『ほんとにあった!呪いのビデオ』といえば20年以上前からTSUTAYAとかでよく見かけるホラーもののビデオシリーズで、本作はその劇場版ということなんだけど『劇場版 ほんとにあった!呪いのビデオ100』>>続きを読む
サメ映画2連発! ということで先日感想文を書いた『MEG ザ・モンスターズ2』とハシゴで観たんだけど、いやー! 面白かったですね。これは素直にいいサメ映画だったです。サメ映画としてストレートに面白いだ>>続きを読む
前作は劇場じゃなくて自宅で見た気がするのだがどんな内容だったか全く覚えていない。多分ステイサムがサメをしばいていただけだろう。他に何かあったんだったら教えてくれという、それくらいの感じで前作の記憶など>>続きを読む
本作の主人公であるシシイことエリーザベト・フォン・エスターライヒは今書いたようにエリーザベトと表記するのが発音的には正確な気がするのだが、日本語的にはエリザベートの方が馴染みやすいしおそらくそれを受け>>続きを読む
ジャンプで連載時にリアタイで読んで単行本も持ってる身としてはめちゃくちゃ面白くて最高の映像化だと思ったのだが、どうも興行としてはいまいち揮ってないらしい。まぁ登場人物がジジイとおっさんと悪魔のガキだけ>>続きを読む
名作との誉れ高いジョン・カサヴェテスの『ハズバンズ』初めて観たけどこれは確かに面白かったですね。いや結構な凄いものを観た気がする。
この映画、ストーリーそのものはいたってシンプルで、おっさんの仲良し4>>続きを読む
面白かったんだけどこの映画は思ってたのと違う! っていうのが2個もあって中々ビックリな映画でしたね。まぁその2個というのはちゃんと事前に下調べしていたら分かる程度のことだったんだけど…。
まず一つ目は>>続きを読む
比較対象がアレなのでにわかには信じてはもらえないかもしれないが、清水崇の最近の作品としては村シリーズや島シリーズの一本目である『忌怪島』と比べたら頭一つ抜けて怖かったし面白かったですよ。いやまぁそいつ>>続きを読む
高校生の頃の俺は根拠のない全能感に溢れていて、何にでもなれると思ってたしどんな分野の仕事に就いても大成功を収めるだろうと割と真面目に思っていたので、地方の高校を卒業したら当然のように東京に出るべきだと>>続きを読む
新宿のシネマカリテでやっている夏の映画祭、カリコレの七本目です。
タイトルだけは聞いたことがあったけど今回のカリコレが初見でした。いやしかし、誰がこの映画を4Kリマスター化しようと思ったのか知らないけ>>続きを読む
先日感想文を書いた『とらんぷ譚』に続いてハシゴで二本目のギトリです。端的に感想を言うと、つまらなくはなかったけど個人的には『とらんぷ譚』の方が好き、いや、まぁ面白いっちゃ面白いんだけど褒め称えるほどの>>続きを読む
初のサッシャ・ギトリだったんだけど、いや面白かったですよ。こういう感じかー! と驚いた部分が多かった『とらんぷ譚』でしたね。
しかしサッシャ・ギトリという人は今回初めて観たんだけど何となく名前を聞いた>>続きを読む
実を言うとこの『それでも私は生きていく』は全然観たいとも思っていなかった映画なんだけど予告編を見たときに画面にモネの『睡蓮』が映って、おそらくオランジェリー美術館のものかなと思ったのでオランジェリー美>>続きを読む
これは超面白かったな。
多分に日本向けの宣伝文句であろう、大友克洋の『童夢』に影響を受けた、というのは非常に分かるのだが正直『童夢』ほどの派手な破壊描写などは無い。ただロケーションとしての団地、正邪ど>>続きを読む
多分俺が今までに一番足を運んだ美術館は本作のメインである国立西洋美術館なので、そりゃまぁ面白い映画でしたよ。ドキュメンタリー映画として図抜けて面白いということはないんだけど身近で興味深いモチーフとNH>>続きを読む
新宿のシネマカリテでやっている夏の映画祭、カリコレの六本目です。
スコア的には同点の作品がいくつかあるが個人的には本作が今のところ今年のカリコレで一番面白かったかなと思いますね。低予算だけど面白い題材>>続きを読む
本作の予告編かなんかで「モンゴル映画の印象を塗り替える!」みたいな宣伝文句があったんだけど、そこまで印象がガラッと変わるほどにモンゴル映画観てねぇよ、と思ったのは俺だけではあるまい。まぁ中央アジア辺り>>続きを読む
ダニエル・シュミットといえば昔読んだ蓮實重彦の本で度々その名を目にした記憶があるのだが、実は作品自体はこの『書かれた顔』が初めてであった。なんとなくヨーロッパの凄い監督で格調高い作品を撮っているんだろ>>続きを読む
