監督の逝去に伴い追悼特集ということで渋谷イメージフォーラムで開催中のイオセリアーニ追悼特集5本目。
そしてこの『ここに幸あり』がイメージフォーラムで行われた特集上映での最後の一本になります。さらに言う>>続きを読む
7時間を越える上映時間という伝説的な映画『サタンタンゴ』の次に撮られたのが本作『ヴェルクマイスター・ハーモニー』なのだが、本作のランタイムは146分と長尺ではあるのだがまだ常識の範囲内である。しかしこ>>続きを読む
監督の逝去に伴い追悼特集ということで渋谷イメージフォーラムで開催中のイオセリアーニ追悼特集4本目。
俺が初めてイオセリアーニを観た特集上映が去年の5月くらいで、それから1年経たずに監督が亡くなって追悼>>続きを読む
早稲田松竹でのニコラ・フィリベール3本立て特集の3本目です。
3本目にして俺が観た順番ではラストの作品だが、この『ぼくの好きな先生』も非常に良い映画だった。『すべての些細な事柄』での感想文で書いたよう>>続きを読む
早稲田松竹でのニコラ・フィリベール3本立て特集の2本目です。
これは完全に勘違いしていた俺が悪いのだが、本作『動物、動物たち』は動物園のドキュメンタリー映画だと思っていたのだが蓋を開けてみたら博物館の>>続きを読む
早稲田松竹でのニコラ・フィリベール3本立て特集の1本目です。
昨年観た『アダマン号に乗って』が面白かったのでニコラ・フィリベールの名を覚えたのだが、同監督の過去作3本立てをやるというのでこれは観逃せな>>続きを読む
ちょっと驚いたのが、本作『オスカー・ピーターソン/オスカー・ピーターソン:ジャズ界の革命児』は公開初日か二日目くらいに観に行ったんだけど、なんと満席で観れなかったんですよね。びっくりじゃないですか? >>続きを読む
オゾンの映画を劇場で観るのは多分10年以上ぶりくらいになると思うのだが、いや面白かったな。これは素直に面白かったですよ。
フランソワ・オゾンといえば自身の性的嗜好も含めて同性愛者たちのようなマイノリテ>>続きを読む
監督の逝去に伴い追悼特集ということで渋谷イメージフォーラムで開催中のイオセリアーニ追悼特集3本目。
先に観た『鋳鉄』『ジョージアの古い歌』に続き3本立てのラストがこの『エウスカディ、1982年夏』だっ>>続きを読む
監督の逝去に伴い追悼特集ということで渋谷イメージフォーラムで開催中のイオセリアーニ追悼特集2本目。
『鋳鉄』から連続での2本目。本作も『ジョージアの古い歌』というタイトル通りの短編作品で、内容はジョー>>続きを読む
先日早稲田松竹での延長戦でさすがに終わりだろうと思っていたが、監督の逝去に伴いイオセリアーニ追悼特集ということで渋谷イメージフォーラムで観ることができました。
イオセリアーニ追悼特集1本目、と一応記録>>続きを読む
エミール・クストリッツァといえば近年プーチン支持者であることが明らかになって個人的にも「えー!? マジかよー!」となってしまった監督なのだが、それはそれとして本作『ドリー・ベルを覚えているかい?』は面>>続きを読む
20年以上前にスピルバーグ版をレンタルビデオで見た記憶はあるのだがザッとしたあらすじ以外は特に記憶にも残っていない感じで、それくらいのもんだから無論原作小説の方も未読という状態でこのリメイク版『カラー>>続きを読む
この『フィスト・オブ・ザ・コンドル』はタイトルを見た時点で(あ、観なきゃ…)となった作品でした。いやだって『フィスト・オブ・ザ・コンドル』だぜ? 観るだろそれは。あらすじを説明すると、インカ帝国の時代>>続きを読む
未体験ゾーンの映画たち2024の9本目です。
これは今のところ今年の未体験ゾーンの映画たちの中では一番つまんなかったのでつらつらと文句でも書こうかなと思ったんだけど、しかしよくよく考えてみれば未体験ゾ>>続きを読む
未体験ゾーンの映画たち2024の8本目です。
本作『真夜中の処刑ゲーム』は1983年の映画なのだが日本では劇場未公開でありながら日曜洋画劇場で一度だけテレビ放送されたことがあり、その際にかの淀川長治が>>続きを読む
未体験ゾーンの映画たち2024の7本目です。
この『スティーヴン・キング エイジ・オブ・パンデミック』はタイトルにもあるように過去にも何度か映画化されたスティーヴン・キングの初期短編『トウモロコシ畑の>>続きを読む
未体験ゾーンの映画たち2024の6本目です。
この『シャタード 美しき罠』は何というか、未体験ゾーンの映画と聞いて正にこういう感じ! と想像するような映画だったな。別にそんなに面白くはないんだけどそこ>>続きを読む
未体験ゾーンの映画たち2024の5本目です。
