YangShawさんの映画レビュー・感想・評価

YangShaw

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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

4.1

どうしようも無いクズ野郎(元ポルノスター)が主人公で、起こることも笑っちゃうほどほんとひどいんだけど、決して露悪的にならないバランスが巧みだと思った。

座頭市血煙り街道(1967年製作の映画)

4.4

有無を言わなぬ面白さ。バキバキさ。
勝新がモダンでアイコニック。
かっこいー!

断崖(1941年製作の映画)

3.7

群を抜いてヒッチコックのダメな価値観が出てる。それによるラストの展開は、まあはっきり言ってつまらない。が、それまでに至る映画内のサスペンスはヒッチコック映画の中でも、これもまた群を抜いていて、複雑な気>>続きを読む

お引越し 4Kリマスター版(1993年製作の映画)

4.9

アルトマンとビクトルエリセと、小津安二郎と三隅研次(小津と三隅あんま見たことないす…すみません)が合体したみたいな映画。特に後半の「ミツバチのささやき」的展開に感動。彼女にとってのフランケンシュタイン>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.6

面白い!!!何よりこんな贅沢な時間の使い方ない。映画ほど贅沢なアートフォームはないし、それが前提にある作品。重厚で緻密なセットとスタイリング、ストーリーテリング、画作り。
スコセッシ節炸裂!彼のフィル
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夏の庭 The Friends 4Kリマスター版(1994年製作の映画)

4.3

何故こんなにバキバキな画が撮れるんだ??
なんでただガキンチョ3人が電車に乗ってるってだけのシーンで涙が出そうになるほど感動させられるんだろう。撮ることの説得力。

ナポレオン(2023年製作の映画)

4.1

結構な期間のお話だし、登場人物も多い。それに歴史ものだし、戦争ものだし普通なら題材として難しくみえるのに、それでもこんなにわかりやすく豪華絢爛に撮る手腕すごい。

どうすればよかったか?(2024年製作の映画)

-

たった101分に詰め込まれた4人の人生。
とてもじゃないけど「わかった」だとか「面白かった」だなんて言葉で片付けられない。
何が正しいとか間違いとか、そんなことは置いといて、ただただ考えて、ただただ感
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憐れみの3章(2024年製作の映画)

3.3

オフビートコメディの風味が効いた、露悪的寓話。この、心の底から不快なものを見せてやろうみたいな感じは自分的にノれなかった。
キャスティングは完全にハマってて、好きな俳優女優ばっかで嬉しい!!

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.3

観るだけで疲れる〜。呆然とするしかない。
映画的にミクロにもマクロにも気を使えてる作品で、そのバランス感覚に感心した。
ハリウッド大作映画で、こんなの見たことない。

天使の顔(1953年製作の映画)

3.8

車のシーンは歴史に残るものがある。極端な善人も悪人もいないストーリーテリングは、この映画のデタラメな作りから生まれてくるんだろうなと、映画製作の経緯を知って思う。

Cloud クラウド(2024年製作の映画)

4.6

不条理がツイストしまくって、よく分かんないエクストリームさと、恐ろしさに昇華されてる。鑑賞後ぼーっとすることしかできない。観るだけで疲れる。

前半はこの映画独特のうっすらとした不穏さに戦々恐々。だけ
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殺人者(1946年製作の映画)

4.3

演出が巧み!ライティングやカメラワークに惚れ惚れ!ぽ!

ヘカテ デジタルリマスター版(1982年製作の映画)

3.3

ヨーロッパ的な耽美さが苦手。そこに対する批評も入ってるのかもしれないが、地味にノれない。
しかし映画としての面白さがあるから、好きな部分はある。

レディ・キラーズ(2004年製作の映画)

3.6

寓話のような、メタファーだらけの作品。
面白かった。

陽気な中尉さん(1931年製作の映画)

4.4

えーー!!!シスターフッドものなの!!!

男はどこまでも馬鹿で陽気。
ルビッチの演出の力と、あっと驚く展開のさせ方はエバ〜グリ〜ン。世界一偉大な監督ですな。

大列車強盗(1903年製作の映画)

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本当に撃たれたんじゃ!とか、本当に死んだんじゃ!とか、そのドキドキ感が今見ても何故か伝わる。本当にちょっと心配になるし、不安になる。「映像」の嘘と本当の境界線が曖昧な感じ。実際、それは映画史というか全>>続きを読む

ゴースト・ハンターズ(1986年製作の映画)

2.7

ジョン・カーペンターの映画は世界観の構築が上手いし、必ずビビッとくるビジュアルショックがある。