KVNさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ぜんぶ、ボクのせい(2022年製作の映画)

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「自分で自分を傷つけてないと、
生きていられなかったんだよね」

分かるよ。
生きてるって感覚が欲しい感覚。

もっと状況が悪くなればなるほど、
自分が欲しい物が遠くにいく。
そしたらもう目指さなくて
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さかなのこ(2022年製作の映画)

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「好きに勝るものなし」

井川遥演じる母親役の温かさ。
一見甘やかしてるように見えるけど、
あの道がミー坊にとって最も人生を謳歌できる道だって信じてたんだろうな。

ただそれに巻き込まれた、
父親と兄
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

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ユリアが抱える問題が父親にあるのは分かったけど、
それをもっと細かく過去の出来事とか葛藤を提示してくれた方が、
もっとユリアに共感できた?のかも

多分男性には分からない、
女性ならではの感覚とか考え
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.8

懐かしく、切なくて、温かい映画。
極上の96分。




誰だって孤独の方が楽なのかもしれない、
傷つかなくて良いから。
変に他人に期待しなくて良いから。

だけど大切な仲間と一緒に過ごすことは、
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.5

松坂桃李の静かだけど、
内に秘めた莫大な葛藤の凄まじさ。
淡々としてるけど一つ一つの台詞が
全て埋まってる感覚

家内役の広瀬すずは、
広瀬すず自身の根底にある闇と役が
めちゃくちゃリンクしてる感じが
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最後の終わり方が素敵。

ハッピーエンドじゃなくて、
もがき続けながら終わる。

それでも生きてくんだ。

私はヴァレンティナ(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ブラジルでのトランスジェンダー問題は
もっとオープンかと勝手に思ってたけど、
ここまで閉鎖的だとは思わなかった。

でも正直、
最後のヴァランティナの名前が呼ばれる所までに自分の心情はそこまで積み重な
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やがて海へと届く(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

光石研さんの存在感が抜群。
「君の好きな歌をかけなさい」

脚本が自分の中ではドンピシャでした。

明日がある保証なんてどこにもない。
だからこそ自分らしく生きていきたい。

最後の岸井ゆきのの、
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