
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.5

最後まで心からの表情を見せないけど、心情も見えづらいのだけど、少しずつ目の動きや表情で感じ取れるものがあった。
悲しいお話。どこまでもただ自分の世界にいる彼の様子を見て、やりきれない気持ちになってくる
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

1.0

クズしか出てこない
みててイライラした
でも最後までみた
大賀の歌声が映画の中で一番よかった
曲は別として

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

2.5

テンポがいい。人間が堕ちていく典型的な流れを見ていくような映画。
映画館の看板に「アオハル映画」と書いてあって、そんな軽いものじゃないぞ!と思ったり。
ポスターの「忘れられない夏がくる」これもちょっと
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