このインディー感がたまらない!
残酷で可愛い世界\(^o^)/
おそらくはあらすじとして文章に起こしてしまえばなんということのない映画なんだけど、キャラクター造形や分かりやすいストーリー、映像の構図>>続きを読む
シンドラーのような英雄の話は割と手垢がついているとは思うものの、構成も上手だし、やはり「ザッツ・ライフ」という他にはないインパクトを持つ出来事のおかげで、新鮮な驚きと感動を得られました。
現時点で2>>続きを読む
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海に向かって走り、辿り着いた先には広くて大きな海が広がっているラストシーン。
少年院を抜け出し、これ以上ない自由を手に入れたかのように見えたアントワーヌだけど、現実に目を向ければ、海は行き止まりを表>>続きを読む
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ヨストは好きに食べた方がストレスなく長生きできそうなんだけどな……
人は相手を理解しようと寄り添う姿勢を見せなければ理解し合えないという当たり前のこと。
同じ道を歩いて、同じ景色や同じ体験をすれば>>続きを読む
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アニャのセリフが30個程度という相変わらずのジョージ・ミラーの奇才ぶりw
この人に法廷会話劇を撮らせても、ほとんど喋らないで終わるんじゃないかと思えてきて畏怖ですよ。
ただ今作では、その「口数の少な>>続きを読む
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ブラックユーモアに乗せて社会的なメッセージを送るのは、監督らしいっちゃらしいんだけど、いかんせんコメディとして笑えたところがほぼ無くてですねw (断じてシモネタ嫌いではない)
「マットデイモンなにし>>続きを読む
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クライマックスの告白シーンもラブコメ王道をぶち抜いててお気に入りだけど、病院で子供と再会するシーンには泣けた……
この時の「元気かい?美人さん」はストレートな言葉だと思えたし、動揺してても目を見て話>>続きを読む
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これはこれは枯れ葉のカラオケ王!
睡眠薬を混入されたコーヒーをガブガブ飲むのは草生えたw
映画ラスト10分になってもなお救われる気配すら漂わないコイスティネンという、敗者三部作の中でも圧倒的に救いよ>>続きを読む
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「ここからスタート」
たくさん旅に行こうとして、たくさん生きようとしていたアミは、こちらから見たら旅慣れたバックパッカーに見えるのに、台湾しか行ったことなかったという事実にズキーンときた。
たった>>続きを読む
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行政と移民以外の顔が隠されている映画だなという印象があって、人口のボリュームゾーンである中流家庭の在り方が反転的に問われているように感じました。
移民の視点で描く臨時市長のピエールはそれはもう悪人。>>続きを読む
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ゾンビ……もとい、連中がウヨウヨな状態で、ショーンが家を出てコンビニに寄ってまた戻ってくる長回し!あれ良かったねー!
そして、Don't Stop Me Nowの神々しい自動選曲センス。
ゾンビに>>続きを読む
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「つべこべ言わず受け取って」と握らされる7ドル。対して2000ドルの車の修理代。
物語の唯一の救いは警備員のおじさんの優しさだったのだけど、これは刹那なものに過ぎない。
いつか余裕ができた時に振り返>>続きを読む
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ヘス夫妻が塀の向こう側に無関心だったかと言えば、そうではなかったと思う。
夫のルドルフは罪悪感をそれなりに感じていた人であり、妻のヘートヴィヒは自らの富に必要なものとしてむしろ関心が強かったのではない>>続きを読む
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絵画は綺麗さっぱり持ち去られ、
不気味なオートマタが小馬鹿にするように喋り、
ビリーも共犯だったことが判明し、
クレアは237回も外出していた……
騙されオチの展開は大方予測できていたとしたって、こ>>続きを読む
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高潔な武士の誇りを持つ男が、自らの「正しさ」がすべてではないと悟るまでの物語だったのかなと。
柳田が誰よりも実直であることは、彼の振る舞いの随所から感じられ、囲碁はその象徴と言えるものでした。
弥>>続きを読む
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オスカーが座るのはさながら玉座。
不穏さが少しずつ折り重なっていく展開が秀逸で、社会の縮図だの問題提起だのと語るより以前にサスペンスとして面白かった。
主張と証明。
1と0.999…
数学では>>続きを読む
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小学校で同じクラスだった知的障害の子に、何年も昔の適当な日付を伝えると、その「曜日」を瞬時に答えられるという特技があったんだよ。
あれ、まさにレイモンドと同じサヴァン症候群だったんじゃないか。
一>>続きを読む
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年季の入ったカティ・オウティネンは鏡も見ずに不器用にマスカラを塗る。
そして、口から飛び出す「初恋の人」というパワーワード。
カウリスマキを順に追っかけてきた人間としては、これにキュンとしてしまうん>>続きを読む
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記憶が確かならば、シーザー三部作でコバが悪役として描かれた際、本来は保守的で安定した性格を持つボノボを邪悪に描いてることに対して、ボノボに関連する組織からクレームを入れられていた気がするんだけど……プ>>続きを読む
ゴジ鍋で眠るゴジラの姿は完全に猫w
なんだよ、その怖くて強くて可愛いというズルい全部盛りは。
でも、これは「ゴジラ×コング」ではなく、「コングwithゴジラ」ですねw
ゴジラよりもガキのチンパンジー>>続きを読む
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今ひとつノヴァの存在意義が見えずにいたのだけど、まさか彼女との出会いのシーンに既に物語を大きく動かす伏線が埋め込まれているとは……
アルファ・オメガ部隊の大佐が、彼女のぬいぐるみによって猿インフルに>>続きを読む
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オランウータンのモーリスの飄々としていて緊迫の場面にあっても安心を与えてくれる存在感が相変わらず良い。
さながらモーガン・フリーマンw
シーザーに感じる魅力も健在で、勇ましさの中にも優れたバランス感>>続きを読む
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シーザーが「No!!」と言葉を発した瞬間が、あの1968年の猿の惑星に繋がる起点なのだと考えると、何とも言えない気持ちになる。
人間は初めにイヤイヤ期があって、反抗期を経て自我を得て、仕事や家庭を持>>続きを読む
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考えれば考えるほど、「システムクラッシャー」というタイトルに皮肉が込められているような気がしている……
大前提、ベニーに対峙する当事者になれば、壮絶な日々が待ち受けているだろうし、正解が見つかる気も>>続きを読む