ジョーさんの映画レビュー・感想・評価

ジョー

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羅生門(1950年製作の映画)

5.0

「羅生門」といいながら「藪の中」。
本格ミステリと"人間を描く"という絶対に混じり合わない2つの性質が混じりあってしまった、ある意味究極の本格ミステリであり、アンチミステリ。芥川龍之介は凄すぎる。
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華麗なる一族(1974年製作の映画)

4.7

これも大変な傑作。山崎豊子は神。2枚組210分なので「不毛地帯」とか「白い巨塔」よりダレる瞬間がないでもないが、最後の展開に唖然…。

あと仲代達矢は「不毛地帯」の壹岐正役の方がハマってるので、この点
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白い巨塔(1966年製作の映画)

4.9

本物の映画、本物の役者たち。無駄な瞬間なんて1秒もない。ちょっと昔の邦画凄すぎるな。病院が舞台なのにまさかここまで医療が本筋じゃないとは思わなかったが…。人間そのものがテーマ。
原作の山崎豊子、脚本の
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

4.5

最初自主制作みたいな雰囲気に舐めてたが、いや~完全にやられた。いつの間にか夢中になってみてしまった。青春SFコメディの傑作でしょ。
部室のエアコンのリモコンが水没した!タイムマシンで昨日に行って取って
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冷静と情熱のあいだ(2001年製作の映画)

4.8

赤面するほどクサクサなストーリーと過剰なほどロマンティックな雰囲気作りに好きって公言するのがちょっと恥ずかしいけど、それでも愛してやまない映画。
もう、冒頭でフィレンツェの街並みが映ってメインテーマが
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

5.0

ケチのつけようがない!こういうの観たかったんだよなあ、倍の長さでも全然良い。義務教育で観せるべき映画。全盛期の有栖川有栖級のロジックが炸裂する本格ミステリとしても観れる。

フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

3.8

なんだこれ笑
いや確かに全く予想外の展開に驚くやら呆れるやら。
観る価値のある映画なのは間違いないが、全体的にとにかく大味なアメリカンの感性にはちょっとついていけんなあ。

第9地区(2009年製作の映画)

2.8

面白いとかつまらないとか以前に、観た後に何も残らない。
この程度の作品で人種差別のメタファーだの人間の方が恐ろしいだの勘弁してくれ、陳腐すぎる。
SF的なケレン味に振り切った『パシフィック・リム』の方
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ウォーターワールド(1995年製作の映画)

3.7

想像してたより普通に楽しめて悔しい...笑
前半は海洋マッドマックス、後半は海洋インディー・ジョーンズって感じ。ていうとかなり凄そうだけど笑 でも実際アドベンチャーとして普通に面白い。
まあファミリー
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.8

ノーランが新しい映画を制作しているというニュースが去年出てから、ずっと心待ちにしてた。
一方で『インセプション』や『ダークナイト』など映画史上に残る名作を連発してしまっているだけに、必然的にこちらが期
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レック2(2009年製作の映画)

3.1

個人的に大当たりだったRECの続編ということでセットで観た。
ストーリーは前作の直後から始まるので、続編というかむしろ後編、第2話的な位置づけに近い。なので前作を観ていないと意味がわからない(2から観
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レック(2007年製作の映画)

4.3

6年前くらいに1度見て、とても面白かった記憶があったので再鑑賞。
これは...改めて確信した、これぞゾンビホラーの傑作!脚本も演技もセットも素晴らしい。撮影に関しても、手ブレで見辛いと言えば見辛いが、
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超高速!参勤交代(2014年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

お上の無茶ぶりで通常の半分の時間での参勤交代を強いられた弱小藩が、そんなインポッシブルなミッションを達成するためにあの手この手を使って江戸を目指すハチャメチャコメディ...なんてユニークすぎる視点に、>>続きを読む

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.5

カンフー映画を初めてちゃんと観た、Amazonプライム万歳!これがブルース・リーか...体脂肪率1ケタだっただろうなあ

カンフー映画の金字塔!って感じで構えて観そうになるけど、そんなことは置いといて
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.7

園子温監督作品初鑑賞。園子温ってサブカル厨御用達みたいな印象があって敬遠してたけど、いやーこれは面白い。
園子温作品の中では異色なのかもだけど...

