mrかっちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

mrかっちゃん

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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.2

こんなにも愛おしいカップル中々いない。ゲイカップルの些細な日常を描いた作品ですが、ドラマ版に続き彼らの苦悩と愛おしい日常。
ドラマ版を見ていなくても楽しめます。

スピッツの主題歌「大好物」のサビで、
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エターナルズ(2021年製作の映画)

4.3

MCUフェーズ4は世界観の拡張と、マルチバースの導入に向けた下準備期間とも呼べる作品群になっています。
今までMCUは既存の映画ジャンルと、シリーズらしさを掛け合わせた作品作りをしていましたが、今作は
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

5.0

令和の時代を象徴する、新時代のSF映画の誕生を目撃する時が来るとは。
スターウォーズ、風の谷のナウシカなどあらゆる作品に多大な影響を与えた伝説のSF小説の実写版。
過去に何度か映像化されていますが、評
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.2

本当にあったスパイのお話。

冷戦の渦中第三次世界大戦が起こるかも知れない緊張感が漂っていた時代に、ビジネスマンの一般人を使いロシアの軍事情報を運ぶミッションを行っていた。

ベネディクトカンバーバッ
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ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

3.7

くそったれな世界を共に生き抜いていけ!

生き別れた恋人に再び会うためモンスターだらけになった世界を犬と共に旅するロードムービー

とにかく楽しい映画です。
モンスター達の設定が突然変異により虫や動物
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ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)

3.7

「007ノータイムトゥダイ」の公開を記念したダニエルクレイグのジェームズボンド役の歴史を振り返るドキュメンタリー。

役が決定した時は非難轟々だった波乱の幕開けから史上最高のジェームズボンドと称される
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.7

ダニエルクレイグ版007の最終回。
僕が唯一観ていたのはダニエルクレイグ版だけなので、悲しくもありやっと公開してくれたという嬉しさもあります。
サムメンデス監督のスカイフォールから大々的な変革を取り入
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空白(2021年製作の映画)

5.0

見終わった後確信しました。
今のところ今年のベストです。
「花束みたいな恋をした」「すばらしき世界」「孤狼の血level2」
監督の今年のもう一つの作品「BLUE」
今年は邦画の質が高いです。

吉田
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パンケーキを毒見する(2021年製作の映画)

4.0

第99代総理大臣菅義偉の任期がもうすぐ終わろうとする中菅政権の内部を炙り出し今の日本の現状を教えてくれるドキュメンタリー。

今作が誠実なのはただ批判しているだけではなく、菅政権の良かった点もしっかり
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ゼロワン Others 仮面ライダーバルカン&バルキリー(2021年製作の映画)

3.7

仮面ライダーゼロワン終焉。
キャッチコピー通りの内容になっており、令和最初の仮面ライダーをリアルタイムで見ていたので、感慨深いです。

仮面ライダーゼロワンは物語上一応の悪役はいますが、よく考えると一
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

4.0

日本公開映画としてはチャドウィックボーズマンさんの最後の主演作品です。
今後もブラックパンサーの勇ましい姿や数々の映画で拝見できると思っていたところに予想もしない訃報。
本当に残念です。
癌と闘いなが
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ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷(2021年製作の映画)

3.7

令和最初の仮面ライダー。
ゼロワンの単独劇場版「real time」から地続きに繋がるシリーズ。

COVID-19パンデミックにより6話近い話数が飛んでしまったためその補完であり、エンディング後の話
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.3

MCUフェーズ4の真の幕開けです。
ブラックウィドウとディズニー+のドラマ群でスナップ後イコールコロナパンデミックの世界は開かれましたが、今作で時間は前に進み始める。

カンフーアクションとMCUらし
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私は確信する(2018年製作の映画)

4.2

実際にあった失踪事件を基にしたノンフィクション法廷ドラマ。

フランスの作品を観るといつも思いますが、頭のいい雰囲気というか研ぎ澄まされた美的センスが漂っています。
国によって映画の毛色が変わるのは本
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

4.7

吉田監督の人間ドラマは泥臭くもがき続ける姿がとても印象的です。
今作はそこにボクシングの儚さと残酷さを掛け合わせることで、青春群像劇としても見応えのあるドラマに仕上がっています。
今年の邦画の中でもダ
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

4.3

人間の底知れぬ闇を曝け出した本当に気持ち悪いドキュメンタリー。
SNS上の未成年の少年少女に対する性被害の実態を明らかにするために、大人の女性が少女を演じて欲に塗れた獣達とチャットをするという内容。
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.6

ここまでぶっ飛んだ大衆向け映画が自体今後出ないのではないかと言うべき、本当に変な映画。
それでいてジェームズガンの作家性とクリエイティブが爆発した、ディズニーでは作れないグロ描写とブラックユーモア全開
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.3

