じゅんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

じゅん

じゅん

映画(169)
ドラマ(2)
アニメ(0)

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.4

なぜか唯一スルーしていたティム・バートン作品。わくわくするエピソードが、ブルボンのアソートのように詰め合わせになってて、観ている間ずっと楽しい映画。そんなお菓子の1つ1つがもしニセモノだとしたら?…や>>続きを読む

フリーソロ(2018年製作の映画)

4.1

身命を賭して登るアレックスにとどまらず、むしろ彼を愛する周りの人たちの心情が、細やかに描かれたドキュメンタリー。正直ね、アレックス本人はもう理解不能ですよどんだけ密着しても。むちゃくちゃ好感持てるし超>>続きを読む

ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

3.0

ちょっと豪華な2サス。安楽死の是非を問う方向に行ききれず、ただのシリアルキラー討伐劇に落とし込んでお茶を濁した感じ。細けえこたぁわかんねえけどオラオラしてたら解決しちゃったぜ!みたいな。土日のお昼にこ>>続きを読む

おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

3.9

老いとは。楽しい演出でオブラートに包みながら、実は残酷に問いかけてくる。あなたは老いる準備ができてますか?と。
にぎやかな脳内同居人も微笑ましいし、おそらくいくぶん美化された回想が、毎回次の間から始ま
>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

4.5

1980年代、少年時代を関西で生きた自分にとって、グリコ森永事件はやっぱり何かしらの影として脳みその片隅に残っていて、そんな過去の「遺物」を、遺物と割り切った上で現代の視点から真摯に探究していく(せざ>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

劇場で観るべき映画は数あれど、これはPCとヘッドホンで独りひっそり観るべき作品。電話の音声から少しでも情報を得たい主人公アスガーとシンクロする没入感が味わえる。
事件の顛末は途中で大方予想がついてしま
>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.7

面白かったです。が、まあ、良くも悪くもレギュラー版の続き、でした。

ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

3.9

それこそ子供の頃のアドベンチャーゲームブックに始まり、タイムギャルなんかのLDゲーに100円玉をつぎ込み、チュンソフトのサウンドノベル群を経て、今でもDEATH COME TRUEとかやってる選択肢大>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

4.1

ストレンジャーシングスのエルちゃんがゴジラからまた少し大人になって、謎解きもアクションも淡いロマンスも可憐にこなす!ミリー・ボビー・ブラウンの魅力全開な一本。笑ったり怒ったり軽蔑したり憧れたり…エノー>>続きを読む

浅田家!(2020年製作の映画)

2.6

不自然な説明ゼリフや露骨に泣かせに来るシーンが多くて、粗さも目立つ残念作。唯一、被災地の描写は良かったです。
お子さまと観るにはよいかも。

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.4

インターステラーやらインセプションで、時間を縮めたり引き伸ばしたりに慣らされていたせいで、「等倍」逆行がすんなり入って来ず、もやもやしたまま1回目終了。鑑賞2回目、等倍が頭にあるだけでまあー入ってくる>>続きを読む

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.7

後編の王の凱旋とセットで。絶対的な悪と絶対的な善、衒いゼロのどストレートな恋と成就、みたいな底の浅さを、バカみたいな圧力の(ほめてます)画と音楽で凌駕しちゃったやつ。冷静に観ようとしても血が踊っちゃう>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.7

前編の伝説誕生とセットで。たぶん、人生で一番まばたきしなかった映画。落ち込んだ気分を変えたい時にはもう間違いなくこれ。
ただ、観るたびにIQは下がります。

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

3.5

原作を読んでたので、どうまとめるのかな?と思ってたら、なるほどこうなるのかあ!終盤「なんやねん…」という台詞のところで、全く同じ言葉が漏れました。マジなんやねんw!
でも、この狙ったB級感、嫌いじゃな
>>続きを読む

海の上のピアニスト 4Kデジタル修復版(1998年製作の映画)

2.8

ごめんなさいなんの感慨も湧かなかった。1900とマックスの友情にも根拠を感じないし、恋心も中途半端。ピアノ対決は…早く弾ける方の勝ちなん?!出会いのシーンがピークでした。
学生時代、トトとアルフレード
>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

寝る前に観る映画じゃなかった…。休む間もない緊張で体がこわばってる。
宗教を悪用する首謀者と、妄信するしかない実行犯たちの描き方が印象的。一方で、イスラムへの誤った恐怖心を増幅させてしまう危うさもある
>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

発見したときの興奮、嘘を抱えたままシンデレラストーリーを駆け上がる苦痛、エリーへの愛に目覚めていく過程。全てが気持ちよく、王道を外れず、主人公になった気分が味わえる。実家でLet it Beを弾き語る>>続きを読む

アップグレード(2018年製作の映画)

4.2

透明人間より面白かった!状況変化がどんどん加速していくストーリー展開、そしてやっぱりグレイの動き&カメラワーク!奥さんがすごく魅力的なのも◎。世界の描写はちゃんと隙なく近未来なのに、なぜか懐かしさを感>>続きを読む

はりぼて(2020年製作の映画)

4.3

コメディタッチに勧善懲悪を楽しむ作りで始まり、くすくすゲラゲラと笑って観るうちに、あまりにも無反省に繰り返される現実を突きつけられ、自分の信じていた「問題の所在」がどんどん朦朧としてくる。
不正を質す
>>続きを読む

コリアタウン殺人事件(2020年製作の映画)

4.3

すごいものを観た。観た後色々調べるところまで込みの映画。いや、そもそも映画なのか?

透明人間(2019年製作の映画)

4.0

沢山謎を残したままのラストに納得いかず。2度鑑賞。したけどやっぱり分からなかった…。考察見よ…。

エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.6

カンバーバッジ主演スコセッシ総指揮に期待したけどやや期待外れ。もう少しエンタメに寄せてもよかった。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.5

ワンカット風を売りにしたキワモノ映画かと思いきや、スクリーンから目が離せない展開。迫力。女っ気ほぼゼロの武骨な画が続くのに、繊細でセクシー。

キャッツ(2019年製作の映画)

2.6

途中からもう見てられなかった。登場人物に共感したり心を通わせる余地のない映画ってこうなるんだ。