現地解散さんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

アンソニーのハッピー・モーテル(1996年製作の映画)

3.8

ウェス・アンダーソン監督の長編初作品。
奇っ怪なオシャレさはなくとも流れる雰囲気、会話にウェス味を感じれていい。

ウィルソン兄弟出演。

病院を退院したばかりのアンソニーは昔なじみのディグナンに誘わ
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アス(2019年製作の映画)

3.7

玄関先にいる赤い服を着た自分と同じ顔の人達。
ファンタジーチックでホラー感もある。

ザ・バブル(2022年製作の映画)

3.5

コロナによるバブルを余儀なくされた映画撮影陣。未知のウイルスに怯える人々をコミカルに描いている。

2年ほど前の現状にこんな時もあったなと懐かしさすらでてきた。

はるヲうるひと(2020年製作の映画)

3.7

島で売春宿を営む兄妹の話。
暴力的な兄とそれに怯える弟妹や嬢。
島という閉塞的な空間で流れる希望のない日々に息が詰まりそうになる。

「試しに笑え、無理をしても笑え。」
ははは

タイタニック(1997年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

「今を大切に、時計台で君を待つ。」
不朽の名作。今までに何回見てきたのだろうか。それでも毎回感動するし、自然と涙が溢れる。
3時間なんて気にならないくらいあっという間だった。

スライドショーで流れる
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

新幹線には殺し屋がいっぱい。

伊坂幸太郎原作の小説をハリウッドリメイク。大味なスリリングアクションと豪華俳優陣の大胆な起用におもしろくないわけがない。

外国から見た日本あるあるのネオン街も綺麗。

スウィート・シング(2020年製作の映画)

3.7

大人の都合という不条理な世界で生きる姉弟を描いたロードムービー。
この姉弟に救いはあるのか?と思うくらい終始漂う不穏な雰囲気があり、それを吹き飛ばすくらいにカラーシーンが眩しい、眩しすぎる。

still dark(2019年製作の映画)

4.3

「ナポリタンが美味しかったから」と料理人を夢みて見習いとして働きだした盲目のユウキ。同僚ケンタに支えてもらいながら自分の夢に挑戦し続ける。

自然と笑みが零れるやり取り。ポテトサラダのくだりとか…。
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アリス・イン・ワンダーランド(2010年製作の映画)

3.9

ティム・バートンの世界観と"不思議の国"がマッチしすぎる。

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.5

「バケモノにはバケモノをぶつけんだよ!!!」

ジャパニーズホラー。
ケイゾウが出てきてからが本番。

アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

3.7

ミュージカルゾンビ映画。歌唱力がハンパなく楽曲が最高によくてノれる。
グロ描写もしっかりある。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

この世を憂いながら殺人衝動に駆られたトラビス(ロバート・デニーロ)がモヒカンにする話。

誰かを助けるとかそんなことどうでもいい。ただ、銃をぶっぱなしたい感がする。

イカとクジラ(2005年製作の映画)

3.6

離婚した両親の家を行ったり来たりする兄弟の話。
自分勝手な両親って感じちゃって終わった。

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.0

変わっている少年少女2人の逃避行。

音楽が流れて逃げるシーンが好き。グランドブダペストでも早送りのような逃げるシーンがかわいかった気がする。

色使い、カメラワークが絵本から飛び出してきたようにキャ
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パディントン(2014年製作の映画)

3.9

クマのパディントンがイギリスで家を探す話。

寒い日に見たい映画だった。
おもしろい。

自由が丘で(2014年製作の映画)

3.3

好きな女性を探しに韓国まで来たモリは彼女の情報が掴めないまま2週間過ごす。その出来事を手紙にまとめ、彼女がそれを読む話。

手紙を落とし、手紙の順番が入れ替わると物語内の時系列もめちゃくちゃになる。
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.5

オシャレ界の巨匠ウェス・アンダーソンが描くストップモーションアニメ。
舞台は日本。
独特な世界観と愛を感じれる作品。

バッドママ(2016年製作の映画)

4.3

悩める親たちの笑える話。
エンドロールの女優とその実の母親との対談がいい。

走れ、絶望に追いつかれない速さで(2015年製作の映画)

3.8

親友・薫の死を受け入れることの出来ていない漣(仲野太賀)は薫が残した"女性の絵"を頼りに薫が自殺した土地へ向かう。

仲野太賀の圧倒的演技力。フツフツとした苛立ちと無感情さを前面に溢れる演技が圧巻。
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

ライアン・レイノルズが演じるガイはゲームの中のモブキャラ。成長するAIだったガイは彼を作ったミリーに恋をして…。

ライアン・レイノルズVSライアン・レイノルズもチョロっとでるクリス・エヴァンスもいい
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

40年前の女性失踪事件を追うことになったジャーナリストと天才ハッカー。
失踪事件と別な惨殺事件の共通点に気づき…。

ハードな映画。拷問、性被害、惨殺…そして、失恋。
天才ハッカーが個性的な髪型でタト
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.9

ファンタジーやさしさロードムービー。

"3.11"を思い出す。それはきっと悪いことじゃない。多くの日本人に深く刻まれたあの日の出来事、こういう感情はずっと大事にしないといけないなと思った。

宮崎~
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

思い出すあの時の衝撃。
当時高校2年生で友達に借りた漫画「スラムダンク」。"勝負のリアル"を体験出来た感覚だった。

1人づつ歩き出す湘北は挑戦者。対して山王が階段から降りる演出は王者の風格。
1本目
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ウエスト・エンド殺人事件(2022年製作の映画)

3.8

おしゃれミステリーコメディ。
色合いや変化するアスペクト比がいい。

「ねずみとり」という作品を巡って舞台監督が殺された。捜査をするシアーシャ・ローナンとベテラン刑事サム・ロックウェル。

シアーシャ
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マインドホーン(2016年製作の映画)

3.4

B級サスペンスヒーロー映画。

昔流行ったドラマ「マインドホーン」の主役は今じゃハゲた中年男。過去の栄光を引きずりながらみすぼらしい生活を送る男はマインドホーンオタクによって殺人事件に巻き込まれる。
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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

4.4

無責任父さんなロイヤル・テネンバウムズと美しい妻エセル。そして、才能溢れた3人の子供チャス、マーゴ、リッチー。
大なり小なり葛藤がある中で生きているのが人生だけど家族がいればどうにかなるよねみたいな話
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.3

"伝説のコンシェルジュ"グスタヴとベルボーイのゼロがマダムD殺人事件の真相解明に駆ける話。

階段を走る・駆けるシーンがトコトコと可愛らしく、その中に放り込まれるブラックジョークに笑える。
エレベータ
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レイジー・ヘイジー・クレイジー(2015年製作の映画)

3.4

「あの年の夏休みは溶けてまた固まったアイスのようだった。見た目は同じだけど味は変わってた。」

援助交際で稼ぐ2人とそれを良しとしない処女1人の大人になりきれない子供ガールズムービー。
援助交際のシー
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.3

コーヒー屋で働くキャシーは毎週末バーで酔ったフリをして、近寄ってきた男に制裁を加えていた。
そんなキャシーの復讐の先にあるものとは…。

ポップな色使いとは裏腹にキャシーの醸し出す雰囲気と表情が暗い。
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

人種差別とチキンと友情。
差別されるからこそ品位を失わず気高く行動するドクターシャーリーの姿勢が美しい。

トイレ、スーツ、レストラン…etc.
数え切れない侮辱を受けながらも勇気ある行動を取り続けた
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