一年半か二年くらい前に渋谷のユーロ・スペースで中央アジア映画特集とかいうのをやっていて、そこでもフドイナザーロフ監督の作品は上映されていたんだけど、そのときは時間が合わずに観ることができなくて今回が初>>続きを読む
いやこれはすごいもんを観たな。本作は1972年のスロバキアのドキュメンタリー映画で、なんでも16年の長きにわたって国外輸出禁止になっていた作品らしい。なんで国外輸出禁止になっていたのかは知らん。知らん>>続きを読む
世の中のB級映画好きなポンコツ映画ファン共が今年の夏に『プー あくまのくまさん』と並んで注目していたのがこの『マッド・ハイジ』であろう。『くまのプーさん』の著作権が切れたのをいいことにあろうことかプー>>続きを読む
新宿のシネマカリテでやっている夏の映画祭、カリコレの五本目です。
タイトルが『クリスマス・ブラッディ・クリスマス』という分かりやすいもので、いやもうほんとそのまんまな内容の映画なので特にそんな何か言う>>続きを読む
ことごとく見逃してきたアケルマン特集ですが本作『一晩中』がひとまず今やっているイベントの中では最後の作品になると思う。どこかのミニシアターで延長戦でもやってくれたらまた観に行くかもしれないけど、とりあ>>続きを読む
新宿のシネマカリテでやっている夏の映画祭、カリコレの四本目です。
先日同じカリコレで感想文を書いた『オールド・マン』には主役としてスティーヴン・ラングが出演していたがスティーヴン・ラングといえば『ドン>>続きを読む
新宿のシネマカリテでやっている夏の映画祭、カリコレの三本目です。
『江南ゾンビ』というタイトルからも分かるようにゾンビものですね。それもゾンビものとしてもかなりよくある、ありきたり、ベタなゾンビもので>>続きを読む
新宿のシネマカリテでやっている夏の映画祭、カリコレの二本目です。
いやー『ブルドーザー少女』というタイトルだからなんとなくバカ映画っぽいものを想像してたんだけど、真逆な感じでドが付くほどにシリアスな映>>続きを読む
新宿のシネマカリテでやっている夏の映画祭、カリコレの一本目です。
カリコレってのは未体験ゾーンの映画たちとかシッチェス映画祭みたいにあんまり一般公開されないようなマニアックな作品を観られるイベントなの>>続きを読む
とりあえず先に結論を書いておくと面白かったです。面白かったし、好き嫌いで言っても好きな映画。まぁ宮崎駿(宮﨑表記にしようか迷ったが基本的に崎でいきます)作品でつまんなくて嫌いな作品というのは今までなか>>続きを読む
ついに観ましたよ『ジャンヌ・ディエルマン、ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』を。いやー、英国映画協会ことBFIが2022年に発表した史上最高の映画100本の中で堂々1位に選ばれた『ジャン>>続きを読む
年に数回やっちゃうんだが、しょっちゅう映画を観ながら寝ている俺でも、流石にそれは酷いだろ…と思ってしまうことがあってそれが何かというと映画館の席に座った瞬間、まだ予告編すら流れていないときに爆睡してし>>続きを読む
ちょっと前に『ジャンヌ・ディエルマン、ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』が英国映画協会が10年ごとに発表している「史上最高の映画100(2022年)」において第1位を獲ったことで一躍再評>>続きを読む
インディ・ジョーンズシリーズはガキの頃にテレビで見てたし普通に好きな映画シリーズではあるんだけど、個人的にはなんというか特別な思い入れとかはない作品でもある。何でかは分からんがターミネーターとかバック>>続きを読む
タイトルだけだと『世界の車窓から』を彷彿するような『世界の終わりから』なのだが『世界の車窓から』のような牧歌的な作品ではなかった。いや、これは凄い映画だったな。なんだろうな、これ。凄い面白でも凄いつま>>続きを読む
ルイジ・ピランデッロという実在のノーベル文学賞を受賞した作家の死後の顛末をこれまた巨匠監督とされるパオロ・タヴィアーニが映画化、というとものすごい格調高い名作映画という感じがするし、実際に映画を観た感>>続きを読む
正直もうスルーでいいだろ…と思ってたんだけど前3部作とでも言うべき『犬鳴村』『樹海村』『牛首村』の村シリーズは全て劇場で観るというテレビゲームなら何らかのトロフィーが解除されそうな完全制覇をしていたの>>続きを読む
新宿のケイズシネマでやってるインド大映画祭での4本目。
本作『ガルギ 正義の女神』でインド大映画祭はおしまいになったのだが、いや良い映画でしたよ。良い映画だったのは間違いない。それはそうなんだけど、ち>>続きを読む