近藤さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ゲット スマート(2008年製作の映画)

3.6

頭を空っぽにして見れるスパイアクションコメディ。随所に笑える場面がキチンと用意されている。

タイピスト!(2012年製作の映画)

3.9

なんといっても晴れやかな気分になれるのが素晴らしい。ヒロインには才能があるけれど、荒削り。それをどうにかこうにか鍛え上げ、というよりは鍛えられ、大会に臨む…!うーん、安心してください、ハッピーエンドで>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

最後のシーンが深い。妻を殺されて激怒するミルズとそれを制止するサマセット、結局犯人を殺すわけだが、この場面、よく見直すと意外や意外と深い。

サマセットがどう考えても本気でミルズを止める気がない。むし
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.4

ラストがこの上なく好きな映画である。語らぬが、お互いを思いやり相手のことを考え尽くし、考えて考えて、自分の好きな人の幸福を願う。その気持ちが溢れている。心に響きわたる、まさに感涙する映画である。

顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)

3.8

ドラマティックさはなく、抑え気味である。しかし、歯ごたえがないというよりはしんみりと響き、いい意味で落ち着いている。第二次大戦後のドイツを描いた映画で、主人公はまだ若い。彼がアウシュビッツについて次々>>続きを読む

偉大なるマルグリット(2015年製作の映画)

3.6

美声轟くオペラ映画を期待するなかれ。初めに流れる夜の女王のアリアは正直聞くに堪えない。美しいオペラも幾度か挟まれるものの、それはあくまでマルグリットの引き立て役でしかなく、メインとしては捉えられてい>>続きを読む

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

4.2

小説の様な一人語りを時折取り入れ、金融業界用語の説明をするという様な若干のドキュメンタリー要素が入っている。すると、テンポが崩れる代わりに映画にとんでもないリアリティが生じてくる。まるで実際にウォール>>続きを読む

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.0

堺雅人と香川照之コンビがここでも光る。人間味溢れるストーリーに心が癒されること間違いなし。

DEATH NOTE デスノート(2006年製作の映画)

4.0

面白い。こまけぇこたぁ抜きにして楽しめる、正に漫画のような映画。

スティーブ・ジョブズ(2013年製作の映画)

2.8

監督が伝えたいことが「ジョブズって世間でもて囃されてるけど、実はこんな奴なんだよ」だとしか感じられない。良いところよりも悪いところに傾注している。見ても特にスッキリした気分にはならない。

ジャックと天空の巨人(2013年製作の映画)

2.9

素晴らしいCG。大人よりは子供の方が好みそうなアクション映画。

ワン チャンス(2013年製作の映画)

3.5

典型的なサクセスストーリー。オペラが少しでも好きなら見て損はない。取って付けたように恋愛が行われるが、そこには期待しない方がよい。