人によって違いはあれど、俺がB級映画と聞いて思い浮かべるものは大体この『エイリアン・コップ』に詰まっていたのではないだろうかという映画でした。だって『エイ>>続きを読む
未体験ゾーンの映画たち2024の4本目です。
この『犬人間』というタイトルの時点でただならぬ…というかぶっちゃけこれ以上ないというくらいのB級映画感を感じてしまうのは仕方のないところだと思うが、率直に>>続きを読む
何となくのあらすじと予告編を見た感じだと、なんか変な映画っぽいなー、そういうの好きだから面白そうだなー、と思っていたんだけど実際に観てみたら確かに変な映画で面白かったですね。変といえばタイトルからして>>続きを読む
未体験ゾーンの映画たち2024の3本目です。
日本ではフィリップ・ラショーといえば原作愛に溢れまくっていた『シティーハンター』の実写映画で一躍有名になった感があるが、まぁ俺もその口である。しかし『シテ>>続きを読む
未体験ゾーンの映画たち2024の2本目です。
いやー、これは良かったな。面白かったですよ。
だって始まって10秒で「あー、これダメだー、ダメなやつだこれー!」ってなるんだけど、その直後にロジャー・コー>>続きを読む
今年の未体験ゾーンの映画たち2024の1本目です。
未体験ゾーンの映画たちといえばテアトル系劇場の毎年恒例のイベントで、俺も楽しみにしているものなんだけど、そのイベントで上映される作品の傾向はというと>>続きを読む
なんか日本での公開前の時点で評論家連中からの評判が非常によくて、公開後もSNS上で(少なくとも俺の目には)絶賛意見が多く見られていて尚且つアカデミー賞にも多くのノミネートということで現在公開中の映画で>>続きを読む
例の騒動で干されていたのでかなり久しぶりな感じがするウディ・アレンだったが、前作『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』が2019年の映画(日本公開は2020年)だったので4年ぶりだと思えばそこまで久し振>>続きを読む
重くシリアスなドキュメンタリー映画を観る度に、面白いとかつまんないとかではなくて俺に言えるようなことなど何もないのだがとりあえず観た方がいいよ、ということを毎回のように書いていると思うのだが、本作『リ>>続きを読む
前作の『キャッシュトラック』はかなり渋めの出来上がりで軽めの群像劇が得意なガイ・リッチーも随分と大人な映画を撮るようになったもんだなぁ、と感慨にふけりながら観てしまったのだが、今作『オペレーション・フ>>続きを読む
先日感想文を書いた『ショーイング・アップ』と同じくA24特集で観ました。しかし凄いよね。何が凄いってタイトルですよ、タイトル。『オール・ダート・ロード・テイスト・オブ・ソルト』とか言われてもハッキリ言>>続きを読む
よかったですね、これは。個人的には早くも今年ベスト級の作品に出会ってしまったという感じ。今月も来月も話題作は目白押しだが、多分しばらくはこの『葬送のカーネーション』を越える作品は出てこないんじゃないか>>続きを読む
ケイズシネマでのインド大映画祭のアンコール上映? 的な再上映で観ることができました。この『ヴィクラムとヴェーダ』観たかったんだよな~。前のイベント上映では満席連発で観ることができなかったんですよね。な>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
待ちに待ったお正月映画の『エクスペンダブルズ ニューブラッド』でした。いやー、面白かったですよ! やっぱお正月映画はこういうのでないとね! 『神の道化師、フランチェスコ』も『NOCEBO/ノセボ』も面>>続きを読む
本当はやたらと好評なヴィム・ヴェンダースの『PERFECT DAYS』を観ようと思って劇場へ行ったのですが、まさかの完売満席で急遽予定が変わってしまい、本作『サンクスギビング』を観ることにしたのであり>>続きを読む
本作の監督であるロルカン・フィネガンは前作『ビバリウム』が独特な嫌な感じの不条理ミステリー・ホラーといった風情で結構好きだったんだけど、今作『NOCEBO/ノセボ』もまぁ大体は似たようなところかなとい>>続きを読む
2024年最初の映画がこの『神の道化師、フランチェスコ』で初映画というだけでなく元旦の鑑賞でもあったのだが、観る前は、ちょっとお正月映画にしては渋すぎるかな~、とか思ってたんだけど実際に観てみると意外>>続きを読む
本作は我がホームタウンの劇場である下高井戸シネマでの「Gucchi's Free School × DVD&動画配信でーた 現代未公開映画特集」でも最後の一本であり、俺の2023年最後の映画でありまし>>続きを読む