観ててカラフル、ポップ、カルチャー、ヴィレッジヴ
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死霊館(2013年製作の映画)

3.5

最近では珍しい、奇を衒わず丁寧に作られた正統派ホラー映画。 監督が『Saw』シリーズのジェームズ・ワンなのでクオリティはお墨付き。

こういうちゃんとしたホラーを見ると、登場人物に頭の悪い行動をさせな
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トロピック・サンダー/史上最低の作戦(2008年製作の映画)

2.5

どう笑えばいいのか良く分からなかった...
パロディとかメタ構造は置いといても単純に笑えない。どこが笑いどころなんだ?と終始ド真面目に考えてしまった。その時点で感性が合ってないんだろう。

心機一転張
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

4.2

こういうのが観たかった!前作越えの面白さ。塩見三省どう見ても本職なんですがそれは...

前作よりもストーリーに必然性があるのが良い。
5年前に子分の石原(加瀬亮)と山王会に裏切られ組は全滅、刑務所行
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マッドマックス(1979年製作の映画)

2.5

なんともレビューに困る微妙な作品ですなあ...
「怒りのデスロード」がぶっ飛んでるとか傑作だって騒がれてたからとりあえず1作目観たけど、 淡々として殺風景、集中して見るほどのもんじゃない。

暴走族に
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青鬼 ver.2.0(2015年製作の映画)

1.0

マジ?って感じ
この内容で商業作品として世に出そうと思える感性がただただクレイジー。アザラシでももっと良い映画作れる。
...え?これでも1よりマシになってるの?

平祐奈がアホみたいに可愛い、それだ
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THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

3.8

わざとらしい喜劇、でもそこが良い。 セットや映像のチープさを演出と濃いキャラで吹き飛ばしている。
総勢23人の濃いキャラクター達が繰り広げるドタバタ劇の面白さ、そしてそれぞれのストーリーが見事に交差し
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.8

「全員悪人」に偽りなし。登場人物全員良心の欠片もなく、自らの利益のために壮絶な殺し合いを繰り広げる。
複雑な権力構造の縦社会と報復・粛清の連鎖にヤクザの生態がよく描写されている。(実際そうか知らないが
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[リミット](2010年製作の映画)

1.0

完全なるクソ。
個人的には今まで観た映画の中でもトップクラスで酷かった。

Sawシリーズ以降雨後の筍のように出てきたソリッドシチュエーションスリラーの1つで、生きたまま地中に埋められてしまい、どうに
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激突!(1971年製作の映画)

2.5

1時間半ひたすらキチガイトラックに追いかけられる映画。それ以上でも以下でもない。
良い悪いというか、で?って感じ...
70年代初頭のアメリカの時代背景に詳しいとまた別なのかも。

あのスピルバーグの
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.3

ひたすらハイテンションでハードに突っ走る、ハリウッドのアクション映画の金字塔。
ある意味勧善懲悪のシンプルなストーリーだが、VFXにばかり金を使って中身スッカラカンのしょうもない映画とはまるで違い、展
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バイオハザード(2002年製作の映画)

4.0

文句なしに面白い。ゲームや漫画原作のメディアミックスムービーの中では、という基準でなく、アクション・ホラーとして白眉の出来だと思う。

ゲームのストーリーとは全く異なるが、ゾンビ、ウイルス、アンブレラ
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サプライズ(2011年製作の映画)

2.5

ホラーを期待したけど全くそんなことはなかった。
先が読める展開だらけで緊張感もないのでサスペンスでもない。スプラッターというほど振り切れてもない...。
淡々と殺し合いするだけ。もし武器が銃だったらそ
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