たった101分に詰め込まれた4人の人生。
とてもじゃないけど「わかった」だとか「面白かった」だなんて言葉で片付けられない。
何が正しいとか間違いとか、そんなことは置いといて、ただただ考えて、ただただ感>>続きを読む
オフビートコメディの風味が効いた、露悪的寓話。この、心の底から不快なものを見せてやろうみたいな感じは自分的にノれなかった。
キャスティングは完全にハマってて、好きな俳優女優ばっかで嬉しい!!
観るだけで疲れる〜。呆然とするしかない。
映画的にミクロにもマクロにも気を使えてる作品で、そのバランス感覚に感心した。
ハリウッド大作映画で、こんなの見たことない。
車のシーンは歴史に残るものがある。極端な善人も悪人もいないストーリーテリングは、この映画のデタラメな作りから生まれてくるんだろうなと、映画製作の経緯を知って思う。
不条理がツイストしまくって、よく分かんないエクストリームさと、恐ろしさに昇華されてる。鑑賞後ぼーっとすることしかできない。観るだけで疲れる。
前半はこの映画独特のうっすらとした不穏さに戦々恐々。だけ>>続きを読む
ヨーロッパ的な耽美さが苦手。そこに対する批評も入ってるのかもしれないが、地味にノれない。
しかし映画としての面白さがあるから、好きな部分はある。
えーー!!!シスターフッドものなの!!!
男はどこまでも馬鹿で陽気。
ルビッチの演出の力と、あっと驚く展開のさせ方はエバ〜グリ〜ン。世界一偉大な監督ですな。
本当に撃たれたんじゃ!とか、本当に死んだんじゃ!とか、そのドキドキ感が今見ても何故か伝わる。本当にちょっと心配になるし、不安になる。「映像」の嘘と本当の境界線が曖昧な感じ。実際、それは映画史というか全>>続きを読む
ジョン・カーペンターの映画は世界観の構築が上手いし、必ずビビッとくるビジュアルショックがある。
ラストの切れ味がとにかくすごい。
テーマはとても普遍的だけど、ディープステートなどの陰謀論の時代を経ると、ちょっと思うとこはあるよね。
池松壮亮がスケート場にいる全てのシーンと、車のシーンは本当に素晴らしかった。
自分的に固定されたカメラの距離と音楽の使い方が好みじゃなかった。なんか若干クサイかも笑
あとこの映画、映画版の「君の鳥>>続きを読む
タイトルが出るところまでがピーク。
この映画絶対90〜100分にするべきだった。
確かにどの映画よりも共感性があるし、リアリズムがある。その暴力性に打ちひしがれる感覚もわかる。だけど、この映画はそこ>>続きを読む
つまらない映画。白人の傲慢さ。というか、文化人の傲慢さかな。なんだかんだ日本人はギャグとしてしか機能しないし、日本は観光地としてしか機能しない。展開も凡庸だし、ぶっちゃけなんだかいけ好かない。
そりゃ>>続きを読む
これは「ロング・グッドバイ」から「インヒアレントヴァイス」まで続く、巻き込まれ探偵モノの系譜か!と思った。
そしたら町山智浩がムダ話の解説でまるっきり同じ説明をしているらしい。なんだか誇らしい気分にな>>続きを読む
「ピノキオ」や「2001年宇宙の旅」など過去の古典を下敷きにしながら、創作、引いてはアニメのスペクタクルの「可能性」についてとことん描いた作品。
って見ながら思ってたんだけど、エンディングで、え!こ>>続きを読む
エンドロールが本編。
劇中で言ってるけど、もうマルチバースしんどい、つまんない。
ぼくフィッシュマンズのことなにも知らなかった。
こんなに楽しくてこんなに辛かったのか。
「男達の別れ」って肉体的にも精神的にも大分キツかったんだろうな…。
とっても面白いドキュメンタリーだけど、メ>>続きを読む
終戦後、残された人々のケアの話。彼らの傷は癒えることもないし、贖罪をすることだって出来ないが、誰かのために生きることならもしかしたら出来るかもしれない、といった残酷だが希望的な物語。演出も洗練されてい>>続きを読む
「かわいがり」による悪しき伝統の再生産みたいのが、ほんと色々思い出してきて嫌になる笑
こうゆうの直接的にやられた事ないけど、どんな人の生活圏にもあったと思う。
けど彼らの刹那のために刹那に生きる感じ?>>続きを読む
エロくてクールで、バカバカしすぎて笑えて…。後半3人がベッドでじゃれ合うシーン、あのカタルシスなに!?今までにない映画体験。見せない美学にもほんとうっとりするし。家父長制や資本主義への批判も描いていて>>続きを読む
面白いけど、元がラジオドラマだけあって、これ別に映画である必要性なんだろうと思うよね。映像だとストーリーがより混乱してるような。