今年一番楽しみにしていた邦画です!
前作「孤狼の血」はバディものとしても、コンプライアンスなんてクソ喰らえ精神が滲み出る邦画界に一石を投じる作品でした。

そして待望の続編である今作は大上の血を引き継
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.2

この夏は話題作が目白押しですが、その中でも一番気楽に誰とでも観ることが出来る最高のエンタメ映画です。

邦画界に足りないものを作ろうと我が道を突き進む白石監督の「孤狼の血LEVEL2」
ディズニーから
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.0

底抜けに明るいバカンスループ映画。
ある結婚式の1日をループする男女の話。

起承転結も分かりやすく誰でも楽しめるように作られているので万人受けしやすい作品ですが、下ネタに注意w

ループというのはパ
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カポネ(2020年製作の映画)

4.0

スカーフェイスの異名を持つ麻薬王アルカポネ。
彼の死に至るまでの数年間にスポットを当てた作品。
長年の梅毒と脳卒中の後遺症により認知症に近い症状があり、依然のようなカリスマ性も無くなった病に蝕まれれる
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ビバリウム(2019年製作の映画)

4.6

夢のマイホームありますよ。
そんな素敵な商売文句に釣られたせいで奇妙な住宅街から抜け出せなくなった。
そして段ボールの中にはひとりの男の子の赤ん坊が入っており、育てたら解放すると脅し文句が書いてあった
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

4.3

メイドインアビスシリーズの劇場版。
可愛らしいキャラデザで肉体的にえげつない描写を見せられるドMな作風ですが、グロさだけではない生命讃歌であるからこその際立つ残酷だけど美しい世界観は唯一無二です。
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ロンドン釘爆弾事件: 犯人捜査録(2021年製作の映画)

3.8

タイトル通りロンドンで起こった悲惨な
3回の爆弾テロを追ったドキュメンタリー。
今作を観るまでこのようなテロがあったことは知りませんでした。
ドキュメンタリーは報道の意味合いも兼ねていると思います。
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.8

オードリーヘップバーンの代表作の一つである今作。
観たことない方もタイトルは聞いたことがあるのではないかと思います。
自分もそうでした。

ティファニーは有名なジュエリーブランドです。
そこの商品が買
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セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記(2021年製作の映画)

4.0

日本を代表するスーパーヒーロー。
仮面ライダー、スーパー戦隊の同じアニバーサリー映画として歴代ヒーローが集合する。
言うなればスーパーヒーローアッセンブル。

同シリーズとも石ノ森章太郎先生が描いた創
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ウィズアウト・リモース(2021年製作の映画)

4.0

80年代、90年代の映画を現代にアップデートしたような雰囲気を漂わせる意外と人によって好みが分かれるアクション映画。 

明確なカタルシスを用意していないところが、時代に逆行している反骨精神すら感じる
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.2

俺たちのMCUがついに、ついに劇場に帰ってきた!
Disney+でのドラマシリーズで飢えていたMCUへの思いを補充させてもらっていますが、やっぱり映画が観たかった!
「エンドゲーム」で散ったナターシャ
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.6

日本が誇る怪獣の王ゴジラ、アメリカが生んだ悲しき巨大な獣コング。
怪獣界の二台巨頭がガチでタイマンを張る超大作エンターテイメント映画。

もう本当に最高だった!!
ファッキンコロナで、ハリウッドの大作
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.2

「これが、最後」
ついに壮大なファンタジー長編に終止符が打たれました。
正直今まで観てこなかったのは単純に長いからという理由でしたが、完走出来てとてもよかったです。
世界中の人に愛されるベストセラーで
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

4.2

「最終章はここから始まる」
ヴォルデモートとハリーポッターの全面対決の幕は切って落とされた。
ヴォルデモートの魂を封じ込めた7つの分霊箱を見つけ壊すことで倒すことが出来る。
だがその弱点をヴォルデモー
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

4.2

「クライマックスはここから始まる」

起承転結の転にあたる急転直下の6作目。
どうしてもラストの衝撃の展開に全てが持って行かれますが、そこに至るまでのストーリーはハリーポッター達の仲睦まじい様子と様々
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

4.1

魔法省の腐敗、ディメンターの脅威、ハリーポッターの秘密とクソババアの登場。
見応え抜群の5作目。
今作から監督をしているデヴィッドイェーツはハリウッドの大作が初めてだったのですが、素晴らしい仕事をして
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

3.7

あの人の復活。
メインストーリーとしてはそこに向かって進行していきますが、並行してホグワーツの大運動会がアドベンチャー仕立てに描かれます。

最初の一作、二作目に戻った明るさと三作目の暗さのいいとこ取
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.2

「僕たちは変わる」のキャッチコピーでアルフォンソキュアロン監督で制作された3作目。
物語の鍵を握る人物シリウスブラックをゲイリーオールドマンが演じている時点でもう優勝。
ハリーポッター達は思春期になり
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

3.6

一作目の監督を続投した2作目。
ホグワーツで謎の生徒が襲われる事件が発生しハリー達が犯人だと疑われてしまう。
疑いを晴らすため3人は鍵を握る謎の部屋を探し始める。

ほとんど一作目と変わらないテイスト
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