どうしようも無いクズ野郎(元ポルノスター)が主人公で、起こることも笑っちゃうほどほんとひどいんだけど、決して露悪的にならないバランスが巧みだと思った。
有無を言わなぬ面白さ。バキバキさ。
勝新がモダンでアイコニック。
かっこいー!
群を抜いてヒッチコックのダメな価値観が出てる。それによるラストの展開は、まあはっきり言ってつまらない。が、それまでに至る映画内のサスペンスはヒッチコック映画の中でも、これもまた群を抜いていて、複雑な気>>続きを読む
アルトマンとビクトルエリセと、小津安二郎と三隅研次(小津と三隅あんま見たことないす…すみません)が合体したみたいな映画。特に後半の「ミツバチのささやき」的展開に感動。彼女にとってのフランケンシュタイン>>続きを読む
面白い!!!何よりこんな贅沢な時間の使い方ない。映画ほど贅沢なアートフォームはないし、それが前提にある作品。重厚で緻密なセットとスタイリング、ストーリーテリング、画作り。
スコセッシ節炸裂!彼のフィル>>続きを読む
何故こんなにバキバキな画が撮れるんだ??
なんでただガキンチョ3人が電車に乗ってるってだけのシーンで涙が出そうになるほど感動させられるんだろう。撮ることの説得力。
結構な期間のお話だし、登場人物も多い。それに歴史ものだし、戦争ものだし普通なら題材として難しくみえるのに、それでもこんなにわかりやすく豪華絢爛に撮る手腕すごい。
面白い〜。ジョンワッツの選曲のセンスがピカイチ。
たった101分に詰め込まれた4人の人生。
とてもじゃないけど「わかった」だとか「面白かった」だなんて言葉で片付けられない。
何が正しいとか間違いとか、そんなことは置いといて、ただただ考えて、ただただ感>>続きを読む
オフビートコメディの風味が効いた、露悪的寓話。この、心の底から不快なものを見せてやろうみたいな感じは自分的にノれなかった。
キャスティングは完全にハマってて、好きな俳優女優ばっかで嬉しい!!
観るだけで疲れる〜。呆然とするしかない。
映画的にミクロにもマクロにも気を使えてる作品で、そのバランス感覚に感心した。
ハリウッド大作映画で、こんなの見たことない。
車のシーンは歴史に残るものがある。極端な善人も悪人もいないストーリーテリングは、この映画のデタラメな作りから生まれてくるんだろうなと、映画製作の経緯を知って思う。
不条理がツイストしまくって、よく分かんないエクストリームさと、恐ろしさに昇華されてる。鑑賞後ぼーっとすることしかできない。観るだけで疲れる。
前半はこの映画独特のうっすらとした不穏さに戦々恐々。だけ>>続きを読む
ヨーロッパ的な耽美さが苦手。そこに対する批評も入ってるのかもしれないが、地味にノれない。
しかし映画としての面白さがあるから、好きな部分はある。
えーー!!!シスターフッドものなの!!!
男はどこまでも馬鹿で陽気。
ルビッチの演出の力と、あっと驚く展開のさせ方はエバ〜グリ〜ン。世界一偉大な監督ですな。
本当に撃たれたんじゃ!とか、本当に死んだんじゃ!とか、そのドキドキ感が今見ても何故か伝わる。本当にちょっと心配になるし、不安になる。「映像」の嘘と本当の境界線が曖昧な感じ。実際、それは映画史というか全>>続きを読む
ジョン・カーペンターの映画は世界観の構築が上手いし、必ずビビッとくるビジュアルショックがある。